あなたの存在が居なくても、 あなたの存在を想えば、きっと私は生きていけるの。 あなたは淋しさの中で死んでしまうかしら。 ねぇ、きっと、私とあなたの成分は同じなの。 だから、あなたもきっと生きていけるわ。
2012-10-17 23:41:43僕と君の成分って物質的なことかな? それとも要素的なこと? 僕と君はどうしてこんなにも違ってしまったのだろう。 こんなにも一緒なのに、僕と君はあまりにも違う。 重なり合わない部分を僕らは知り過ぎている。 無理やりに当て嵌めたら、きっと僕らは壊れてしまう。 ねぇ、君が遠いよ。
2012-10-25 03:52:03僕は君の居ない世界を許容できない。 君が居ないと世界なんてないよ。 君だけが僕の世界になり得るんだ。 君と僕、重なり合わない部分を嘆く。そして、愛おしむ。 だって、イエル。 その部分こそが僕の輪郭だから。 決して離れない君だけが僕をかたちどる。 #ウレイエル
2012-10-25 03:56:51なんだか少し寒くなって来たね。 イエル、君は寒くないかい? もし寒いなら、僕が温めてあげる。 君の手を僕の吐息が温められるのだとしたら、 こんなに幸せなことってないね。 そのためだけに、僕の呼吸はあるんじゃないかな? ねぇ、君の手を温めさせてくれないかい? #ウレイエル
2012-11-07 03:02:59今日も少し寒いわね、ウレイ。 あなたの吐息が、私の手を温めてくれる。 ねぇ、あなたは……いいえ、 私たちは確かに生きているのね。 温かいって素敵なこと。 あなたは夏の闇は好きではないと言ったけれど、私もかもしれないわ。 温かさを教えるのが闇であるべきなのよ。 #ウレイエル
2012-11-10 22:35:43ねぇ、イエル。 僕ってなんだろう。君ってなんだろう。 僕と君、どうして違ってしまっているのだろう。 違っていて良いんだ。 だけど、時々不思議に思うんだよ。 ねぇ、僕と君はずっと一緒にいたのに。 どうして別たれてしまったんだろう。違ってしまったんだろう。 #ウレイエル
2012-11-17 04:14:15ウレイ、私とあなたが違うのは当たり前のことだわ。 一緒にいても、感じていることはきっと同じではない。 それは淋しくも、愛しいことだわ。 きっと、私たちは自分と全く同じ存在なんて、許容できないから。 『違う部分こそが輪郭となる』 言ったのはあなたよ、ウレイ。 #ウレイエル
2012-11-18 02:42:37輪郭を失くしてしまったら、 きっと私たちは脆く崩れ去るのでしょうね。 鏡合せの左右対称、それだけでもいいわ。 ぴたりと重なり合うなんて、恐ろしいことよ。 それでもあなたが時々それを求めていることを、私は知っている。
2012-11-18 02:53:06そうだね、イエル。 自分と全く同じ存在なんて恐ろしいものでしかないね。 まるで代用品みたいだ。僕が? それが? きっとわからなくなる。 僕が僕である必要がなくなると思わないかい? きっと僕は僕足らしめている何かがあるから、 こうして生きていられるんだろうね。 #ウレイエル
2012-11-19 02:55:57でも、イエル。 僕は君の代用品になりたい時があるよ。 君の考えていることを知りたい。 君の想っていることを知りたい。 君の望んでいることを知りたい。 君の知っていることを知りたい。 君の、知らないことを、忘れてしまいたい。
2012-11-19 03:00:23イエル、僕は君が愛しい。 けれどね、愛してる、なんて言えないんだ。 この感情を何と言えば良いんだろう。 大切にしたいのに、時々憎らしくなる。 傍にいて欲しいのに、時々鬱陶しくなる。 僕はよく知らないけど、 愛って柔らかくて暖かなものなんでしょう? きっと僕は君を愛していない。
2012-11-20 22:51:28イエル、静かだね。 静か過ぎて、君さえもいないみたいだ。 この闇の中に君は確かにいるはずなのに。 僕の声は、届いているかい? 口先だけでさえ、愛してる、と言えない 僕を見捨ててしまったのかな。 イエル、君の言葉が欲しいよ。 #ウレイエル
2012-11-28 20:51:17ウレイ、 あなたが私を愛していなくても、 あなたが私を愛していても構わないわ。 ただ、大切にしてくれていることを知っている。 愛って、なんなのかしら? ねぇ、もっと単純なことかもしれないわ。 柔らかく、暖かなものなんてたくさんある。 「イエル」 あなたが名前を呼ぶこともまた。
2012-11-30 06:05:06夜が、明ける。 それは希望であり、絶望でもあるのでしょうね。 ウレイ、いまのあなたにこの声は聞こえない。 眠り続けているのは、私なのかしら? あなたなのかしら? 静けさの中に、私たちは沈む。
2012-11-30 06:07:11今日も、静かな夜だ。 ねぇ、イエル。 君は知っているだろうけど、 僕は時計の針の音があまり好きじゃない。 でも、針の音のしない時計はもっと好きじゃない。 どうしてかわからない。 でも、時計は秒針を刻んでいるべきなんだ。 耳を塞ぐ。 末梢血の音と、針の音が揺れる。 #ウレイエル
2012-12-01 03:27:36ウレイ、静かな夜ね。 静かすぎて、なんだかあなたがいないみたいだわ。 いえ、いるのはわかってるの。 とくん、とくん、愛しい鼓動の音が聞こえるから。 あなたの声も、私には届いているわ。 でも、この声はあなたに届いていないかもしれない。 いつのものように、言葉を残しておかなきゃ。
2012-12-03 04:08:02ウレイ、いつか私たちは擦れ違うのかもしれないわね。 ずっと、ずっとこの場所でいられたら、どれだけいいでしょう。 あなたが望むように、私だって望んでいたわ。 けれど、私、知っているのよ。 私がそのことを否定する以前から、 あなたがそれを信じ切れていないこと。 #ウレイエル
2012-12-03 04:15:29