「恋とはどんなものかしら」、たまこがその問いを思いつきもしないくらい商店街の中で幸福な時間を過ごしていること、これまでの積み重ねでそれがはっきり分かるのが、たまこまーけっと最大のパワーな気がする。恋愛至上主義とも恋物語へのアンチテーゼとも違ったアプローチがなされている #たまこま
2013-03-22 23:24:21たまこまーけっとには様々な恋模様が描かれていて、たまこへの思慕もあるんだけど、ここまで観てきて、たまこ自身の物語は恋物語ではないように思われるのだった。
まだうまく言えない、でも、たまこを単なる鈍感だとか天然で片付けてしまうのは誤謬だとはっきり言える。
12話
たまこがメダルを持って笑うカットとおとーちゃんがお餅をこねるカットをだぶらせている。明々白々、たまこにとって何が大事か #たまこま
2013-03-30 19:35:48たまちゃんが動揺して混乱しているの、バトン落としまくることからも明らかなんだけど、観ているこっちとしては「ホントかよお前」ってツッコミたくなる部分はある。自分の回答はずっと変わらず持っているのに考えるポーズだけしているのでは、という空々しさはちょっと払拭できない #たまこま
2013-03-30 19:39:23それとは逆に、シャッターの下りた商店街を見て「どうしちゃったんだよみんな」とうろたえるたまこは本心からだな、ってはっきり分かる。その後うちに帰って「おかえり」を言われるシーンまでが、実のところたまこが自問自答を行った短い時間なんじゃないかと #たまこま
2013-03-30 19:42:25「よかった、いつものデラちゃんだ」これがたまこの誠実な答えなんだよね。今ある日常をたまこは愛する。たまこまーけっとというアニメの中で不可逆性をとことん描いてきたけれど、それでもたまこは今を愛する。 #たまこま
2013-03-30 19:44:56たまこの独白とデラちゃんが不細工な泣き顔しながら商店街ダッシュが交互に組まれてるの、感動させてやらねー!って制作側の意地の悪さすら感じるんだよ #たまこま
2013-03-30 19:46:59たまこは「失う」ことを人一倍辛く感じる女の子ではないか。だからこそ、喪失の穴を埋めてくれた商店街を尊いと感じているんじゃないか、シャッターが下りて普段とは違う商店街に不安になった時もいつもどおり「ただいま」を言ってくれた我が家に安心を覚えたんじゃないか、そう思うんです #たまこま
2013-03-30 19:52:14たまこの独白、「いつも」が多様されているのを見逃してはならない。変わっていく色々の中で変わらないものをたまこははっきりと見ていた #たまこま
2013-03-30 19:53:55おとーちゃんとケンカして家出とかさらっと言いますよね。最後の最後まで徹底してたまこの影の部分を意識しつつ焦点は当てずに来た #たまこま
2013-03-30 19:55:29妃の適性が一体なんなのかはともかく、デラが語ったたまこ像は好意的なもので、そういう女性だから妃失格ってのは傍目にも理屈になってない。「たまこはここにいるべきだ」って思いが、デラにそう言わせたんだなあ #たまこま
2013-03-30 19:58:35「外のことはよく分からないけどお断りします。わたしは餅屋の娘なので」この答えに反感を持つ人はもちろんいるだろうな。でもいいじゃんね。成長とか冒険とか、そういうビルドゥングスロマンはよその子に任せればいいよ #たまこま
2013-03-30 20:01:21「占わなくていい」ってのは王子様の優しいズルである。たまこがお妃候補だと言ったのはチョイのズルからなんだけど、実際に違うかどうかは占ってみるまで未知数なんだから、王子はちゃんとたまこの思いを汲んでくれたのだった #たまこま
2013-03-30 20:03:43個人的には、商店街の活気を見て「お祭りのようだね」とたまこと同じ感想を抱いた王子様は実のところ本当にたまこと結ばれる縁があったんじゃないかと思ってる。でもまあ、ひとまず終わってしまったことだ #たまこま
2013-03-30 20:05:30わたし、初見でチョイちゃんの乗ったトラックが出て行ったのを見送るたまこの上にデラが乗っかってるの気付かなかったんですよ。あんまりに見慣れた画だったので。 #たまこま
2013-03-30 20:08:12