メディアフォーラム震災報道を考える 被災地の声を伝えるために

2013/2/24 東京、日本において tweeted by asahi_tokyo
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朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

長期連載「プロメテウスの罠」を担当する朝日新聞特別報道部・宮崎知己次長登壇。「あの日、福島で何が起こったのか。それを取材班はしつこく追いかけている。福島で、政府で。まだまだ伝えきれていない事実が次々出てくる。歴史に刻みたいと、毎日、連載を続けている」

2013-02-24 15:03:26
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

特別報道部宮崎次長「今、福島は16万人が避難生活を余儀なくされている。亡くなった後、お骨になっても故郷に戻れない方もいる」「お酒の量が増えて亡くなった方、仮設住宅でコミュニケーションが減り体調をくされた方。現状をつぶさに書いていくことを続けていこうと思っている」

2013-02-24 15:05:20
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

特別報道部・宮崎次長「震災から2年。まだまだ明らかになっていないことがある。あの時、本当のところ何があったのか。隠された事実がある。今頃になってなんだ、というお叱りの声も受けるが続けていきたい」「除染、補償、自宅への帰還。福島の問題は何一つかたずいていない。むしろ増えている」

2013-02-24 15:07:30
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

池上氏「震災後、という言い方をするが続いているということか」宮崎次長「現地の方たちは、とんでもないと。企画を立てる段階でも、現場は常に動いている。既成観念にとらわれず、今何が起きているかを常に見据えたい。今も苦しい生活を続けている方はたくさんいる。その苦しさがなお増している」

2013-02-24 15:11:09
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

特別報道部宮崎次長「今も苦しい生活を続けている、苦しさが増している方はたくさんいる。そういう方たちがいて、我々が何もしないということはありえない。(報道を)続けていく」

2013-02-24 15:12:25
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

「メディアフォーラム 震災報道を考える 被災地の声を伝えるために」は休憩中。後半は東京大学大学院情報学環教授の林香里さん、作家・批評家の東浩紀さんとテレビ朝日報道局ニュースセンターの中村直樹編集長、朝日新聞の杉浦信之ゼネラルエディター兼東京本社編成局長らのディスカッションです。

2013-02-24 15:19:15
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

g2のサイトでぼく(とゲンロン)が書いた福島第一原発観光地化計画の記事が公開されています。http://t.co/epxjIEcyFq

2013-02-24 15:25:48
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

「メディアフォーラム 震災報道を考える 被災地の声を伝えるために」後半のパネルディスカッション。東京大学大学院情報学環教授の林香里さん「震災報道について、メディア研究者としてどう考えてきたかを伝えたい」「行方不明2693人、避難者が32万1433人。そういう状態がまだ続いている」

2013-02-24 15:32:18
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

林香里さん「震災と報道。一言では語る尽くせないが、記者の悩んだ姿がある。研究者としてのインタビューでも実感している」「写真の問題。亡くなられた方のご遺体、津波、原発爆発の映像。映像の使い方に倫理的な問題が問われているが、一つの回答はなかなか見つからない」

2013-02-24 15:34:06
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

林香里さん「ニュースの選択の問題。東北でも沿岸、内陸で違う、東北と東京でも違う」「いつまで、どのくらい報道を続けるのか」「報道の帰結をどこまで想定するべきか。報道することによって、子供の人生への影響、復興につながるとしてそれはどのような復興なのか、など」。記者は悩み、考えている。

2013-02-24 15:37:31
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

林香里さん「現場の記者にとっての教訓はもちろんだが、メディアの幹部、メディア企業にとって(震災報道による)教訓は何だったのか」「被災者に寄り添う報道とは何か」

2013-02-24 15:40:34
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

林香里さん「朝日新聞、テレビ朝日は、全国メディアとして何か特殊な役割はあるのか、どう自覚しているのか、うかがいたい」

2013-02-24 15:41:50
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

壇上が死ぬほど寒い。。だれかスタッフがこれ読んでくれないものか。。

2013-02-24 15:42:18
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

池上氏「(林教授から)メディア企業は何を学んだか。重い問いかけがあった」朝日新聞・杉浦ゼネラルエディター「2011年の3・11までメディアは昭和のメディアだった。私たちが得た教訓は原発の報道、災害報道へのあり方もあるが、報道、ジャーナリズムへの姿勢全体だ」

2013-02-24 15:48:02
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

杉浦ゼネラルエディター「政府のメディアなのか、国民のメディアなのか。私たちは国民のためと思っていたが、そう思われていない面も。重く受け止めた」「被災地の声を届けるということは、3.11の被災地の声を届けると同時に、これから起こるであろう未来の被災地に届けるという面が強い」

2013-02-24 15:49:46
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

杉浦ゼネラルエディター「朝日新聞は、災害大国・迫る危機と題して、こういう災害の可能性があるという(紙面)を月に1回、やっている。いつでも(東日本大震災だけではなく)起こりうるという警鐘を鳴らしていくことが、全国メディアのひとつの役割」

2013-02-24 15:51:38
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

テレビ朝日・中村編集長「民放テレビ局は、NHKと違い、災害を速報などでしっかりという意識が低かったか。3・11以降、非常に変わった」「アナウンサーのひとこと、我々の原稿で、人が救えるかもしれない、ということを痛烈に自覚・認識した。日々、訓練も行うようになった」

2013-02-24 15:54:15
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

テレビ朝日・中村編集長「日々のニュースの中でどう(震災報道を)やっていくか。3.11を経験し、その場にいた人間は、絶対に伝えていくと、日々、使命としてもっていなくてはいけない」「キー局の報道は少なくなったといわれる。信じていただきたいのは、視聴率考えて出す人間はほとんどいない」

2013-02-24 15:57:28
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

テレビ朝日・中村編集長「西日本の人たちは『もうやめてくれ』というのもある。全国に発信する選択は日々悩む。全国にどうやって伝えていくかをキー局は考えている」

2013-02-24 15:58:44
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

作家・批評家の東浩紀さん。「当事者に寄り添う、という言葉がきょう何度か語られた。重要で、被災者の方がどんな気持ちでいて、復興がどう進んでいるかしらないといけない。ただ、当事者はだれか、というのも大事」

2013-02-24 16:00:39
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

東浩紀さん。「問題が難しくなってきて、福島のことが積極的に語られなくなっているように思う。福島の事故の記憶をどうひきつぐか重要だ。タブー視されてはいけない」

2013-02-24 16:02:34
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

東浩紀さん「3・11の後、チェルノブイリに行っている記者はいるが、こんなに傷が深い、と報じられることが多い。しかし、近くまでいけるようになっていることは報じられていない。日本では原発推進なのか、不謹慎だといわれてしまう空気もある」

2013-02-24 16:04:18
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

アプローチするための叩き台の計画を作っているという意味です。RT ‏@miyagoshi 「政治や行政への具体的アプローチは、そのあとの話」とのことだが、そこが最も重要なとこなので、福島県内の自治体に最初から関ってもらうべきでは QT @hazuma: 福島第一原発観光地化計画

2013-02-24 16:15:11
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

マジ? すごい寒いよ。。RT ‏@lisa_fuzzy 客席はあったかいのに(´Д` ) RT @hazuma 壇上が死ぬほど寒い。。だれかスタッフがこれ読んでくれないものか。。

2013-02-24 16:16:34
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

東浩紀さん「議論の雰囲気を作ることが大事。僕がやっている福島第一観光地化計画というのも、石を投げて、それによって議論ができるのであれば、それで半分ぐらい、僕のやっていることはよいのかなとも思う」

2013-02-24 16:22:51