限定公開でまとめを作れば、相互フォローやフォロワー限定でまとめを共有できます!
49
榊一郎 @ichiro_sakaki
遅くなりました。 RT @somafs @ichiro_sakaki こんにちは。いつも唐突な質問で恐縮です。[脇役]の配置とはどの段階で固まるものなのでしょうか存外物語を動かす重要ファクターだなぁと思うのですが、「この役割とあの役割を、どうして二人の脇役に分けているの?」
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 脇役の配置について。勿論、これはそれぞれの作家によってやり方が違うので、確定的な事は言えません。また私でも単発一本と、シリーズである場合、そして、そのシリーズが長期か短期かで、変わってきます。
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs おっしゃる様に、脇役は物語を転がす為の重要なファクターですが、だからこそ「どう動かすか」によって配置の時期や場合も変わってきます。例えば、一巻完結の話である場合は、これは明白で、プロットを作っている段階で八割方決まるでしょう。ただ「八割」というのは、
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 実際に書いている際に、「ああ、こういうキャラ出てきた方が説明しやすいな」とか、「物語を派手にする(あるいは深みを持たせる)為に必要だな」とか書いている最中に思えば追加する事もあるからです。このマージン的な部分が「残りの二割」。
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs ここから更に考えると、シリーズがどれだけ続くか判らない場合、ジョーカー的というか、「どうとでも転がせる便利な脇役」を置く場合があります。私の作品でいえば「まかでみ」系の佐久間榮太郎、「エイフォニック」のオーガスト、がこの典型で、多少自由度は下がりますが、
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 「ストレイトジャケット」のジャック、「イコノクラスト」のレオン、等々。彼等は勿論、シリーズ当初の段階で置かれているキャラですが、明確な役割を当初は与えていません。ただ、「出てきても不自然ジャナイ」「世界観を広くみせる/説得力がある」という意味で、
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 主要な設定に絡んで出てきてはいますが、極論してしまえば、彼等の存在が無くても、話は最小限にすれば回っていきます。逆に、お話(ドラマ)を転がす上で、絶対に必要な脇役は、当初から「コレの為に出す」と決まっている訳で、先の「ストジャ」であれば、
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 「主人公が赦されるまでの物語」だとすると、最後に「私が貴方を赦す」と発言するカペルテータというキャラ(この子は最終的にヒロインな訳ですが、当初は、第一ヒロインかどうか、決めあぐねていましたから、脇役、でもあります)は、当初から役割が決まっていました。
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs というか、企画当初から「カペルテータが、プレッジレターをレイオットの胸に書く」のがドラマの最大の山場と考えていたので、脇役ではありませんが、プレッジレターという設定(主人公に帰ってきて欲しいと願う祈りの文言)は一巻の企画時に「設定としての役割」がありました。
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs こう考えていくと、「ドラマの骨子を構成する為に最低限必要は脇役キャラとその役割」は企画段階で決まりますが、シリーズの多い(そして売れ行きによって伸びたり縮んだりする)ラノベの場合、「その主人公や設定を使って、新たにドラマを作らねばならん」場合があって、
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs そういうキャラの場合、先に「ちりばめて」おいた、マージンのあるキャラ達の中から適当な者を拾って、役割を与える、という事もよくあります。これは私が受賞した時、授賞式の後の宴会の席で――某大先輩の女流作家さんに「長いドラマの伏線ってどうやって張るんですか?」
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs とお尋ねした際に、「あのね榊君。伏線は、張るのじゃなくて、見つけるものよ」と笑いながらおっしゃっていたのが印象に残っておりまして。要するに、自分の書いたものを読み返し、大量にちりばめられている情報から、「伏線として使えそうなものを拾い上げてきて」
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 「それをさも最初から設定してましたよ的な書き方で伏線として利用する」位の器用さが無いと駄目よ、というお話でした(勿論、本当に最初から張られている伏線もある。あくまでラノベのシリーズモノという伸びたり縮んだりする媒体で物語を書く場合ね)。
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 疑問を感じておられる「この役割とあの役割をどうして二人の脇役に分けているのか」も、まあ、その実物を見てみないと何とも言えない処はありますが、例えば「二人に分けておいた方が、色々融通が利く」という場合もありますし、逆に、その役割は、最初にちりばめておいた
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 「後で色々使えるかも」的な脇役達の中から、改めて物語の進行にしたがって配置した(役割を与えた)場合もあるでしょう。ちなみに念の為に申し上げておくと、作家志望者の人が新人賞に応募する小説を書く場合は、この「マージン」をあんまり広くとらない方が良いかと思います。
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs 新人賞に応募する作品は、続編が書けるかどうかはさておき、基本的に単巻完結の話を求められますし、枚数も限られてくるので、役割の無いキャラを何人もばらまいておく余裕は(余程に群像劇的な作風が得意なのでもない限り)無い筈です。
榊一郎 @ichiro_sakaki
@somafs まあ、こんな処でしょうか。正直、本当に「ケースバイケース」なので、あまり確定した事が言えないのでした。すんません。

コメント

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする