アップルとグーグルとマイクロソフトから見る「自分の生き方」に関する考察

ある意味今の時代を象徴している三社を考察して、そこから「自分の生き方」というものを少し言葉にしてみました。
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かちゅーしゃ @188777

思いついたので、ちょっとした考察を。

2013-02-04 23:15:22
かちゅーしゃ @188777

アップルと、グーグル、マイクロソフトについて。

2013-02-04 23:15:37
かちゅーしゃ @188777

世間では、成功を収めていると認識されている各社。これらの特徴を僕なりに考えてみた。まずは、アップル

2013-02-04 23:17:04
かちゅーしゃ @188777

アップルは、色々な所で話されている通り、「スティーブ・ジョブズの独裁」の構造が前提とされている。彼がプロダクトデザインから広告から全ての事の意思決定をしているのは有名な話。彼の成功要因は様々な所で語られているので割愛する。

2013-02-04 23:21:05
かちゅーしゃ @188777

ここで肝となるのは「世界にとっての新しいインフラとなるプロダクトを作った」ことである。これは、色々なところで「イノベーション」と呼ばれているが、イノベーションの規模が大きすぎて、もはや「レボリューション(革命)」となっていると僕は思う。ライフスタイル自体が新しく創造されたのだ。

2013-02-04 23:24:16
かちゅーしゃ @188777

レボリューションを起こしただけあって、一時期としては世界で時価総額が一番というポジションにまでなった。当たり前といえば、当たり前である。それくらいのインパクトが、iPhoneにはあった。

2013-02-04 23:25:30
かちゅーしゃ @188777

それでは、グーグルはどうか。グーグルも、「ライフスタイルを変える」という事に一役買っている。だがそれはレボリューションではない。グーグルのプロダクトは、一つ一つはシンプルであるが、その各々は相互的な関連性を前提としていない。

2013-02-04 23:27:09
かちゅーしゃ @188777

なんというか、「小さなイノベーション」を起こしているイメージである。最初は日常における小さなもの通しの架け橋を作るイメージ。グーグルのプロダクト同士の架け橋を作ることはイメージされていないと思われる。それはそれとして意味があると思う。

2013-02-04 23:28:50
かちゅーしゃ @188777

そして、グーグルの肝は「とにかく数が多い」ということである。小さなイノベーションを限りなく大量に生み出している。そのプロセスにおいて、プロダクト同士が相互作用を及ぼした場合に少し大きなイノベーションとなる。これはある意味数がなせる技である。

2013-02-04 23:30:22
かちゅーしゃ @188777

なので、グーグルはたくさんサービスをローンチして、世の中のニーズに合わないことを確認したら、すぐやめてしまう。そんなことに時間を割くくらいなら、新しいものを生み出したほうが有意義と彼らは考えているからである。こうして無数の小さなイノベーションが生み出されていく。

2013-02-04 23:31:59
かちゅーしゃ @188777

そしてマイクロソフト。彼らのプロダクトは、「基本的にイノベーションを生み出さない」ということである。例えるなら、発明家でもなく、芸術家でもなく、優秀な技術者というイメージ。イノベーションからは少し遠い。

2013-02-04 23:33:58
かちゅーしゃ @188777

どちらかと言うと、マイクロソフトが新しく生み出すプロダクトは、「合理的」であり、「線形的」である。Office製品は利便性をある意味究極まで追求して改良を重ねられている。それは、企業向けの製品群も同様である。

2013-02-04 23:35:54
かちゅーしゃ @188777

企業向け製品はコラボレーションをキーワードにセールスされているが、それはまだまだ企業が全体最適されていないからである。つまり「無駄が多いのでそれを削っていこう」というアプローチ。それはそれで必要なことである。そして、「無駄が削れる具合」が他社製品より大きいから、シェアも大きい。

2013-02-04 23:38:15
かちゅーしゃ @188777

この三社を僕なりの言葉で一言で表すと、アップル「天才の独裁」、グーグル「ちょっと変わった人たちのコミュニティ」、マイクロソフト「優等生の集団」というイメージである。これからの時代という意味で、生き残っていく会社はどの会社だろうか。可能性としては、グーグルが一番高いと個人的に思う。

2013-02-04 23:41:44
かちゅーしゃ @188777

が、時代にマッチすれば、アップルが一番になることもありえるし、マイクロソフトが一番になることもありえる。あくまで「これからの時代」(例えば10年先とか)という話では、感覚的に「グーグルかな」という程度の話。

2013-02-04 23:42:59
かちゅーしゃ @188777

これはある意味自分がこれからどのように生きていこうかと考えるときや、どのような会社が自分に向いているのだろうかなんていうことを考えるにあたって、なかなかよい指標になるのではないかと思う。

2013-02-04 23:44:07
かちゅーしゃ @188777

「合理的」なんていう言葉がしっくり来るのであれば、マイクロソフトがいいような気がするし、「レボリューション」を起こしたい(正確には関わりたい)と思うのであれば、アップルがいいのかもしれない。そして、「自分でイノベーションを体験したい」のであれば、グーグルが最適ではなかろうか。

2013-02-04 23:46:10
かちゅーしゃ @188777

こんなふうに考えてみると、「どこに勤めるか」ということは、自分が「どのように生きたいか」ということを表しているということに気がつくと思う。自覚があるにせよないにせよ、そういうことである。これから新しく働いたり、仕事を変える際には、こんなことを考えながら仕事を選ぶと良いと思う。

2013-02-04 23:50:14