Takanori Seki @t_seki さんの「大企業での新しい技術分野のはじまり方」

Taka Seki @t_seki

シリコンバレーのクラウドベンチャーのセリング。大学も出ていないスーパープログラマーが、二週間で大企業が構想を立てているものを、プロトタイプし、リアルのスケールで見せた。「ソフトウェアが世界を食う」というアンドリーセンの言葉が目の前にあった。日本のクラウドはどう戦うんだろう…

Taka Seki @t_seki

確実、品質、安全を実現しようとしてゆっくり進む大企業は、圧倒的なスピードを体現するベンチャーの前では取り込む以外に勝ち目はあるんだろうか。今は世界がスピードを求めているのだから。

Taka Seki @t_seki

そういえば、前いたグローバルIT企業では、買収や投資が専門の人たちがいて、さらに外部の技術の投資専門の人たちが定期的に面白そうなベンチャー技術を紹介に来てくれてた。大抵面白いけど何に使うの？っていう技術が多かったような記憶。でも、その中できっとたまに大当たりするんだろうな…

Taka Seki @t_seki

大企業で新しい技術分野のはじまり方。現場で思いつき、こっそりやって、上司にあげる、企画部門に提案する、役員に投げ込む。まあ、どれも確率は低く。過去みたのは、自分の組織に関係なくてもやりたい変えたい意思ある中間管理職、意外に何かやりたがってる役員とゲリラチームができたとき…

Taka Seki @t_seki

大企業で新しい技術分野のはじまり方。戦略部門のプランで大きな流れになるものはないことはないけど、必要条件は、必ず現場に種とやる気がある人がいること。ないものは紙とお金が消費され消えていく。

Taka Seki @t_seki

大企業で新しい技術での製品などを作るために、本社が各事業部に毎年のプランで一定の新規事業の売り上げ割合をかした。何が新規事業かは区分けが難しいのでエリートたちは既存事業を再定義して新規事業に見せかけ目標を達成した。もちろん顧客の目からは新規事業には見えなかった…

Taka Seki @t_seki

新規事業を既存事業の中から生み出せるか。新規事業は新事業部を作ってやるか。十年前ころ分析したコンサルタント曰く、どちらもあり得るし、どちらもあり得ないこともある。組織的なパターン化は難しいらしい…

Taka Seki @t_seki

大企業で独立した新規事業部なんかができると、それは新規事業が既存事業と同じように扱われるようになるという意味。最初の二、三年は事業部長などが人脈と戦術で特別扱いされるように頑張れますが、あとは近い関係の既存事業部に呑み込まれていきます…

Taka Seki @t_seki

グローバル大企業で技術の興隆にあわせインターネット事業部を作ろうと画策した大物役員が、別の大物役員に相談に。「組織なんかにしたら一年後に利益をあげていなければ潰される。コミュニティで活動した方がいい」その企業はうまくインターネットの波に乗れた。役員レベルのゲリラの勧めか…