「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」原佑介さんまとめ

原佑介 @MrSARU

㉕続いて、京都事件の弁護団の一人、上瀧浩子弁護士が発言。弁護団としては、ヘイトスピーチを、「『人種、皮膚の色、民族的・所属的出自』、そうした個人の、脱ごうと思っても脱げない属性を差別し、憎悪を表明する表現行為」と認識しているという。@iwakamiyasumi

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㉖「ヘイトスピーチの問題点は、在日朝鮮人と言われた時、属性自体は絶対に脱げず、意識的に取り払えないもの。それを攻撃されても、抵抗が不可能」。朝鮮学校のある生徒は、事件後、母に「朝鮮って悪い言葉なの？帰れってどこに帰ればいいの？」と話したという。@iwakamiyasumi

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㉗母は、答える言葉がなかったそうだ。これを「沈黙効果」という。「抵抗すればもっと傷付けられるだろう、言っても無駄だ、言えばもっと傷付けられるだろう」と、沈黙してやり過ごそうとする。上瀧氏曰く、差別発言は「言論が無力化される効果を引き起こす」。@iwakamiyasumi

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㉘また、生活する上で、社会に対する安全感は欠かせない。「他人は自分を傷付けないだろう」という前提だ。それが、破壊される。事件以後、保護者から、「朝鮮学校のエンブレムを隠して通学させたいからコートを羽織らせていいか」という問い合わせもあるという。@iwakamiyasumi

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㉙上瀧氏は、「言論には言論で、と言われるが、それは相手方の存在を認めているという前提。しかし、『殺せ』、『出て行け』と、相手の言論の存在を認めなければ、『言論VS言論』が成り立たない」とし、圧倒的なヘイトスピーチに何らかの措置が必要であると述べた。@iwakamiyasumi

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㉚続いて発言を行った一水会・顧問、鈴木邦男氏は、冒頭、「映像を観て悲しくなった」とし、「日の丸が泣いていた」と話した。そして、こうした排外デモに対しては、「警察を呼ぶなどの次元ではなく、一人ひとりが勇気を持って立ち上がって欲しい」と述べた。@iwakamiyasumi

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㉛また、鈴木氏はこうしたデモを、「警察が意図的にやらせている」、「右翼、左翼が大人しい今、公安も事件がない。余った予算、人員を彼らに使っている」と指摘。「『警察は何してるんだ』ではなく、立ち上がろう。他力本願じゃ世の中は変わらない」と、会場に訴えた。@iwakamiyasumi

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㉜集会の最後、有田議員は、「今日の集会は今後も継続し、拡大していく」とし、安田氏は、「ここに集まった100名以上の人が、3.17に予定されている新大久保デモに差別反対の意思表示を。そうすれば、新大久保の街も変わっていくのでは」と呼びかけた。@iwakamiyasumi