NHKラジオ第1 私も一言!夕方ニュース 夕方特集 「日銀新体制発足 大胆な金融緩和策をどう見る?」
藻谷「自然体で達成できるというのではなく、目標をもって」「みんなが物価が上がると思えば物価が上がるという説の人に代わった」
2013-03-26 17:34:09片岡「中央銀行の総裁がどうかというのが重要。物価安定も」「問題は量ではなく、2%という目標を掲げ、努力をします。それを市場の人に理解していただきます。というのがこれから」
2013-03-26 17:38:46片岡「リスク要因が大きいから、デフレと円高を続ける。というのも一つの選択ではある。が、改善できるのであればやった方がいいのでは。ということ」
2013-03-26 17:38:53藻谷「座して死を待つよりも、打って出るべきだと。非常に焦燥感に駆られた行動。だが、私はそれほど危機ではないと思っている。一人あたりGDPが上がっているだけでも大したもの」
2013-03-26 17:39:30藻谷「2%のインフレは達成できる。なぜなら円安になるから。ただ上がるのは原材料費と燃料費だけです。という状況は起こりうる」
2013-03-26 17:44:03片岡「そういった状況はこれまで起こったことはないんですよ」「原材料は乱高下しますけど、10%で上がり続けるといったことはない。原材料は重要だが、それよりもサービスなどを心配した方がよい」
2013-03-26 17:44:10藻谷「小泉政権時に原油価格の上昇を転嫁できずにガソリンスタンドが多く潰れた。売り上げは上がった」 片岡「物価に転嫁できないというのが、まさにデフレを示している」
2013-03-26 17:48:04藻谷「商店が、価格を一斉に上げてもいい。と思えれば、インフレになるんですよ。果たしてどうか」 片岡「藻谷さんのいうのはある意味デフォルメだが、恩恵を受けるところから、さざ波のようにインフレが進む」
2013-03-26 17:48:18藻谷「2003年から2006年。14兆円も個人の誰かさんの所得が増えたにも関わらず、商品の売り上げはぜんぜん増えなかった。今回は?」
2013-03-26 17:51:34片岡「(円安株高)続いていくと思います」 藻谷「元々が異常な円高株安だったが、アベノミクスで宣言したのはいいこと」
2013-03-26 17:54:40藻谷「もう打つ手が無いことは無いですが、金融政策的には。円安に誘導するコストが非常にかかる。リスクが大きすぎる」
2013-03-26 18:08:09片岡「これまで日銀の金融政策でやっていないことがある。2%を明確にした上で、継続して金融緩和をする。ということをやっていない」「FRBは日本のようなデフレを避けるために大胆な金融政策をやった。日本はリスクを取らなかったためデフレが続いた。米欧と同じ事をまずやるべき」
2013-03-26 18:10:22片岡「デフレを脱却できれば問題が解決できるわけではない。が、これまで日本はずっとデフレが続いてきた。これでは再分配はできない。先進国と同じような規模にまでインフレになり、若者の賃金が上がらなければ」
2013-03-26 18:14:28藻谷「ものすごいアゲインストな状況にあるにも関わらず、売り上げが3兆円増えた。わずか3兆円かもしれないが、これをきっかけに、若者や女性の雇用を増やし、賃金を上げなければ。日銀がやらなくても本当は企業がやらなければいけないんですよ」
2013-03-26 18:14:51@goushikataoka モタニ氏が企業コンサルだと自称してましたが本当ですかね?企業に聞いたら、今は期待から色んな受注が増えて、モノが動き始めていることが分かると思いますが。それと最後に日銀のせいばかりにしないで、と言ってましたね。正体ばれた?笑 片岡さんお疲れ様でした。
2013-03-26 18:17:16@goushikataoka 職場でこそこそ聴いていましたがとても勉強になりました。経済回復のその先のためにもアベノミクスが必要だ、というメッセージは多くの人に響いたと思います。わかりやすい解説ありがとうございました。モタニ氏のことはあえて触れませんw
2013-03-26 18:24:38