アイアン・キングダムの国家

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今週からはアイアンキングダムの国家

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アイアン・キングダムの諸国 Nations of the Iron Kingdoms http://t.co/IEEV02su

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シグナー Cygnar

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シグナーはコーヴィス条約により出現した、西イモレン最強にしてもっとも裕福な国である。

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チューリア南部の肥沃な海岸を持つミッドランドを有する歴史あるカスピアの土地と、森林に覆われたモリダインの島国（モード（Morrdh）の血統の末裔である）とが一体化したことで、シグナーはその地位を手に入れたのだ。

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これらの地域の多様な人々が集まり、誇り高きシグナー人として力を結集させている。シグナーには鉄、金、薪、食料、宝石、石材といった、近代国家に必要な物資は事足りている。

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シグナーは多くの優れた頭脳を誇っている。彼らは錬金術やメカニカ（機械学）を新しい高みにまで発展させ、他国には及びもつかない最先端の技術をこの国にもたらしている。

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シグナーのウォージャックは独創的な武装を誇り、アイアン・キングダムで最良の士官学校で訓練を受けていたウォーキャスターに率いられる。

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コーヴィス条約が締結されて以来、シグナーはアイアン・キングダム本来の国境線を守っている。北西にはオード、北にはソーンウッドの森を挟んでケイドア、北東にはレイルが位置している。

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シグナー内戦（Cygnaran Civil War）以来、東端にはブラッドストーン・マーチが広がっている。 この宗教戦争の結果、メノス保護領が置かれることとなった。この宗教国家は神権政治を敷いており、時間の経過とともに独立性と敵愾心を増している。

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近年になって、シグナーの同盟国レイルに対し、ケイドアが侵略を行った。 シグナー軍はレイルを防衛するため勇敢に戦ったものの、ケイドアを撃退することはできず、この恐るべき国家によってレイルとソーンウッドは占領された。

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これらの土地に加えブラック・リバーの北部を失った結果、レイルは南部の同盟国と北部とに分割され、自由を取り戻す見込みのない小国へと成り下がった。

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シグナーは近年になって政変を経験した。“弟王（the Younger）”レト・リールソーンが、暴君であった“兄王（the Elder）”キング・ヴィンター４世を追放したのである。 退位させられた兄王は、その罪で裁かれるまえに脱出した。

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おおよそ１０年後、ヴィンターは奇妙な同盟軍を率いてブラッドストーン・マーチに姿を現した。同盟者は東イモレンに住む、スコーンと呼ばれる非人間種族であった。ヴィンターの帰還から、スコーンはシグナーにとって東国境の恒常的な脅威となった。603ARにもコーヴィス征服が試みられている。

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シグナーの王冠を戴くのは容易なことではない。レト王はいかなる王者よりも価値ある重責を負っているのだ。 同盟国レイルとソーンウッドの一部を失いはしたものの、シグナーは今もこの地方最強の大国である。

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シグナーには広大な鉱脈、高い工業力、無傷で残された強大な軍事的防衛力があり、国民は家族と祖国を守る決意を今まで以上に固めている。しかしレト王の擁護派と、恒常的な戦乱による物資の欠乏に不満を抱く一派による溝は深まる一方であり、王座に別の王を据えようという謀略が進んでいる。

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シグナー　おわり

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シグナーは「a modern nation」らしいので、深く考えず「近代国家」としましたが、間違いでもないと思います。

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近代であるシグナーにはスターバックスもあるし近代麻雀もある

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ケイドア Khador http://t.co/IEEV02su

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ケイドアの民が頑健で、短気であり、苦難に耐え、そして誇り高いことに疑いはない。人間が力と残酷さによって耐えてきたいにしえの日々をケイドア人は忘れておらず、現在に至るまで癇癪持ちなのも驚くにはあたらない。

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彼ら北方人は、蛮族であった馬王（horselords）がその広大な土地を放浪し、メノス司祭の援助を受けてカード帝国（Khardic Empire）を支配していた時代から続く、奥深く歴史のある慣習を守り続けている。

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この冷酷な北方人について理解するうえで、彼らは一年のうち五ヶ月を厳冬のうちに過ごすのだということを知っておくといいだろう。強風が木々をまっぷたつにし、突然の降雪によってわずか数秒で荷馬車が完全に埋もれてしまうのだ。

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かくも苛烈な土地では、苛烈な人間しか生き残れない。 ケイドアの軍隊はこの強さの化身である。巨大なウォージャックは唸りを上げ、その隣には鋼の心を持ち、斧と銃器で武装した男女が並ぶ。

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ここ一世紀ほどのあいだ、啓蒙君主によってケイドア軍は大幅に近代化された。 メカニックは単純で、無骨なデザインは不必要に複雑ではあるものの、ケイドアのエンジニアリングとメカニカはシグナーにだいぶ近づいた。