カクシゴト

nico★三年鰯組(ω)担任 @sj_time0404

26【カクシゴト】身体に違和感を覚え目を覚ます「何してるの？」着ていたシャツははだけ彼の指が胸元をなぞっていた『これ、何？』そこには消えかけていた痕「ソンミナには関係ない」咄嗟に手を払いのけ起き上がる「帰り遅いね」話を逸すつもりで言ったけどもう夜中の3時過ぎ... #SJで妄想

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27【カクシゴト】『帰らないよ』肩を掴まれジッと見つめられる『今日から海外でしばらくいないよ。残念？会いたかった？』何だかお互い苛立ってる「違う」目を逸す『もしかして...』視線が胸元の痕に向けられる「帰る」この空気に耐えきれない『どうして？』悲しい目で見ないで。 #SJで妄想

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28【カクシゴト】『ねぇ、なんでなの？』ベッドから離れようとする私の腰をグッと引き寄せる「どこで誰と何しようがソンミナは興味ないでしょ」きっと全てバレてしまってる。でも付き合ってる訳じゃない。それに...『わかんないけど嫌なの』涙ぐむ彼に妙に苛立った。 #SJで妄想

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29【カクシゴト】「それは相手があの子だから？」自分から核心をついてしまった。彼が好きなのは私じゃない...『そうだよ！なんでキュヒョナなの？なんで気安く触らせたの、なんで？』興奮気味に声を荒げた『その痕..嫌だ』熱っぽい目で見つめてくる彼の気持ちがわからない。 #SJで妄想

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30【カクシゴト】一つ分かってるのは互いに苛立ってる。私は彼の意図が見えずもどかしい「そんなに嫌なら...」見つめ合った視線を外さず彼を勢いよく押し倒した「この痕、ソンミナが消してよ」この関係が終わってしまうかもしれない...でも後悔はしたくない..覚悟を決めた。 #SJで妄想

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31【カクシゴト】嫌な沈黙が流れ自分のしてしまった事に後悔する「ごめん、忘れて」身体を離そうとすると頭を掴まれ重なる唇。上体を起こしながら何度も角度を変え激しくなる口づけ「やめ..」私の声は彼には届かず服を脱がされ消えかけていた痕がまた鮮やかな"印"になっていく。 #SJで妄想

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32【カクシゴト】『これでいいんでしょ？』表情を変えず淡々と重ねて"印"を付けていく。好きでもないのになんでこんな事...『どうして泣くの？』切なそうに見つめられ涙を拭い今度は優しく触れる唇「私のこと..」言葉が詰まって出てこない『いいから黙って』再び唇塞がれた。 #SJで妄想

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33【カクシゴト】それからは何も喋らず身体を重ね何度も求め合った。彼がどんな想いで私を抱いたのかはわからない。でも強引にはせず優しく触れてくれた。隣で眠るソンミナにキスを落としベッドの下に散らばった服を集める『帰らないで』抱きしめられた腕からは彼の不安が伝わった。 #SJで妄想

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34【カクシゴト】「大丈夫」今にも泣き出してしまいそうな彼の背中を摩り落ち着かせた『僕ね..』私の目を見つめ話し出した『ヌナのこと失いたくない』その言葉に胸が締め付けられた『ねぇキュヒョナのことが好き？』ソンミナが好き。でもなんて言えばいいのか答えが見つからない。 #SJで妄想

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35【カクシゴト】『ヌナとキュヒョナの香りが一緒なのはなぜ？』変わらず真っ直ぐに見つめる彼から逃げるように顔を逸らした『答えたくないならいいよ』俯く私を覗き込み再び視線が交わる『でも、 これだけは教えて...僕のこと好き？』小さく頷くとニコッと笑い抱きしめられた。 #SJで妄想

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36【カクシゴト】彼の本当の気持ちはわからない。それに、あの子への罪悪感もあった....それでも気持ちを伝えた後、ソンミナが優しく抱きしめてくれることに幸せを感じていた『このまま朝まで一緒に眠ろう。おやすみ、ヌナ...』触れるだけのキスをして2人で目を閉じた。 #SJで妄想

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37【カクシゴト】夜明け前の薄暗い部屋に響く"ガチャ"とドアの閉まる音。隣にはぐっすりと眠ってる彼。まさか？床に散らばった服を取り身なりを整えそっとベッドを抜け出した。廊下に出ると腕を掴まれ引き寄せられた［残酷な事しますね］いるはずのないキュヒョンが目の前にいた。 #SJで妄想

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38【カクシゴト】「なんで..？」海外だからしばらくは帰らないはずじゃ..［心配で帰って来たんです］抱きしめた腕に力がこもった［でも、手遅れでしたけど...］悲しげな目で見つめながら［ヌナ、身も心ももうミニヒョンの物なんですね］その言葉が私の心をキツく締め付けた。 #SJで妄想

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39【カクシゴト】［なんでヌナが泣くんです？］知らない間に涙が頬をつたう［もう、戻らないと..］これからまた海外に飛ぶらしい「いつ戻るの？」そんな事聞いてどうする？［来週です］額に触れるだけのキスをして背を向けるキュヒョンを抱きしめた「ごめん...」精一杯の言葉。 #SJで妄想

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40【カクシゴト】［謝るくらいなら..］振り向き深く口付けられる［俺のものになって下さいよ］肩を震わせ泣いている。知らなかった、こんなにも私の事を想ってくれていたなんて..『ヌナ？』ドアの向こうでソンミナの声［俺、行きます］名残惜しそうに体を離し宿舎を出て行った。 #SJで妄想

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41【カクシゴト】『誰かと話してた？』絶対に聞こえていたはずなのに知らないふりをするんだね..「なんでもないよ」そう言うと彼はそれ以上聞いてこなかった『ヌナ、今日も来てくれるよね？』帰り支度をする私に甘えるように後ろから抱きしめる「ごめん..」初めて誘いを断った。 #SJで妄想

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42【カクシゴト】一瞬、張り詰めた空気『僕のこと嫌いになった？』ズルい聞き方をするね..「今日は出張で泊まりだから」すぐバレるような嘘を付く『行かないで』首筋に顔を埋め整えた服はあっさり乱された「やだ、離して」振り向くと同時に抱き上げられベッドに放り投げられた。 #SJで妄想

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43【カクシゴト】「いやっ」抵抗する私に跨り肩を押さえ付けた『お願いだから..』見上げると涙を流している『僕を見捨てないで..』すがるような目で見つめ深く口付けされた『一人にしないで』力強く押さえ付けた腕は弱まり声を押し殺し泣く彼を放っておけずそっと抱きしめた。 #SJで妄想

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44【カクシゴト】「落ち着いた？」外はもう明るくなっていた『うん..ヌナごめんね』きっと、彼はいつも誰かの愛情を求めてる。それは私でありあの子。そして愛を失うことを恐れ夜一人ではいられないのだろう『もう少しだけこうしてて』寂しい気持ちを癒すように優しく包み込んだ。 #SJで妄想

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45【カクシゴト】『もう、大丈夫..』離れた彼の目には色がなかった「ソンミナっ」伸ばした手を払いのけられた『いらない..』こちらを見ず冷たい言葉『ヌナもキュヒョナも..』そんなの嘘だってわかってる。でも..『帰ってよ..』それ以上、彼には近づけなかった。。 #SJで妄想

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46【カクシゴト】〈ヌナ、朝ご飯食べる？〉ウクが笑顔で駆け寄ってきた「ありがとう、でも..」『リョウギ～僕お腹減っちゃったよ』ウクに抱きつきさっきまでとは別人な彼『それと、今日は一緒に寝よ』私の事なんか無視して。2人がキッチンに向かったのを確認して宿舎を後にした。 #SJで妄想

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47【カクシゴト】あれはきっと彼なりの思いやりであり優しさ。わざと突き放してくれたんだ..「大丈夫じゃないくせに」自然と涙が溢れ出す。いつも私じゃない誰かを見ていて振り向いてくれない、それでも必要としてくれた事が嬉しかった。ありがとう、好きだったよ..ソンミナ。 #SJで妄想

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48【カクシゴト】あれから私は仕事に没頭した。元々そんなに熱心ではなかったけれど気持ちを紛らわせるには手っ取り早かった。でも..心にはポッカリと穴が空いたまま..いくら忘れようと思っても頭から離れない。いつの間にかこんなにも私の中で大きな存在になっていたの...？ #SJで妄想

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49【カクシゴト】《いつもの場所で待ってる》初めて自分から連絡をした。もう帰国はしているはず。返事はない。あんな別れ方をしてまた会いたいなんて都合が良すぎる。そんな事はわかってる。いつからこんなにもズルい女になってしまったのか..もう一度だけ..あの子に会いたい。 #SJで妄想

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50【カクシゴト】朝から落ち着かない。何もかも手付かずなまま..来ないとわかっていても僅な期待を抱き足早に急いだ。もちろん、来ているわけはなくチェックインを済ませ部屋であの子を待つ。ソファーに座りいつもこんな気持ちで私の事を待っていたのかと思うと胸が締め付けられた。 #SJで妄想