あなたの理由はなんですか?の続き
@audmi ふふふ。わたしもうまく言葉にできないので、みなさんの話を聞いています。
2013-03-06 20:26:15@audmi 答えは色々、その時々違ったりもするのかもしれないなと思ってます。でも、常に「なんで?」は意識していたいなと思って。
2013-03-06 20:36:25@Butayama3 なるほど、そう意識していたいです。なんだか意識していないと自己欺瞞に踏み込みそうな気もします。善意や良心というものがいちばんやっかいなような。
2013-03-06 20:38:44強烈なショックを与えて感情を動かし、学ばせる、という手法は洗脳。それが良い事柄であっても、その方法でしか学べないということはないと思うし、そうでなければ学びとは何か、と問いたい。
2013-03-06 20:56:50小児科医であるRyoko先生の場合
.@Butayama3 さんは今カフェの最中だと思うけど、今さらながらこの「あなたの理由は何ですか?」 http://t.co/lvNEMJr5lV について。長くなるけどブログにあげるほどでもないのでぶたやまさんあてのメンションとして連投してみます。
2013-03-10 16:28:11@Butayama3 私の場合「ニセ科学批判」をしよう、と思ったことはないです。有名なニセ科学(と後で知った)でも知らなかったものもたくさんある。まああんまりめちゃくちゃなものはキモチワルイと思うし、ツイッターなんかでそうつぶやいたりはするけど、深追いする気はない(続く
2013-03-10 16:31:42@Butayama3 ただ、自分のしごとの領域にかかってくるものがあって、これが困る。「血液型性格判断」とか「3歳児神話」とか、「科学」を装って子どもを、あるいは子育てを型にはめる、差別的なまなざしを生み出す。偏見を流布するだけでまるで子どもたちのためにならない。(続き
2013-03-10 16:37:01@Butayama3 それからこれは何度か書いたことだけど、数年前に問題になった、ホメオパシーを信奉する助産師がK2シロップを新生児に与えずに結局子どもが頭蓋内出血を起こした事件。それまではホメオパシーなんて気休め、としか思っていなかったけれど、これは怖いと思った。(続き
2013-03-10 16:39:38@Butayama3 ホメオパシーは「科学を装っている」と言えるのかどうかもよくわからないのだけれど、こういう疑似医療は「効果がない」「気休め」か、「害がある」か、だけでなく、「効果があることがわかっている治療や予防の方法から人を遠ざける」ことが往々にしてあるということ。(続く
2013-03-10 16:43:41@Butayama3 そういうことを目の当たりにしてしまうと、やはり注意喚起はしていかないとと思う。最近流行の「親学」とかもそうで、とかく子育てや子どもの発達や障害に関しては、いろんなトンデモがまことしやかに流布されることが多いし。この分野は複雑で解明されてないことも多いし(続く
2013-03-10 16:46:51@Butayama3 わかっていることに限って説明しようとしてもなかなかわかりやすく説明できない、歯切れが悪くなる、というのもあって、断定口調で言われる主張がまかり通りやすい。有名な人がまことしやかにでたらめを言うと、子を持つ親の中には動揺したり余計な悩みを持つ人も出てくる(続く
2013-03-10 16:50:29@Butayama3 まあそういうことはどうにかしたい、とは思うわけです。昨夏ぶたやまさんのところで、震災後どう考えてきたかの話をさせていただいたけれど、放射線のこととか勉強しなきゃと思ったのもその延長上にある。何か相談された時、いい加減なことは言えないなと思ったし(続く
2013-03-10 16:53:01@Butayama3 それ以前から私自身は原発には反対だったし放射線の害についてはけっこう深刻に考えていた。だからこそ、ただただ怖さを煽るような無責任なことはできない、と思った。何に気をつけるべきか、を具体的に言えるようでありたいと思った。一般人より基礎知識は多少あるのだから(続
2013-03-10 16:56:45@Butayama3 そういうわけで、私自身は「ニセ科学批判をしている」というつもりはなくて、どちらかというと、自分のしごとの中で、根拠のないことは言いたくない、ということかな。まあ医療には曖昧な部分もつきもので、それも必要なのだけど、そのためにも土台はちゃんとしていたい。
2013-03-10 17:00:51