藤田孝典新著出版記念イベント「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか」まとめツイート

POSSE 生活相談チーム @seikatsu_posse

「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」①藤田孝典さんの新著『ひとりも殺させない』出版記念、兼生活相談ボランティア募集セミナー開催中です。今から後半戦です。遅くなりましたが中継を始めます。

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」②後半は藤田孝典さんと今野晴貴の対談。藤田「危険な就労支援が行われていることが多い。アセスメントがなければ支援は簡単にはやってはいけないのでは。」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」③新著について。藤田「生活支援は人の生き死に関わること。支援の中で死に出くわすことも多くあった。生活保護を活用しても、死にたい、と思わせるような制度とは何なのか、問い直したい。」という思いから、新著には死に関する記述も多い。

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」④藤田「一人だから勝手に死なせてくれ、と言う方もいるが、それが本音なのか。餓死・孤立死の現場は非常に凄惨。それを見てしまうと、そうした死を本人が果たして本当に望んでいるのか」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」④今野「生活保護バッシングは、ある種のレイシズムと言えますよね。」藤田「新著を書いた理由の一つ。生活保護バッシングは、生活保護を受ける人たちは死んでも良いというメッセージ。それを国会議員ですら容認している現状。」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」⑥藤田「生活保護バッシングは外国人に対する社会的な排斥と繋がる問題。誰もが暮らしやすい社会をつくらないといけない。兵庫県小野市の条例は保護受給者を犯罪者扱いしている。裏には『受給者は死んでも良い』というメッセージがある」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」⑦藤田「社会がおかしな方向に向かっていることは明らか。支援者だけでなく、生活困窮当事者が声を上げられる環境をつくって、変えていく必要がある」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」⑧今野「これまでの貧困運動についての批判はどのように考えているか」藤田「生活困窮者の困窮原因は共通していて、一人だけの問題ではないことが多い。これまでは傷口に絆創膏を貼るだけの支援だった。」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」⑨今野「社会福祉の課題はちょっと「かわいそう」な人を助けるということではなく、差別や社会構造の問題に立ち向かって行くことだと」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」⑨藤田「今後はソーシャルアクションを通じて、制度を作り変えていく必要。さらに、当事者からの声も重要。説得力を持った政策提言をしていく必要がある。絆創膏のような支援も必要だが、それだけでは足りない。」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」10 今野「この問題を誰にでも分かりやすい形で提示していく必要がありますよね」藤田「問題の普遍化は必要。労働問題も含め相談機関に対する不信があり、誰でも気軽に相談できる窓口をつくる必要がある」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」11 今野「中間就労についてどう考えるか。これまでは、外国人研修制度にみられるように、社会の最低限のルールを無視するような働かせ方が外国人を対象に行われてきた。今度は貧困という理由で違法な働かせ方が可能になろうとしている」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」12 藤田「外に出て社会に承認される場をつくる必要はあるが、労働法の適用外にする必要はない。中間就労というと聞こえは良いが、疑ってかかる必要。支援者の側からも、違法な形での就労を止めていく必要がある」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」13 藤田「生活支援について、支援する側も当事者意識を持つことが必要。生活困窮者はまったくの他者ではない。そうした意識をもった支援者を育成していく必要もある」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」14 藤田「社会福祉の領域はビジネス化、競争原理が働いている。社会福祉は経済秩序の外にあると言われていたが、今は競争原理にとらわれてしまっている。」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」14 藤田「支援者の生活の安定も必要。NPOの課題。寄付文化を日本にも根付かせて、税金だけではなく、寄付によってNPOを支える制度も必要」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」15 質問「しくみを変える取り組み、成果について」藤田「埼玉県に支援に関する要望書を提出、政治家に対する働きかけなど。社会保障審議会の参加も。まずは働きかけていくことが必要」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」15 質問「丁寧な支援はNPOでないとできないのでは？」藤田「丁寧な支援をしている行政もある。ソーシャルアクションなどは、行政内部からよりもNPOの方が可能性がある。丁寧な支援をしている行政と繋がることも必要」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」16 質問「ブラック企業が雇用の受け皿にもなりえるのでは？」今野「ブラック企業で働き続けている人もいるが、結婚したり再生産できていない。残っても、結局はうつ病になってドロップアウトしていく。今働いている人も相談してほしい」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」17 質問「ホームレスの立ち退きなどの人権問題について」藤田「社会的排除の典型例。訴訟などを通じて保障をしていく必要がある。放置しておくと、排除しても良い領域がさらに広がってしまう。普遍性をもった問題として取り組む必要」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」18 質問「情報を得る手段のない人達に対する働きかけについて」藤田「相談にきてもらわないと対応できないのが現状。様々なツールを使って働きかけていくのは大前提だが、地域の中で生活困窮を放置しないような取り組みが必要」

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「ひとりも殺させない―それでも生活保護を否定しますか？」中継ツイートは以上です。後でまとめたいと思います。連投失礼しました。