④「原子力規制委は稼働の条件に、航空機の墜落やテロ対策のさらなる強化を求めている。そこにプルトニウムがある以上、対策に限りはないようだし、核拡散の恐れはつきまとう。」
2014-08-02 04:07:46東京社説◆回らない核のサイクル(5) 電気代が支える再処理 tokyo-np.co.jp/article/column… PRセンター「見学者は施設の安全性を見せつけられるが、日本原燃という企業の実態は見えない。」「日本原燃株式会社は一九九二年の設立で、資本金四千億円、売上高二千九百億円。
2014-08-02 04:08:02①「八十五社が出資し大株主は東京電力、関西電力、中部電力など電力九社。原発から出るプルトニウムなどの核廃棄物を再処理するため、電力会社が共同で立ち上げた。 不思議なのは二兆円もかけて建設した本業の再処理工場が稼働していないのに、九十億円の経常利益が出ている点だ。
2014-08-02 04:08:21②「実は再処理の稼働を前提に、電力会社が巨額の資金を毎年「基本料金」としてつぎ込み、経営を支えている。その資金は消費者が電気料金で負担している。 政府系金融機関も融資しており、政府が推進してきた「国策民営」会社の姿がここにある。
2014-08-02 04:08:37③「エネルギー基本計画を発表すると、多くの関係者は「核燃料サイクル」をめぐる政府方針に変化の兆しを感じ取った。 経済性や核不拡散、安全性を重視すると、六ケ所村での「再処理」よりも、使用済み核燃料を容器に入れて安定した地層に埋める「直接処分」が有利-との見方が徐々に強まっている」
2014-08-02 04:08:52東京社説◆回らない核のサイクル(6) 村に吹け、新生の風よ tokyo-np.co.jp/article/column… 「七一年のニクソンショック、続く石油ショックが高度成長の流れを止めた。企業は来ない。代わりに持ち上がったのが、核燃料サイクル施設の建設だった。」
2014-08-02 22:58:31①「政府は半減期の短い、別の核物質に転換するための高速炉に改造するという。そうなれば、プルトニウムを取り出す再処理工場の役目は終わり、核のごみだけが残される。個々の施設はしばらく残る。 だが核燃料サイクルの輪は既に寸断されている。
2014-08-02 22:58:44②「強いヤマセが吹く青森県は、風力による発電能力が日本一、原発〇・三基分になる。 例えば、大間原発の電力を全国に送り出すために建設中の送電網(大間幹線)などを拡充し、再生可能エネルギーの一大拠点に再び生まれ変われないか。雇用の維持も可能だろう。
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