「アートのレシピ」番外篇!! ~松蔭浩之は、西の高嶺格、東の会田誠と言ったが、~ <後編>

2013年2月23日(土)に、美学校にて開催された「アートのレシピ」番外編。会田誠展と高嶺格展についての議論が行われ、ユーストもされました。すでに前半の議論については、@qwertyu1357 さんが文字起こしされ、@yumhar がトゥギャっておりましたが、後半についても、@qwertyu1357さんが文字起こしされましたので、再び @yumhar がトゥギャラせていただきました。 後半はスペシャルゲストとして、『高嶺格のクールジャパン』展を企画した高橋瑞木学芸員と、フリーランスっキュレーターの遠藤水城さんが登場します。ゲスト登場に会場は浮き足立ち、緊張した空気に。その緊張が徐々にほぐれていくにつれて、議論は深まってゆく...そのあたり読みどころ・見どころです! [関連URL] 後半の動画は→ http://www.ustream.tv/recorded/29501028 続きを読む
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ひらま @qwertyu1357

これから先日の「アートのレシピ」番外篇!! 後半を見ながらつぶやきます。ツイートが急に増えることになるでしょう。前半のまとめ@yumharさん作→http://t.co/j1TsoptFxD

2013-02-28 00:24:32
ひらま @qwertyu1357

なお:前半は散々高嶺論について話したので、一端流れを変えて、タイトルにもあります「東の会田」についても議論していきたいと思います。 #レシピ番外

2013-02-28 00:43:02

高嶺展の「あきらめ」感、「最後は希望」?
—その先が見たかった

ひらま @qwertyu1357

なお:どうしましょう、会田さんの展示の感想から始めましょうか。何か言いたい人は? 宮嵜:とりあえず高嶺展について。あきらめてる感があった。しょぼいというか、泣く泣くそうしているというか。どれだけ作品に思いを込めようとも伝わらないとだめというか。違和感、何も無かった感が印象に残った

2013-02-28 00:44:53
ひらま @qwertyu1357

宮嵜:あきらめというか、やり方を変えるというか、クールジャパン、ダサというかコンビニのパッケージのような陳腐なデザインをあえてやったというか。さっきのなおちゃんのリスペクトっていうのはなんやろ、、 #レシピ番外

2013-02-28 00:46:11
ひらま @qwertyu1357

宮嵜:あきらめというのは、写真をとっちゃだめだとかね、世間とのズレというかなんやろ、感じていただろうし、でもそういうことではないのかもしれんというか、逆に開き直るというか、印象に残らなかったことが印象に残るというか、高嶺さんがそういう展示をしたということ #レシピ番外

2013-02-28 00:47:04
ひらま @qwertyu1357

宮嵜:ひねくれているというかね、会田さんもひねくれていると言われますが、そこに対しては正直な感じが印象としてあるかなとおもいます。 #レシピ番外

2013-02-28 00:47:33
ひらま @qwertyu1357

秋葉:あきらめっていったけど、本当にそう。ずっとそういう意識がある。おそらく美術が社会を変えるなんて思ってないと思う。 中島:では何故秋葉はアートをやるの? 秋葉:無駄な事が重要だから。 #レシピ番外

2013-02-28 00:48:30
ひらま @qwertyu1357

きゅんちょめ:チンポム先生に「アートが社会を変えるかどうかは重要ではなく、社会が変わってもアートが変わらない事の方が重要だ」という言葉があります。きゅんちょめがやっている事も絶望と遊んでいることといつも言っているのですが、変わる世界の変わらないリアルですね。 #レシピ番外

2013-02-28 00:50:14
ひらま @qwertyu1357

なお:ゲストも来ましたがとりあえずまとめます。作家を目指している人は表現が「これでいいのか」という意見。私とかは「今この展示がある意味」にぐっときている。宮嵜はさっき「あきらめ」と言った。 #レシピ番外

2013-02-28 00:51:42
ひらま @qwertyu1357

中島:日本に対する諦めも絶望もわかった。でもその先を見たかった。指し示す光の点というかね。あきらめといってももう二年経っている。 #レシピ番外

2013-02-28 00:52:23
ひらま @qwertyu1357

なお:水戸芸のブログでは「最後は希望」という風に書かれている。 中島:じゃあアイロニーではないという事? なお:わからない。 #レシピ番外

2013-02-28 00:53:34
ひらま @qwertyu1357

中島:僕は希望と取った。だとすると陳腐だなと思った。 なお:とりあえずこんな感じでしょうか。せっかくゲストの方にも来て頂いたので御登壇お願いします。 #レシピ番外

2013-02-28 00:57:02

スペシャルゲスト登場!!

ひらま @qwertyu1357

遠藤水城と申します。フリーでキュレーターをしています。高嶺さんと仕事した事は一回しかなくて、イタリアのベルガモという街の美術館の展覧会に参加してもらった事があります。 #レシピ番外

2013-02-28 00:59:36
ひらま @qwertyu1357

水戸芸術館現代美術センターで学芸員をしている高橋瑞木です。高嶺展の企画をしました。今日はこちらにいる遠藤さんに誘われて来ました。すいません突然。 #レシピ番外

2013-02-28 01:00:47

高嶺格展を観るのに知っていた方が良い、いくつかの事項
—京都、パフォーミングアーツ、etc.

ひらま @qwertyu1357

高橋:私は作った側の人間だから、私が何か言うと、絶対的な意見になってしまう。それはどうかなと思うので言いたくないなと思います。 遠藤:最後のまとめを聞きました。鑑賞にあたって、いくつか付加した方が良い気がして、一つは京都カルチャーみたいなもの。 #レシピ番外

2013-02-28 01:02:45
ひらま @qwertyu1357

遠藤:高嶺さんはダムタイプ出身で、当時の90年代の京都がいかなる地場を形成して、いかように高嶺さんが成り立ったかという事。知らなくても鑑賞はできるが、それは感覚の違いかもしれない。もう一つはパフォーミングアーツという概念。今でもパフォーマンスの公演をやっている。 #レシピ番外

2013-02-28 01:05:04
ひらま @qwertyu1357

遠藤:そこをどう考えるか。一人の絵描き的なアーティスト、一人の天才的な何かを予示するアーティスト像とは違う要素をどう考えるかが問題かな。先程の最後の二分しか聞いていないのですいません。 #レシピ番外

2013-02-28 01:06:27

「如何ともし難い他人がいる」—高嶺作品の面白さ

ひらま @qwertyu1357

遠藤:個人的な感想は、高嶺さんは演劇公演もずっとしている。高嶺作品の面白い要素は如何ともし難い他人がいる。木村さんという如何ともし難い人とか、「ゴッド・ブレス・アメリカ」というのは如何ともし難い粘土の大きさ。 #レシピ番外

2013-02-28 01:09:02
ひらま @qwertyu1357

遠藤:仙台メディアテークという所でやったのは目が見えない人が居たりして、如何ともし難い他人を呼び込む高嶺さんのポテンシャルは凄い。それが展覧会とか1アーティストの枠内に収まるかどうかのスリリングさも導入されていて、それはパフォーミングアートで培った何か。 #レシピ番外

2013-02-28 01:10:46
ひらま @qwertyu1357

遠藤:ちなみに横浜では最後のフェラチオの映像作品はあの場で作ったであろうと想定されるものです。名前のある他者というか、今までの高嶺さんはアクティブというか、如何ともし難さが出ていた。コントロールしづらいから映像で納めるしかないといか、もうドキュメントしかないとか。 #レシピ番外

2013-02-28 01:13:11
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