ウェブで人気の「いい話」は、全部パターンが同じで、①弱い立場の人が、②無神経で嫌な奴に、③公衆の面前で、④理不尽な目に合っているとき、⑤意外な人間が意外な方法で助け、⑥周囲から拍手喝采。
2013-03-21 10:14:15昼時の公園で小さな女の子が若い男に慰み者にされていた。僕は男を殴り殺し、泣きじゃくる女の子の膣にペニスを優しく挿し入れた。女の子は性交がただ痛いものではなく気持ちいいものだと知った。強姦魔ではなく父親のような優しい男と結ばれることができ、幸せな気持ちになった。拍手。
2013-03-22 23:40:33https://t.co/HRpYFMUTWi https://t.co/mPfNjqnMUF つまり、悪役メソッドですね。
2013-03-23 00:04:40@gumB46 誰もが嫌がるような性質をした悪役が、悪役の鼻を明かす様な方法で打ち倒されれば、大概の人はすっきりとします。この形は陳腐化しやすいけれども、巧い例はBLACK LAGOONのチャカさんの死に様でしょうかね。
2013-03-23 00:19:27助かったのが誰であるとか、どうやって助かっただとか、どうしてひどい目に遭っていただとか、はぜんぶ、ささいなことで、重要なのは、 無神経な嫌な奴がたしかに悪役であって、さいごにヒーローに倒される という部分?
2013-03-23 00:19:42@hyou_rinzen 悪役がやっつけられる部分が重要なのですね。BLACK LAGOONは見たような覚えがぼんやりとあるだけで中身は覚えてないですが……倒す側が正義の味方ではなくても、倒される側の性質と、倒され方によって、カタルシスを得ることができる仕組みなんでしょうかね。
2013-03-23 00:27:56「僕は男を殴り殺し」の部分をもっと詳しく書いたほうがいいということですね。助ける側も最終的には挿入するとなると助け方が難しいけど、「おい、痛がっているのがわかんねえか、やめろ。男なら優しく挿し込むもんだぜ」と言いながら銃で頭を吹き飛ばすとか、
2013-03-23 00:33:24男が実は女の子の父親で、腰を振りながら「ママ、ママ…」とかいってて、僕は「その子はママじゃない。お前さんの実の娘だよ…」と言って殴り飛ばすとか、そんなかんじ…
2013-03-23 00:34:13@gumB46 ヌッコロQさんの示された「ささいなこと」はこの構造に説得力を持たせる要素です。この説得力の部分がしっかりとしていないと、この構造は安易なものなので陳腐に陥ります。なので「ささいなこと」も重要です。この構造はカタルシスのスイッチだから重要なのです。
2013-03-23 00:35:01あのRTをもう一度読んでみたら、「いい話」に見られる共通点を抽出したと云っているだけで、いい話とはその抽出部分があることなのだ、とは云っていませんでしたね。よく読め私。
2013-03-23 00:40:04@hyou_rinzen なるほど、そうですね。わかってきた気がします。「誰もが嫌がるような性質をした悪役」であるために、打ち倒され方が「悪役の鼻を明かす様な方法」であるために、そう読者が納得できるために、さまざまな背景があるのですよね。
2013-03-23 00:41:21@hyou_rinzen 確かに。僕も勘違いしていたようです。しかし多くの例から共通項を抜き出して一般化するというやりかたは創作物をみるときには重要な手続きだと思います。今回は、飄さんのいうように、あれの本質が「悪役メソッド」であるらしいことがわかりました。
2013-03-23 00:52:23「スカッとした話」と「いい話」にも違いがあると思います。助ける側の行為や価値観が、(読者の信じる)道徳とかいうやつに合致しているかどうか。
2013-03-23 00:57:00けっこう、難しい問題のようです。そしてこの問題は、僕の問題意識に重なっていたみたいです。当事者と、観衆。そしてもうひとつは、描かれ方ですね、明らかに「いい話」として描かれている場合もあるでしょう。
2013-03-23 01:01:53