立っても禅、座っても禅……「日常」から拾う小説の「ネタ」@榊一郎
- yukiminagawa
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逆に多少似てようが、元々に何かをネタ元に創作しようが、読者にお金を払っていただくだけの労力をかけている――少なくともそう見えるだけの作業を積んで、そういう作品に見せるだけの手間暇をかけている、ものならば、許されるというか、胸を張って「これは俺が書いた」と言えばいいのではないかと。
2010-08-30 20:36:34以前のネタでいえば、換骨奪胎して、要素変えて、とかそういう作業をきちんとこなしていれば、結局それは別物にならざるを得ない。逆にあまりにその辺の作業をせずに「そのまま」切り貼りしただけならば、その手抜き加減が透けて見えてそりゃ読者は怒りますよ。
2010-08-30 20:38:21@ichiro_sakaki 今時の小中学生の普通の会話口調のような実際には聞くチャンスの少ない口調について、本当らしく見せるネタはどこで拾ってらっしゃるのでしょうか?
2010-08-30 20:23:10@nyorirc あ、これはもう想像と、後はテレビのニュースとかに出てくる事例で補ってるだけで、サンプリングはしてません。迂闊に拾いに行くと、不審者扱いされますってw
2010-08-30 20:41:46@DARL_Japan 応募用の方ね。ちょっとお待ちを。少し分量さかざるを得ないので。
2010-08-30 20:42:15RT @ichiro_sakaki: 貴方がリラックスして読んで、ただ面白かったなぁと思った作品ですよ?読んだ作用が何処に出るか、意識的か無意識的かは、この際置いておいて、どんな本が手元の本棚に置かれているか、聞いてみたかったのです。
2010-08-30 20:32:02@kibatori2646 ああ、ソレは失礼。つっても本棚なあ。小説なら個人的に好きな作品になりますが、川崎康宏氏の一連の作品。この人の作品だけは、商売敵とか考えずに純然と読者として読めます。アメリカのドラマの脱力的なコメディのノリを文章で表現出来る稀少な作家さんかと。
2010-08-30 20:44:44他には、印象に残っている本として、ウォルフガング・ロッツの「スパイの為のハンドブック」――実際にモサドでスパイをしていた人の本で、こう、結構目から鱗的な部分があって面白かったですな。今でも手に入るのかな、しかし。
2010-08-30 20:46:10@3peta 終わらせる・・・・・ううむ。応募作レベルの話だと、一冊完結ですから、プロットを組んだ段階で終わる訳で。あれ? そういう意味じゃない?
2010-08-30 20:47:41@ichiro_sakaki リクエストです。教えていて、設定しているが単線的に終わる人が多いと思うのです。1冊では1つの大きなエピソードが解決されると思うのですが、そのことに終始して物語としてのふくらみがない。どのようにふくらませるのが効果的ですか? …概念的ですみません
2010-08-30 20:34:56@qvo_monogym んー。あくまで世界観、物語の膨らみ、という意味ではお話を複雑化させるのではなく、「現実感」「生活感」を漂わせる事だと思うのです。なので設定を活かす云々の話をする場合、ただ、設定するだけじゃなくて、そこから派生的なものを幾つかアイデアとして書き留めておく。
2010-08-30 20:51:04例えば、以前、考えていたネタで。「龍族(リザードマンに近い)」が居る世界で、龍族は基本的に爬虫類ですから、瞬間的な動きは可能でも、継続的な高速運動が苦手――と設定し、「故に思索に富んだ賢者の多い種族」と設定していました。
2010-08-30 20:52:47ここまでは普通の設定。これに血を通わせるというか、世界観を膨らませて生活感を出すとすれば、キャラクター達の会話の中で「龍族ぶるんじゃねえよ」という罵詈雑言を言わせる。この龍族の居る世界、思索に富んだ種族として認識されている世界で、しかし、当然龍族を嫌う人達も居るし、
2010-08-30 20:54:47賢者なんてなんぼのもんじゃい、と思う人も居るだろうし。だとしたら「龍族ぶる」=「小賢しい机上の空論ばかり口にしてろくに動きゃしねえくせに、他人を見下ろす」というスラングとして使われる場合があるだろうなあ、当然、と。
2010-08-30 20:55:59で、こういう台詞を言えば、何というか、文化や言葉が一人歩きしている感が出ますし、逆に、その言葉が龍族に対して偏見を助長している訳ですが(龍族は怠け者でのったりしか動けないとかなんとか)
2010-08-30 20:56:48クライマックスで、まるで蛇が獲物に食らいつく瞬間の様に、一瞬だけ素早い動きをしてみせる龍族の賢者が、パーティを救うシーンがあって。「はは。私達は鈍いんじゃない。時間の使い方が違うのだ、猿の子よ」と言うと、なんか味でるかなあ、みたいなw
2010-08-30 20:57:50十分に設定が膨らんでいれば、下記の様にそこから新たに伏線引く事も出来るかな、という。
2010-08-30 20:58:23@ichiro_sakaki 「パクリ・模倣・オマージュ」で批判されないひとつものを作るのは、その元作品からどれだけ換骨奪胎してるか、どれだけ自分の芸を入れていくかってことなんですねぇ。
2010-08-30 20:38:42@kanebekan ああ、まさしく。書き手が自分の味が出せていれば、それはもう「その人にしか描けない」ものなので、パクリではなくなるかと思います。まあその辺はかなり曖昧なのでだからこそ、悩んだり騒ぎになったりする訳なんですけどね。
2010-08-30 20:59:54あ。スパイの為のハンドブック、まだ絶版になってないのか! 確かにさすがハヤカワだ・・・・確か買ったの中学生の頃なんですがw
2010-08-30 21:00:42@ichiro_sakaki かなり初歩的な質問をします。 僕はよく、評価シートに「作者の都合でキャラクタを動かしている」と描かれてしまいます。 物語やキャラクタにリアリティを与えるために、どういったことを行っていますか?
2010-08-30 20:51:10@MasakiMasa むむ? すんません、そのキャラクタにリアリティ云々とかその辺は先日のツイートでやりましたもんで。一連レスの中でたまに見かけるアイコンの方が(w)まとめを作ってくださっているようなので、そっちを御参照いただければ。
2010-08-30 21:02:13