大学での美術教育における美術理論教育について齋木克裕氏(@ka2saiki)と加治屋健司氏(@kenji_kajiya)のやりとりを中心に
@ka2saiki インデックスは、通史の授業で、ラウシェンバーグ、ジョーンズ、トゥオンブリ、ケリーを説明するときに、パースにさかのぼって説明することが多いです。
2013-04-09 18:12:38@queequeg ありがとうございます。視覚文化論を含む文化的な議論はアートを相対化して考えるためには有効なのですが、それにもかかわらずアートに取り組もうとするときに示唆を与えてくれるものが多くない気がしています。クブラーの翻訳が早く出るといいのですが。 @ka2saiki
2013-04-09 18:24:03返信ありがとうございます。クラウスではなく、元にさかのぼって説明ということですね。「指標論」はおそらく学校を卒業してから、小西さんの翻訳で読んだのですが、読んだときに、正直もっと早く読んでおきたかったという思ったので選びました。 @kenji_kajiya
2013-04-10 02:33:09論の展開に関しては仰る通りだと思うのですが、これを読むことで自分の為すべきことがかなりクリアになった覚えがあります。写真を表現手段とする人は、加治屋さんのセレクトしたリストに加え、これもサプリメントとして読まれると良いのではないかと思います。 @kenji_kajiya
2013-04-10 02:41:51加治屋さんのリストは適切かつバランスが取れていてさすがですね。付け足しようがないくらいだけど、齋木さんが仰るように僕もバルトやクラウスの指標論が浮かびました。あと、バーバが抜けるとなると、やはりハル・フォスター「民族誌家としてのアーティスト」あたりも欲しいかも。
2013-04-09 10:21:12@cezannisme ありがとうございます。バーバは結局残すことにしました。冒頭のキリスト教受容の例は分かりやすいし、あの文章でないと話せない内容もあるので。ところで、アーティストの文章を入れるとしたら、何がいいと思われますか。スミッソンとか?
2013-04-09 18:32:49@kenji_kajiya そうですね、スミッソンもよさそうですね。他にぱっと思いつくのは、バーネット・ニューマン、ジャッド、ロバート・モリス(でもミニマリズムはフリード論文でカバーできそうではあります)、コスースといったあたりでしょうか。
2013-04-09 19:54:38@cezannisme ありがとうございます。ジャッドとコスースは一度扱ったことがあるのですが、翻訳が気になってしまって。でも、コンセプチュアルな考え方を論じたテキストはほしいので、考えてみたいと思います。
2013-04-09 20:37:15補足すると、アメリカの美術学校の美術理論教育のシラバスも少し見ていましたが、けっこう違っているようです。いずれきちんと調べようと思っています。 http://t.co/QM1KqaLEfC
2013-04-09 23:17:17あと、今年から全テキストの英語版も配布することにしました。少なくとも主要概念が英語で言えないとまずいですよね。 http://t.co/81s5uValiB
2013-04-09 23:19:09@ka2saiki @mthshrak 書誌情報も足しておきました。このほうが共有しやすいでしょう。 http://t.co/81s5uValiB
2013-04-10 02:06:20@kenji_kajiya というか、いろいろ僭越ですみません。。若いアーティストの人たちに共有してもらいたいなと思ったので。僕も大変勉強になりました。
2013-04-10 04:29:08@ka2saiki ありがとうございます。読むべき文献であることは確かですし、口頭で説明する議論があるという部分が抜け落ちて、リストが一人歩きしそうなので、入れておいた方がよかったかもしれません。
2013-04-10 10:25:15