椎名委員 (CPRA):かつて私的録音録画小委員会があったが、今は存在しない。裁判も終了したので、法制小委等で今後の議論の中心に据えてほしい。
2013-02-18 11:20:10河村委員(主婦連):検討の場を作ってほしいという椎名委員の意見に賛成。かって利用者側の意見を言う場があったが、いまは公式の場が存在しない。利便性についての議論ができる場を望む。
2013-02-18 11:21:48河村委員:自分で録画した番組をタブレット等で見ることが、全てを同一メーカでそろえなければできないという無意味な状況を何とかする必要がある。グレーな手順を使えばできるのかもしれないが、それは一般人には使えないので何とかしてほしい。
2013-02-18 11:24:13久保田委員(ACCS):10月1日に施行された違法ダウンロードについて、附則がついていたが、実際にどのような周知努力が行われたかお聞きしたい。
2013-02-18 11:26:13久保田委員:著作権について、きちんと理解がされてなく、読む・聞くという行為には著作権が及ばないということも知らず、全てやってはいけないと何となく感じているようだ。
2013-02-18 11:28:28久保田委員:何となく全てダメなのだと思い込んで著作権を重く感じている人が多いようなので、初等教育・中等教育で積極的な教育を行ってほしい。
2013-02-18 11:30:17大寺委員:補償金に関して、補償金からは 2 割を上限として公共目的に使ってきた。文化庁は予算が少なく行きとどかない部分を補ってきた部分もあるので検討で考慮してほしい。
2013-02-18 11:32:51龍村委員 (弁護士):諸外国との法制度に関して、先進国ばかりでなく新興国も重視を。放送こそ国際調和が重要と思うので、新興国の法制を重視した検討を。
2013-02-18 11:34:17松田委員 (弁護士):議員立法が法律として悪いということはない。しかし、法律家が法制度全体の整合性を取るという視点が弱いので、それは問題だと思っている。
2013-02-18 11:38:06松田委員:法律家が議論した方が良い法制度ができるということを立証していくことが重要だが、議員立法と審議会立法でどちらが国民の支持を得られるかが重要。議員立法の方が素晴らしいという意見を聞くことが多いのが心配。
2013-02-18 11:40:34山本 (た) 委員 (弁護士):先ほど広崎委員から日本の著作権制度が諸外国と遅れているという指摘があったが、法制小委を経て、分科会を経て、審議会を経て議会を経てというルートをたどっていては概ね全国民が合意できる最小限の法律しかできなくなってしまう。
2013-02-18 11:44:05里中委員 (まんが家):隣接権に関して、思うところがあるので。全て契約で済むことで、諸外国にない隣接権を認める必要がないと考えていた。
2013-02-18 11:46:40里中委員:議員立法の話を聞いて蚊帳の外に置かれてしまうのではないかと危惧して勉強会に参加した。勉強会では「隣接権を求めるのではない」ということであったが、世間に報道されるのは隣接権という新しい権利を設けるものばかり。
2013-02-18 11:48:31里中委員:過去はアジア諸国は日本の著作権を参考に著作権制度を作っていこうとしていたが、今では日本の動きを無視して独自に著作権制度を作ろうとしている。
2013-02-18 11:51:29里中委員:信念をもって「変えない」という決断をしているのならば良いが、「どうしようどうしようと」迷っているだけならば問題と思う。もう少しスピード間を持って議論が行われないだろうか。
2013-02-18 11:52:41中山 副分科会長:議員立法は現在の憲法下で本スジではないということは言えない。しかしダウンロード違法化のようにロビイングに弱いという欠点がある。
2013-02-18 11:54:29中山副分科会長:隣接権に関してはシンポジウムを開く等、ダウンロード刑事罰化と比べれば慎重に行われているが、それでもロビイングに弱いと思う。
2013-02-18 11:55:31