放医研によるヨウ素/セシウム比の導出について
- hyd3nekosuki
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@hyd3nekosuki ある同じ人のI,Cs測定値で比較して比を出しているのではなく、測定された実効線量と甲状腺等価線量の頻度分布を調べて、線量の値が高い人の行動パターンが似ている(移動中に吸った空気の履歴が同じ)と仮定してI131/Cs137放射能比を求めている形か
2013-03-07 20:30:27@hyd3nekosuki 例えば、Cs134,137による成人の実効線量と、I131による10歳児の甲状腺等価線量の実測値の90パーセントタイル点が それぞれ0.17mSv, 15mSvだとすると、I131/Cs137比は約1.8→http://t.co/YhgUSIEzgh
2013-03-08 17:39:24@hyd3nekosuki 同様に、Cs134,137による成人の実効線量と、I131による10歳児の甲状腺等価線量の実測値の90パーセントタイル点が それぞれ0.07mSv, 7mSvだとすると、I131/Cs137比は2→http://t.co/ZoBdkBch7w
2013-03-08 17:42:08以上の計算で、http://t.co/sshWmyQESQ の第10回配布資料2の放医研資料8頁目の下図、赤矢印が指しているI-131/Cs137放射能比の確認はできたかと思う。 http://t.co/badmsSN20M
2013-03-08 17:50:23この図(http://t.co/badmsSN20M )の青矢印がどういった根拠に基づくものなのかは完全にフォローできていない。 何となく、赤矢印の縦軸の値を2倍にしているように見えるので、この評価手法の不確かさとしてfactor 2ぐらいを見込んだものなのだろうか?
2013-03-08 17:56:43【2015/6/2】
Radiation Protection Dosimetry, 2015, pp.1-11:
http://rpd.oxfordjournals.org/content/early/2015/05/15/rpd.ncv344.abstract
で発表された論文の内容を追記しました。
メモ:Intake ratio of I-131 to Cs-137 derived from thyroid and whole-body doses to Fukushima residents→rpd.oxfordjournals.org/content/early/…
2015-06-02 17:44:49「I-131/Cs-137摂取比が3」と環境中の放射能比よりも低く推定された理由について①放射性ヨウ素の物理化学的形態、②放射性Csの遅れた摂取(慢性摂取)、③日本人における甲状腺のヨウ素摂取率、④1Fからの方角によるI-131/Cs-137比の違い、といった観点から考察している
2015-06-02 18:06:52さらなる調査が必要だけれどもと前置きした上で、③の理由で説明できるのでないかと考察している。 ヨウ素の体内動態モデルにおいて、血液→甲状腺のヨウ素摂取係数が評価されているが、この値は「典型的な西洋人が毎日食事で摂取している安定ヨウ素が200 [μg/日]」と対応している。
2015-06-02 18:20:38@hyd3nekosuki (承前) 一方、日本人の場合は、食生活によるけれども、毎日の食事により安定ヨウ素を1000~3000 [μg/日]摂取している。この効果を考慮すると、I-131/Cs-137摂取比は、環境中のI-131/Cs-137放射能比の約半分になり得る、とのこと
2015-06-02 18:26:48