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イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
それでは、本日もスタートします。 『仮面ライダーW Rの脅威/帰ってきてくれ仮面ライダー』チャプター3・訪問者S/強敵凶悪脱獄囚 http://t.co/6ttt87j39B #WR
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 俺の名前は『左翔太郎』。  この街唯一にして最高にハードボイルドな探偵だ。  俺は今、愛機・「ハードボイルダー」を颯爽と駆り、照井が向かったという風都公園前に来ている。1 #WR
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 何故かって? うちの事務所を襲ったあのドーパント。ありゃあどうみても尋常じゃあねぇ。街を泣かせる危険な存在だ。この手の仕事で頼れるやつは、悔しいがヤツしかいない。奴と今後の対策を練るのが今は最善だと思ったからだ。2 #WR
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 それに、ドーパントだからどうだって話じゃねぇ。  倉田は……、あいつは俺にメモリをブレイクされた後、目に隈を浮かべて気絶するだけでなく、息も絶え絶えになっちまいやがった。全身に痙攣《けいれん》が走っていて、どう見ても普通じゃない。3 #WR
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 ――照井のやつは……交差点の往来に立っていやがる。地面のあの荒れ具合。どうやらやつも一戦交えたらしいな。4 #WR
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「天下の国家公務員様が道路をぶっ壊すとは、感心しねぇな照井」 「左か。来なくても良いと言ったはずだが」 「あぁ。俺だって来たくはなかったよ。だが事情が変わった。今お前が戦った相手はどうした?」5 #WR
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「変な色香を振りまく女と頭のイカれたダンサーなら、先ほど刃野が警察に連行した。話が聞きたければ後にしろ」  苦々しく語る照井の言葉から、翔太郎は”二人の人物”のことを思い出すも、今は不必要だとしてあえて触れず、別の話を彼に振る。6 #WR
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「一つ聞きたい。今日、もしくは昨日……この街で何があった?」 「何があったか、と言うと?」 「トボけんな。さっき事務所に暴漢が入った。俺とフィリップが倒して捕まえた凶暴な輩だぞ?」 「左……」照井はニュースも見ていないのかと溜息をつき、他に漏らすなと前置きして言う。7 #WR
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「昨夜未明、風都刑務所から”5名の”囚人が集団で脱獄し、風都に散った。脱獄の目的、方法、メンバーの共通項は不明。共犯者がいるはずだが……、そちらはまだ見つけ出せていない」8 #WR
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「解放された囚人たちの行方は分からないのか?」 「取り沙汰されたのは今朝だぞ。それにそういう話なら、お前の方が適任なんじゃないのか、左」 「違ぇねぇ。よっし、じゃあ早速ウォッチャマンかサンタちゃんあたりに……」9 #WR
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 翔太郎は携帯電話《スタッグフォン》を取り出し、街の情報屋たちに電話をかけようとするが、彼が発信ボタンを押そうとした瞬間、着信が入って寸止めされてしまう。10 #WR
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 電話のディスプレイに表示されている名前は、「鳴海亜樹子」。一体なんだ、こんな時に。  翔太郎は面倒臭そうな表情と口調で電話を取る。「悪いが後にしてくれねぇか? 今取り込み中……」11 #WR
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「――とっ、取り込み中だっていうならあたしだって取り込み中! 翔太郎君! に……えぇと、竜君もそこにいる?」 「あぁ? あぁ、照井もここにいるぜ。代わるか?」12 #WR
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「――いいっ! いるんならそれで! 兎に角お、お、お……、おねがい! 早く帰ってきてェ!」 「わ、分かった。分かった……。すぐに行くから待ってろ、じゃあな」  翔太郎は照井に目配せをして電話を切ると、ヘルメットを被って愛機に跨り、鳴海探偵事務所へとバイクを走らせた。13 #WR
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「あー、よかったぁ。やっと来てくれたよぉ」 「大丈夫か、亜樹子!」 「いきなり呼びつけて……何があった!」  何かあったかとバイクを飛ばして帰ってみれば、当の亜樹子はのほほんと、事務所の掃除に精を出している。驚き勇み、彼女の無事を祈っていた二人は唖然とする他なかった。15 #WR
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「ご、ゴメン。ごめん……。でも、来て欲しいって思ったのは本当だよ」 「なんでだよ? お前がそんなことをしてるってことは、誰か別の奴か」 「うん。それは……」16 #WR
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 ――待っていたわ。左翔太郎、照井竜。 「お、お前は……!」 「しゅ、シュラウド!?」17 #WR
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 ”シュラウド”。謎と体中を包帯で覆いし不気味な女。”ビギンズナイト”の際に翔太郎やその師・鳴海壮吉にフィリップの救出を依頼し、まだ復讐に取り憑かれていた頃の照井竜に”アクセル”の力を与えた張本人。  そんな女が、事務所のガレージの中で、一体何をしていたのか。18 #WR
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 とりあえず、亜樹子が驚き狼狽え、二人を呼んだ理由については得心が行った。  無言かつ唐突に全身包帯女が事務所の中に入って来られれば、彼女でなくとも、恐怖に駆られ助けを求めたくなるだろう。19 #WR
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「久しぶりね二人共。あれから……半年くらいになるかしら」 「世間話なんざどうだっていい。なんでここに居るんだよ」 「新たなガイアメモリ。その能力と対策をあなたたちに教えに来た。三人共ガレージの中まで来なさい」シュラウドは淡々と、あくまで自分のペースで言葉を続ける。20 #WR
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「来なさいってお前……。ここは俺の探偵事務所」 「諦めろ左。あぁいうやつなのはお前だってよく知っているだろう」 「それにここ、翔太郎君の事務所じゃなくて、あたしの事務所」続いて、亜樹子が翔太郎の言葉に突っ込みを入れる。 「わァったよ、行けばいいんだろ、行けば」21 #WR
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 観念した翔太郎は亜樹子と照井と共にガレージ中へと向かう。  先の倉田との戦いでところどころに亀裂が走ってはいたが、目立った破損の殆どは既に修復されている。  シュラウドは以前フィリップが検索結果を書き出すのに使用していた、大きなホワイトボードの前に立ち、話を起こす。22 #WR
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「まず最初に言うわ。あのメモリは私たちが作ったものでもないし、正体は私にもさっぱり分からないわ」 「は?」 「はぁ?」  呼びつけておいて、あまりにいい加減な答えに、照井と翔太郎はふざけるなと憤慨するが、当人は彼らを諌め話を続ける。23 #WR
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「落ち着きなさい二人とも。そう。そこが問題なの。あんなものは地球の記憶にはないし、無い以上作れるはずがない。ならば何故、そんなものがガイアメモリとして存在しているのか」 「お前らじゃないとしたら、財団Xのやつらか? T2のさらに上位、T3ガイアメモリ……とか」24 #WR
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 シュラウドはやれやれ、と額に手を当て首を横に振る。 「地球の記憶にないものはメモリにできない。それは組織だろうと、財団だろうと同じ事。そもそもガイアメモリは地球《ほし》の記憶の中からデータを抽出して分析、それをメモリの中に内包させることで生まれる代物なの」25 #WR
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