ウェイティング・ヘッズ・アウト・オブ・ワールド
とある方のツイートを読んでビビっときて速攻で描き上げた謎の物語。ニンジャスレイヤーのようでニンジャスレイヤーでない何か。※現在作成途中
劉度
@arther456
立ち上がった女の目には狂気の光が宿っていた。なぜ彼女はヒグチの元で生きていたのか。隅に積まれた死体の仲間にならなかったのか。その答えは、彼女の目に宿ったギラついた希望の光。『布教』が成功したのではない。彼女もまた、ヘッズになっていたのだ。45
2013-03-17 02:41:51
劉度
@arther456
「……すまないな。本当にすまない。もう更新は無いんだ」戦士はもう一度剣を抜いた。床に座り込んだ女はまだ叫んでいる。「凄い小説!痛快な展開!ニンジャスレイヤーはまだ終わってない!なのにどうして貴方は翻訳を止めて」声は両断された。46
2013-03-17 02:45:26
劉度
@arther456
「なあ、知ってるか?ニンジャスレイヤー」「なんだそれ」ニンジャスレイヤー。それは呪い。ニンジャスレイヤー。それは真実。ニンジャヘッズたちの無意識下の希望が、滅亡へと向かう世界の中で歪んだ形に花開いた。それがニンジャ真実。48
2013-03-17 02:50:10
劉度
@arther456
「昔この国にはニンジャって超人がいたんだとよ」「んなバカな」「でもこの先の岡山県。そこにもいただろ、凄い奴が。あれがニンジャだよ、きっと」希望は少なくなればなるほど、濃く輝きを増す。ましてや世界唯一の希望となれば、世界を歪める危うさも持ち合わせる。49
2013-03-17 02:54:48
劉度
@arther456
「なあ、あんたもそう思うだろう?」だがそれはもはや希望ではない。意識を狂わせ、人を傷つけるのは盲信であり独善だ。その種を蒔いてしまった彼は、今日も自省と後悔を続けながら、こう言うのだ。「いや。ニンジャはいない、いいね?」50
2013-03-17 02:56:50