超電磁砲の冬川先生発言「それと美琴についてですけど、実際に動かしてみると、彼女は上条がいないとツッコミにくい完成度の高いキャラなので……」が真実ならアニメで上手いこと「らしい」欠落を美琴に付加したのはお見事と言えますね。アニメの美琴の欠落の性質は非常に実在感があります。
2010-02-03 20:58:21@chekisora なるほど。そういえば、禁書の女性陣にはもしかしたらツッコミ専門っていないかもですね。みんなでボケまくって、上条さんがツッコミ、また「不幸」になる。
2010-02-03 20:58:37御坂さんは物語内でもスピンオフの性質的にも変化させにくいからなぁ。そこを如何に破壊するかは確かに楽しみでもありますけど。既にアニメで見せている彼女の欠落は俺も好きです。
2010-02-03 21:00:58@_kokone ですよね。佐天さんを糸口に美琴のキャラクターを原作マンガからずらしてきているというのはまさに仰る通りだと思います。普段から散々ポストしてる事ですが、美琴の欠落は彼女の美学・生き様と表裏を成しているので、不完全でも個人的にどこか魅力を感じるんですよ。
2010-02-03 21:07:06原作を貶める意図は毛頭無いけど、個人的にアニメレールガンになって御坂美琴・佐天涙子というキャラクターに血肉が通ったな、という印象です。その点、黒子は原作時点から十二分にキャラとしての魅力が完成されてたかなと。
2010-02-03 21:12:31true tearsは「飛べない人たちのための物語」だという意見がたしかあったけど、禁書目録・超電磁砲は「飛んでいると思い込みたい人たちのための物語」だったところが、アニメ版超電磁砲はtrue tearsと同じく「飛べない人たちのための物語」になっている。
2010-02-03 21:12:37@tora_17 佐天さんは後付けキャラですからレギュラー化の恩恵は大きいでしょうね。そして美琴もツンデレの側面を掘り下げた上で成長を書こうとしてる気がします。
2010-02-03 21:17:06この差異はいいですね。そこに(二次創作的)作家性がでると思うから。RT @_kokone: とある魔術の禁書目録ノ全テの対談パートを読んだ。おもしろかったのは、超電磁砲マンガの冬川基が上条を出したいと言っていること。(略)上条を出したくないと語るアニメの構成・水上清資と対照的。
2010-02-03 21:17:16@tatsuzawa 問題はきっとそこにあります。本流の禁書との整合性はやはり意識せざるをえず、全く「お約束を破壊」しつくすわけにもいきません。そこで微妙な匙加減を迫られているのだろうと思います。で、結果として迷走してしまう。
2010-02-03 21:18:39@_kokone そうです。「だからこそ」です。美琴の青さ・頑なさって本当に「ひたむきに生きてきたんだな(ひたむき過ぎて前方不注意なレベル)」っていう説得力があると思うんですよ。
2010-02-03 21:23:37@wtnbhrt 超電磁砲のマンガとアニメは、極言すれば対照的とさえいってしまってもいいかもしれませんが、それがこんなところにあらわれていますね。なぜ上条なのか、なぜ上条ではないのか、を考えると、マンガとアニメのスタンスの差異がはっきりしそうです。
2010-02-03 21:24:05@tora_17 もしかすると、アニメは美琴を変えたというより、美琴の隠れていた一面に光を当てたのだと言えるかもですね。美琴をキャラクター=人格として掘り下げていくと、こういう「欠落」があらわにならざるをえない、といいますか。
2010-02-03 21:33:32アニメ版超電磁砲は、お約束を破壊したことによって美琴の弱点が浮かび上がってきたわけだけれども、上条さんの弱点までは浮かび上がっていない。
2010-02-03 21:37:56@tatsuzawa そういえば、木山先生は後期OPに登場しますし、最近回ではロケットの中の写真に「律っちゃん」らしき人物が写っていましたが、これはやはり木山先生再登場フラグなのでしょうか・・・。
2010-02-03 21:39:22@tatsuzawa 超電磁砲の上条は「美琴から見た上条」だからフィルターかかってると思います。上条の能力について美琴もよく知らない時期でしたし、実の所、美琴は上条の事をよく知らないんですよ。そこが惚れてる要因の一つなのかなと僕は思ってますけど。
2010-02-03 21:40:58@_kokone 確かに。深い関係性を築けているのが上条某一名と言う禁書から距離を取って、同性・同年代の友人達と深く交わることを考えた時、どうしても浮き彫りになってしまう「欠落」を膨らませたのがアニメなんだと思います。
2010-02-03 21:41:48まあ上条のどうこうについては禁書二期の話かな。幻想殺しには明確な弱点が設定してあって、それを自覚してる所が上条の特徴だと思う。能力に弱点があるから上条は主人公になれる。でも能力に目立った弱点がない美琴はバトル展開では使いづらい。禁書でも超電磁砲でもバトルでは手に余ってる印象。
2010-02-03 21:42:34元々、美琴自体が上条の噛ませとして最初に設定された所もありそうだから仕方ないんだけど、能力が下手に器用万能なのが美琴の難しい所。その代わり日常パートの問題を抱えてる所があって、そこをどうにかしようとしてる所かな。
2010-02-03 21:43:58これだけは言える。アニメレールガンの傲慢にも見える美琴に苛立つ視聴者は多いと思うけど、あの欠落ぶりはスタッフが美琴に愛しさや親近感を覚えてないと描き切れない。
2010-02-03 21:50:18私の考えでは、美琴の弱点はレベル5がアイデンティティになっていること。上条さんの弱点はもっと大きくて、説教が主人公補正で絶対的に正しいものになっているからこそ有効であること。加えて、もし全てを失っても何も思わないであろう感情の欠落。でも2人ともそこが逆に魅力ではある。
2010-02-03 21:50:25