為末大さん@daijapanの「【人権というもの】について　体罰のような外圧的モチベーション、外からあるべき性を要求される事、それと個のせめぎ合い。個の時代が訪れつつある。」

爲末大 Dai Tamesue　熟達論発売中 @daijapan

時代が変わったとよく言うのですけど、何が変わったのかがすごく大事な気がします。人権というものが話されはじめてまだ数十年です RT @dansrmz: この違和感は何だろうと思ってしたメモ1.「時代として違ってきている」「そういう世の中じゃない」追随し#athletesociety

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おはようございます。今日は【人権というもの】について

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１９４８年、世界人権宣言が出されて数十年、恐らく人権という感覚のものが芽生えてからまだ１００年ちょっとなのではないかと思うけれど、この人権意識というものの変化が僕にはとても興味深い。権利がそれぞれにあるという事の本質的な意味は何だろうか。

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昨日アスリートソサイエティで体罰問題を扱ったのだけれど、突き詰めれば人権の話に行き着く。例えばお互いがコミットしたとしても行為が許されていない売春や臓器売買。これもある意味で人権を害するという側面があると思う。自分の身体だからといって自由に扱ってはならない抵抗感がどこかにある

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ちょうど一昨日フラッとバーに立ち寄ったのだけど、杉山ふみのという性同一性障害の彼と話をしてた。見た目としては女子、自分としては男子。性は一体何に帰するのか。身体的なもの精神的なもの。わかりやすいカテゴライズからはみ出てもいいという所に人権の鍵があるようにも思う。

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体罰問題もLGBTも、時代が変わったなとよく称される。でもその時代とは何なんだろうか。私達は元々どこにいてどう変わりつつあり、どこに向かうのか。この個人の意識が究極に高まっていくと一体どんな世界が現れるのか。

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僕の妻が十数年前モンゴルに行った時には、土地の所有者のという概念が無かったらしい。タクシーも無く、誰かの車がきたらそれを止めてお金を払って乗せてもらうシステムだったそうだ。一体最初にこの土地は俺のものだと言い出したのは誰なのだろうか。

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【終わり】何か根本の部分で、自分の身体を誰が所有しているかという事の大きな転換期が来ている気がしている。体罰のような外圧的モチベーション、外からあるべき性を要求される事、それと個のせめぎ合い。個の時代が訪れつつある。

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自分のものである臓器を売ることが禁じられているのはなぜでしょうか RT @YatoYt: 自分の身体は、自分のものです。だから、赤ちゃん死なせる母親は、殺人事件で逮捕されるのと思います。m(_ _)m死んだ赤ちゃんは、裁判所で、起訴できませんからね。。(>o<)

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為末氏が学会で持論「体罰はドーピング」 http://t.co/zI96XAA9 via @nikkansportscom