インテルのCAD遍歴

とあるツイートから知ったiHDLというキーワード。 どうやら、インテルの内部HDLのこと。 Google君に聞いてみたら、とある論文を見つけたので、 読みながら、ツイートしました。 ツイート内容に間違えがあるかもしれないので、 続きを読む
3
Vengineer@ @Vengineer

iHDLから面白い論文見つけた。 今、読んでいるところ。

2013-02-27 10:03:06
Vengineer@ @Vengineer

Calma Applicon というCADが出てくるが知らない。1970年代だから?

2013-02-27 10:06:05
Vengineer@ @Vengineer

1970年代に、LOCIS。8086開発では、トランジスタレベルの回路図をLOCISのゲートモデルに変換していた。

2013-02-27 10:11:30
Vengineer@ @Vengineer

1978年、8087用に初めて、RTLモデルを開発。このプログラムは、FORTRANで記述されていた。

2013-02-27 10:13:19
Vengineer@ @Vengineer

80286では、最初から機能的なRTLモデルを。MainSailというAlgolライクな汎用言語で記述されていた。

2013-02-27 10:15:57
Vengineer@ @Vengineer

uSIMというシミュレータを開発し、iAPX 432を1981年にリリース。

2013-02-27 10:17:42
Vengineer@ @Vengineer

80286の頃は、RTLをマニュアルでゲート・トランジスタレベルに変換。スイッチレベルのMOSSIMというツールでシミュレーションしていた。

2013-02-27 10:19:13
Vengineer@ @Vengineer

PLA表現の論理圧縮に、LOGMINという内部ツールを使っていた。

2013-02-27 10:20:30
Vengineer@ @Vengineer

StaticTiming Analysisツールとして、CLCD(Coarse-Level Circuit Debugger)というものを開発した。

2013-02-27 10:22:51
Vengineer@ @Vengineer

80386開発時に、U.C.Berkeleyを訪問。 そのときのCorporate CADをリーディングしていたのは、以前CTOだったPat Gelsinger

2013-02-27 10:25:21
Vengineer@ @Vengineer

80386開発時に、制御回路部のmulti-levellogic sythesisと自動レイアウトを導入

2013-02-27 10:27:31
Vengineer@ @Vengineer

セルの配置には、simulated annealingを使った。 IBM 3081上で行った

2013-02-27 10:30:15
Vengineer@ @Vengineer

セル配置配線に、P3APRというツールを開発

2013-02-27 10:31:07
Vengineer@ @Vengineer

チップ全体の接続チェックにCVSというツールを使った。そのときの80386は275000トランジスタ(ゲートではない)

2013-02-27 10:33:03
Vengineer@ @Vengineer

80486はプルパイプラインデザイン。FPU、I/D各8KBのWrite Through Cache搭載。 80386の4倍のトランジスタ規模。 設計生産性をあげる必要有り。

2013-02-27 10:35:57
Vengineer@ @Vengineer

80486で行ったこと ・RTL to Layout Synthesis ・人手による回路図作成無し ・制御回路はマルチレベル論理合成 ・自動ゲートサイジングと最適化 ・寄生要素の概算も行う ・古チップレイアウト、フロアープランニングツールに利用 この時点でほぼ自動化になっている

2013-02-27 10:40:27
Vengineer@ @Vengineer

ここでまた、U.C.Berkeleyに。 80486の開発は、1986年開始。

2013-02-27 10:42:57
Vengineer@ @Vengineer

この頃、iHDLを。CADチームはイスラエル。 論理合成は、U.C.Berkeleyの内部表現を利用。iHDLは2005年まで使われた。その後は、Verilog HDL。 20年以上使われたのは、論理合成に適していたから

2013-02-27 10:47:20
Vengineer@ @Vengineer

MIS(Multi-levelLogic Interactive Synthesis System)を使って、iHDLをゲート。

2013-02-27 10:51:05
Vengineer@ @Vengineer

MIS(Multi-levelLogic Interactive Synthesis System)を使って、iHDLをゲート。

2013-02-27 10:51:05
Vengineer@ @Vengineer

この頃、制御回路のレイアウトは自動化。メモリとデータパスはマニュアル。80486開発時に、full-chip floorplanning and assembly tool ChPPRを開発。ChPPR階層化ツールは、2005頃までメインストリートのプロセッサ開発に利用

2013-02-27 10:55:07
Vengineer@ @Vengineer

この頃、制御回路のレイアウトは自動化。メモリとデータパスはマニュアル。80486開発時に、full-chip floorplanning and assembly tool ChPPRを開発。ChPPR階層化ツールは、2005頃までメインストリートのプロセッサ開発に利用

2013-02-27 10:55:07
Vengineer@ @Vengineer

Pentium開発では、回路とRTLの等価性チェックツール(combinational and sequential equivalence checking)、SALT、PEPPERを開発。

2013-02-27 11:01:31
Vengineer@ @Vengineer

Pentium開発では、回路とRTLの等価性チェックツール(combinational and sequential equivalence checking)、SALT、PEPPERを開発。

2013-02-27 11:01:31