(………でも、マルクス読もうとして皆で挫折したなんて………言えない。そしてちょっと楽なのに変えたなんて………言えない) #黒歴史
2013-04-04 10:53:35@pandectae0tan マルクスは特に資本論やドイツイデオロギーあたりは難しいですよ……。 注釈に注釈を加える細かさと数学的素養の粗さと逆に哲学・神学(マルクスはユダヤ人家庭の子弟)的素養の深さと文章自体の高邁さ、イデオロギーと客観的視点の混在と、凄まじいですから。
2013-04-04 10:59:00@seizigakutan 私たちの勉強会では、とっても簡単な解説を読んで、そのあとに一部だけでも………と読んで、皆でわからないところを話したんですが、経済が専門の子でもほんわかぱっぱになってたので、先生を召喚していましました。最終的には
2013-04-04 11:01:21@pandectae0tan まず、発想が一般均衡理論の以前で止まっていますから現在の経済学を学ぶ人にはきついはずです。 しかもヘーゲルやフォイエルバッハなどといった素養が不可欠なので、そこでみんな難しいと思う筈です。 宇野やハーヴェイあたりを間に挟むと良かったかもしれません。
2013-04-04 11:03:32@seizigakutan 思想史は批判から発展してきた経緯があるので、前提となるものにある程度理解がないと難しいですね。ただ、教養レベルでもマルクスがどんな風に経済を考えてたのかってことを知れたら、物の見方も変わりますよね。
2013-04-04 11:06:08@pandectae0tan マルクスの経済理解ならば一番手っ取り早いのが元外交官で、右翼側ながらマルクスの分析枠組みだけはありがたく頂こうとする佐藤優の『国家と神とマルクス』『国家論』あたりでしょうか。 左側でも柄谷行人も別の観点から枠組みを利用してるので面白いです。
2013-04-04 11:09:07@seizigakutan そこまで深く勉強しようとするととても時間がなくなってしまいそうなので大変なことになりそうですが………アセアセ
2013-04-04 11:13:01@pandectae0tan (さっき挙げた中では『国家論』しか読んでいませんが、それだけでも十分濃い議論だったので、同感です。
2013-04-04 11:14:08@seizigakutan (既に思想史の教科書だけでいっぱいいっぱいになってる中の人にこれ以上負荷をかけるとオーバーヒートしそうですね………アセアセ)
2013-04-04 11:16:37@pandectae0tan 法制史たんも私と同じように、自分の分野以外のことも頑張ろうとして途方もない量の勉強量に唖然としてしまってるタイプのようなので凄く親近感がわきます。
2013-04-04 11:18:20@seizigakutan 少し関心があっただけのはずなのに、調べ始めるととんでもないことになっていたりするので、もういっぱいいっぱいになってますね。専門がおろそかになってるので、きちんと勉強しないと………と反省ばかりです。アセアセ
2013-04-04 11:21:44@pandectae0tan その気持ちよくわかります。 専門分野を固めるように周辺分野を程よく学ぶことのむずかしさを感じますが、一方で専門分野だけしかできなければ実用性が一気に低下しますから、ここも難しいですよね。
2013-04-04 11:24:59@seizigakutan 私が大学で学んだことは『少年老いやすく学成り難し』という言葉の意味ですね。本当にもっと時間を有効に使えたら良かったのに………と後悔ばかりです
2013-04-04 11:33:08@pandectae0tan そこもすごく共感します。 気づいた今、必死に文献を読むなどしてインプットに励むことにしています(私がPCの前にいるときも読書しながらのことが多いです)。
2013-04-04 11:36:39@seizigakutan 詳しい話は図書館などで紙の文献にあたるしかないことが多いのですが、最近はパソコンで大体のことがわかるので、便利ですよね。メディアが多様化したので、勉強する側としては大変ありがたいです。
2013-04-04 11:39:00@pandectae0tan 学術情報基盤が発達してきているのは嬉しいことですよね。まだまだ不完全ですし予算が限られていますから、そこをどうするのかという議論は経済学・行政学・図書館情報学とも複雑に絡んで難しくなりますけども。オープン・アクセス運動の本を読むといいかもしれません。
2013-04-04 11:41:40@seizigakutan 必要な情報が必要なときにレファレンスできるような仕組みを整えておくことは大切ですし、そのために資料を保存する技術も大切ですよね。一度失われたら二度とアクセスできないものもありますし
2013-04-04 11:46:24@pandectae0tan 例えば昔の本は酸性紙でできてて劣化してしまうので、保存にも工夫したりする必要があるなど、結構苦労しているんですよね。 そうした努力が最終的には国民国家も世界も救うのですから、もっと税金を投入すべき、というのは個人的な意見ですけども。
2013-04-04 11:49:39@seizigakutan 中性紙も高いですからね………。ただ、だからと言って全部データできるわけでもないですし………悩ましい限りです
2013-04-04 11:51:31@pandectae0tan 電子データの保存期限は一般に短いとも言われていますしね。 メディアが違えば利用法も違いますから、それぞれに別の価値もありますし、保存場所の確保なども問題になってきます。 我々アカデミアからの要求と現実的制約のトレードオフですよね。
2013-04-04 11:55:27@seizigakutan 博物館も図書館も資料保存はかなり悩ましいことになってるみたいですが、そもそも専門の知識を得た人以外も現場には多くいるそうですし、現場の方の苦労を思うと現状にたいしてはいろいろ思わざるを得ないです………かといって何ができる?ってわけでもないのですが
2013-04-04 11:57:29@pandectae0tan こういった図書館情報学分野の問題は現場からの視点は豊富ですが、政府の政策の在り方といったマクロな視点があまりないのが不満なんですよね。 文部科学省の高等教育・学術政策を支援する学者がもっといてもいいと思うのです。
2013-04-04 11:59:51@seizigakutan 社会教育施設の運営については各地でばらつきがあるようですし、高齢化社会では生涯学習も重要なのでもう少しなんとかならないものですかね~むにゃむにゃ
2013-04-04 12:02:42@pandectae0tan まずそもそも社会教育施設の利用率を上げることが予算や職員の経験的にも不可欠ですし、それによって自治体も文科省ももっと社会教育費に予算をつぎ込んだ方がいいんですよね。 ここから先は財務省についての話になってしまいますけども……。
2013-04-04 12:04:56@seizigakutan どんどん私の専門から離れていくのでそろそろ私も馬脚を表しそうですが………。社会教育施設がどのような場所に立地されていて、交通アクセスがあるのかどうか?ってとこも大事ですよね。やはり長期的な計画が必要なのかな~うんにゃらかんにゃら
2013-04-04 12:06:58