【実況まとめ】東浩紀がゼロアカと語るヱヴァQ ~エヴァ語りが熱かったころ~
「大人」になるか否か問題というのは虚偽問題。内面的に社会との適合度の低いやつは、単に低いままでいつづける。外面的インターフェースが変わるだけ。大人像は単に「形成vs不在」ではなく不完全のままで放っておくしかない。 #genroncafe
2013-02-16 19:59:16東「(美少女ゲームの)毒が抜けてきたことは坂上くんの師匠である宇野常寛が求めてきたことじゃないか!」 坂上「そんなことはないしそれはどうでもいいんですよ!」 #genroncafe
2013-02-16 20:00:07東「おおかみこどものラストシーンはひきこもりの子どもがオンラインRPGの世界に行ってしまうようなもの。先生は何でも知ってるんだ! サーバーが落ちちゃうから俺が頑張らないと! …みたいな話」ww #genroncafe
2013-02-16 20:03:22東「おおかみこどもはファンタジー。山に行くことはひきこもりのメタファー。子どものことがつらいなぁ…と思っている親には「山に行くんだ!」と思い込むことができる。ひきこもり少年が山に行ってがんばっているように見えてくる。この解釈は細田さんにも話した」#genroncafe
2013-02-16 20:08:51東「おおかみこどものシングルマザーというと社会的に正しい。そこに養子、シェアハウス…とかを入れて面白いか…? 面白く無いでしょ。」坂上「デフレ小説が書きたいという美人女性作家の話を聞いた。死んだほうがいい。そんなものは古市さんで足りてる仕事。」#genroncafe
2013-02-16 20:16:33東「おおかみこどもはそれぞれの人の人生を引き出しているコンテンツ。エヴァQにはそれがない。宇野・濱野のAKBもそのラインか。β2の巻頭言にも書いたコンテンツの社会的無関連化の強みと弱み。だが、いまはその社会的無関連化機能自体に関心を失っている。」#genroncafe
2013-02-16 20:25:06東「アスカの生き方、ミサトの生き方なんてものは対峙されていない。キャラの差異がない。ただ外見が違うだけ。それは貧しいコンテンツでは。」#genroncafe
2013-02-16 20:27:22東「シンエヴァに望むのは夢オチ。サードインパクトも起こらず「これから食事会よ」といわれる。で、ぽかぽかしてく。シンジは昔のナディアを一気見してエヴァに乗り込み、LCLの中で夢を見た。だから戦艦が出てくるような悪夢を見ちゃった」#genroncafe
2013-02-16 20:31:57ヴンダーなんてあるわけないよあんなちょうテクノロジーw そもそも二次創作だけど、ナディアのNノーチラス号が出てきたわーい、以外に何があんの?エヴァはもともとナディアなんだから、設定に関わる何かがあるかなって思うじゃん。まさかヴンダーが飛んで終わりだとはw #genroncafe
2013-02-16 20:39:12東「90年代はおっぱい大きければいいというくだらない時代。ゼロ年代的にするなら誰かを貧乳にしないといけない。それができないままマリを投入した。論理的にアスカの胸は小さくなければならない」 #genroncafe
2013-02-16 20:44:37東「家族と擬似家族の対立に意味が無い。主体の意志の外側にあるもの・自分の意志によってどうにもならないことに束縛されていることをどう描くか。Airも擬似家族ではなく呪いの物語。血縁も強いツールになりうる。血縁や呪いは強い柱になるが、あくまで建物を建てる材料。」#genroncafe
2013-02-16 21:13:20家族とか擬似家族の対立じゃなくて、主体の意志の外側によって束縛されることが描かれてるのが重要。 家族もその一つ。単に物語製作者のツール、建物で言うと柱みたいなもの。構造を問題にする時に柱にこだわってどうすんの。生きるって自分の意志の外に束縛される事。 #genroncafe
2013-02-16 21:14:32東「ほんとに重要なことは人は他人に言わない。シェアハウスの人間にほんとに重要なことを相談するか。できない。親にも妻にも相談しないことを人は抱えていく。自分にしか抱えられない秘密について、「他人もそうなんだ」と共感するために虚構・文学はある。」#genroncafe
2013-02-16 21:18:03自分にしか抱えられない秘密とかに届くものが虚構。悩みや秘密をソーシャルに繋がってブレストして共有して解決しようとか薄っぺらい。重要な事は人に話せない、そこに届くものが思想とか哲学でありたい。若者は秘密を話しきれてしまうから対象とすることに興味がない。 #genroncafe
2013-02-16 21:21:04東「若いうちは自分のことを何でも話せるが、妻・子どもが出来、人間関係が増え、組織を作り、責任が増えると自分に関する秘密がどんどん増えていく。生きるとはそういうこと。そのような人たちに個別に届くことを信じることに虚構や文学の意味がある」#genroncafe
2013-02-16 21:21:43フィクションの可能性。本当に重要な秘密を保持している人に届かせようと試みること。(ネタを開けっ広げにぐるぐる回すコミュニケーションではない)。ツールや設定は材料で、それを通じて主体の意思によらないどうしようもない存在を受け入れる事。孤独な責任を生きさせる事 #genroncafe
2013-02-16 21:23:22