ダークエルフの女法務官（姫騎士＆オーク大喜利からの派生）

現場猫教授 @Dr_crowfake

ダークエルフの女法務官、法定弁護人として現れた男ダークエルフを見てすごく嫌な顔をする。「どうしたんすか姐さん」「あれは……私の昔の恋人だ」「ええっ!?　姐さんにも艶っぽい話とかあったんですか!?」「む、昔の話だ！　それに奴は理屈っぽくてうるさくて」「姐さんがそれをいいますか」

きりまん次ゃ郎 @KilimanJiro

@ninomae_fumi いったんよりを戻しかけるも、裁判の場で男ダークエルフが女ダークエルフの過去を暴露し「あなたは私的な感情でこの裁判に挑んでいるのではないですか！」と糾弾したので、関係が悪化すると想像する洋ドラ脳。

現場猫教授 @Dr_crowfake

@KilimanJiro 「し、私的な感情を厳粛な法廷の場に持ち込むなどありえません！　むしろ貴方こそ、そういう議題を持ち込む段階で公私混同しているのではないですか！」と褐色の頬を赤らめながら抗弁するも「図星ですか？」とかいやらしく問われて恥かしみに縮こまるダークエルフ女法務官。

きりまん次ゃ郎 @KilimanJiro

ここはジャック・マッコイのような理想主義かつ現実主義のエルフの法務官が出て欲しいところ（相変わらず洋ドラ脳

現場猫教授 @Dr_crowfake

強引な調査と訴訟指揮で知られるやり手のエルフ法務官と一緒に仕事をすることになったダークエルフの女法務官。「君の訴訟指揮は、私には荒すぎるように見える。弁護側に付かれたらまずい。第一公正に反している」とか云われても「真実を追求するのは私もあなたも同じです」とか云われて黙然。

きりまん次ゃ郎 @KilimanJiro

@ninomae_fumi それこそジャック・マッコイですよ。時として女ダークエルフの過去を逆手にとり、女ダークエルフの心の傷を抉り塩を塗り込めながらも、正義を果たそうとするその信念こそ、いかにもエルフにふさわしい。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「公正な手続きを踏んでいない「真実」の追求……結果は同じだとしても、過程や「かたち」は異なる……」とか真剣に悩み始めるダークエルフの女法務官。それを尻目に強引な訴訟指揮を進めるエルフの法務官が行き詰まったところで、彼女の公正信念に基づく地道な捜査が実を結ぶ、辺りが落とし所？

現場猫教授 @Dr_crowfake

@syogyomujo_fool 「不法移民の問題はややこしいが、移民局の問題だろう」「とはいえ姐さん、軍政地域で軍が不法移民に働いた犯罪となるとややこしいわけで」「頭が痛いよ。だが、方針は変わらん」「「公正に」ですか」「そうだ」（こりゃ姐さん、酒量が増えそうだな……）

みいーくん・フランクランド @syogyomujo_fool

@ninomae_fumi これでドラゴンのような明らかに汎人類ではないが知的生命体である、みたいな種族が出てきたら、法務官の肝臓が心配になります。あとは汎人類連邦における多種族間協定に登録されてない種族とか。

現場猫教授 @Dr_crowfake

@syogyomujo_fool 「協定外種族？」「そうです姐さん。あいつらホブゴブリンは汎人類連邦の種族間協定に調印してませんから」「協定外の兵隊の扱いなんて、どうしろっていうんだ……」「杓子定規じゃ行きませんね」「法の条文ではなく理念解釈で攻める。それしかない」「はぁ」

現場猫教授 @Dr_crowfake

@syogyomujo_fool 「ドラゴンの件だが……種族間協定をそもそも結べる相手じゃない。だけど、知的種族として尊重しなければいけない」「そもそもこっちが攻めると死ねますしね」「余計な摩擦は避けたい。彼らの領域を侵犯したのはこっちだ。下手に出るしかあるまい」

現場猫教授 @Dr_crowfake

ダークエルフの女法務官、普段はワインと葉巻をたしなむ程度なのだが、仕事が厭な方向に行き詰まると猛烈な勢いで火酒と紙巻をふかし始め周りが辟易する。

みいーくん・フランクランド @syogyomujo_fool

@ninomae_fumi 種族によって生態まで異なるという点は、問題をより複雑にしますね。ドラゴンがこちらの領域を犯した場合や吸血鬼のような他者から栄養を得なければならない種族とか。

現場猫教授 @Dr_crowfake

@syogyomujo_fool 「ドラゴンは居住区を犯さなければ共存可能だが、ヴァンパイアは伝染するから厄介だ」「でもヴァンプどもも自制してると聞きましたが」「だがヴァンパイアの社会構造自体が問題だ。吸血者と被吸血者の不平等な関係は、我々の公正性とは相容れない」「うーん……」

現場猫教授 @Dr_crowfake

@syogyomujo_fool 「吸血権」を認めることは可能だ。だが彼らが自身の不平等な主従関係を社会内部に広げようとする動きには十分注意を払わざるをえないというのが、政府と大審院の見解なんだが……戦場ではそれが徹底しなくてね」「まさか」「グールを兵隊にしてる吸血鬼がいる」

みいーくん・フランクランド @syogyomujo_fool

@ninomae_fumi やはり病気として処理されるのでしょうか。吸血病として。吸血鬼を頂点とした組織があれば、カルトと判断したり。

現場猫教授 @Dr_crowfake

@syogyomujo_fool 吸血鬼とかアンデッドの扱いは結構難しいんですよね。生と死の間を超えてまで知的種族を受け入れるのかといわれると。おそらく、自制的な吸血鬼とは共存できますが、支配を拡大したがる吸血鬼は個人の自由と尊厳の見地から排除、グールやゾンビは却下で。

現場猫教授 @Dr_crowfake

@kanou1 紛争調停官みたいな話は組めますね。軍法務部とは別個に各自治体とか連邦政府の民族問題担当部局とかでやってそうな。んで、そこでおっつかなくなって軍の治安出動が要求され、そこでまた事件が起こり、ダークエルフの女法務官が頭を抱える展開とか。「内戦寸前じゃないの……」とか。

みいーくん・フランクランド @syogyomujo_fool

@ninomae_fumi グールやゾンビは死体を利用した兵器、モノと考えると。エルフの習慣を考えると国家に属することを嫌いそうですが、やはり法律には従ってもらうんでしょうね。ハーピーや人魚も居るとしたら、領海領空がよりシビアになりそうですね。

kanou @kanou1

@ninomae_fumi きっかけは些細なことなのに煽る連中と、表面化する戦後感情をどう裁くかで、ダークエルフの肝臓が引き裂かれるんですね。「彼らは貴方の更迭を要求しています、はい、その人間だけでなくドワーフからも、です。ええ、その、貴方が人間の味方をしていると」みたいなかんじ

現場猫教授 @Dr_crowfake

@kanou1 ついにぶちきれて「戒厳状態を布告しなければなりません！」とかグルグル目で言い始める彼女を相方のコボルトが止める展開。「いや調停努力だいなしですよ。ここはおとなしく丸め込まれたほうがいいんじゃ」「公正に反します！」「そりゃ姐さんの公正観念でしょ……」的な。

kanou @kanou1

@ninomae_fumi 相方のコボルトの影の活躍が光るオチになりそうです。「私たちだってわかってはいるんです。このまま続けていれば、軍が介入、そうなれば全てが失われることも。ええ、結末、彼らが喜ぶそれを用意して頂ければ」みたいな感じでコボルトにいやらしく泣きつく地元有力者達

現場猫教授 @Dr_crowfake

@kanou1 「結局、勝利したのは公正さではなくて、力の均衡だったか」「それもある種の公正さなんじゃないですかね」「お為ごかしはやめろ。キミが裏で動いてたのは知ってる」「姐さんにはかなわねえなあ。でもまあ、それしか収めどころがなかったんで（テヘッ）」とかやりとりが。

kanou @kanou1

@ninomae_fumi 「それに、姉さんの名誉はまもりましたぜ」「？」みたいなところでエンドロールですかね。あとはスタッフロールでコボルトの見事なしっぺ返しを喰らう有力者達が流れると。コボルトの設定に興味が出てきましたｗ

現場猫教授 @Dr_crowfake

ダークエルフの女法務官とコボルトの法務官補の関係、なんか南雲隊長と後藤さんみたいな関係じゃないかって思えてきたり。でも主人公はあくまで前者。コボルトの法務官補はあくまで「へへっ、あたしは脇役なんで」とかいいつつ結構入れ込んで仕事してくれるし切れる奴みたいな。