葉推詩選:2013年、春。

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葉月野 @hadukino_tc

無理やり吐き出した塊にはいつも表面にどろりとしたものが纏わりついて。水で流すなり乾燥させてこそぎ落としたり散々に洗剤で洗ったりして姿が現れてくると実際見たくもないもので。そこから形のいい部分だけを向けてそこだけ磨いて覗かせる。自己満足。でもそれで気が晴れるなら安いものだよ。

2013-04-20 08:57:25
葉月野 @hadukino_tc

受け入れられそうなものも、まだ受け入れられないものも。利己性への恐れと無自覚への恐れと。未必の故意なんてのもあったな。ああ、やはり心がざらざらさせられるようなものはぶつけられたくないな。

2013-04-20 11:56:40
葉月野 @hadukino_tc

古い曲を流していて久しぶりにこの曲を聴いた。陳綺貞-讓我想一想 (官方完整版MV) https://t.co/LB9rOG3QZp そして以前書いたものを引っ張り出してみた [北京時代]考えさせて/葉月野 http://t.co/9GfKe1uA8D

2013-04-20 21:41:51
葉月野 @hadukino_tc

暗闇にタブレットを開いてそこだけ生きてる。

2013-04-21 01:53:37
葉月野 @hadukino_tc

冷たい雨に閉じ込められる春。出かける意欲をそぎ落とす。特に用事はないのだけれど。何かの所為で、何かの所為にして、一日の予定を決めてゆく。

2013-04-21 09:04:57
葉月野 @hadukino_tc

雨が止んで湿り気のある風が暖かくなってでも陽光が目を焼かないくらいに雲が柔らかく拡散してくれるくらいの天気になってくれれば、私も誰かに会いに出かける気にもなったかもしれない。ただ一日ぼんやり空を眺めているだけかもしれない。

2013-04-21 09:13:08
葉月野 @hadukino_tc

直視したくないできごとを、いったん形にしてしまう。自分から離れたその瞬間は客観的なものかもしれない。けれどその形を改めて読み取ろうとすると、途端に頭の中で再度意味を構築しなおそうとする。古い写真や昔書いた言葉がそうやって美しい思い出に変わる、といいな。

2013-04-21 09:39:40
葉月野 @hadukino_tc

傷を舐め合う仲ですら重荷だというのにフレンドリーファイアな関係。

2013-04-22 19:15:15
葉月野 @hadukino_tc

街明かりが雲を浮かび上がらせ月は埋もれてしまった

2013-04-22 20:07:18
葉月野 @hadukino_tc

去って行った関係、そばにいる関係。希薄な関係、つながりの切れた関係。傷つく重み。薄らぐぬくもり。疲労する強がり。綺麗なものはいらない。確かなものを下さい。見て見ぬ振りをしなくてもいいように。

2013-04-25 07:11:05
葉月野 @hadukino_tc

夜空に凛と輝く月も、普段は街の向こうに凛々しい山も、明け方には霞んで消えていきそうだった http://t.co/FNNKcY9Pjs

2013-04-28 06:33:31
葉月野 @hadukino_tc

@ohagikinako449 さっきのツイート詩を詩サイトにUPしときましたんでリツイートの代わりにしていただければ(^^;⇒『もう一つの幸せ』/葉月野 http://t.co/C6Zgkpcz2o #詩的男子 https://t.co/vX65UORPCY

2013-04-28 09:22:15
葉月野 @hadukino_tc

『明日を食べる』/葉月野 http://t.co/woyCVEAuQq #poem #詩的男子 ツイート用こんな感じで。ちょっと膨らませてみましたw https://t.co/mOSJDzTQfj http://t.co/HLYwqkoBUQ @ohagikinako449

2013-04-28 20:30:26
葉月野 @hadukino_tc

旅疲れの朝。体が重い。頭も疼く。いつもの部屋。窓から見える空の青はくすんでいる。電車の音。車の音。どこで聞いても似たようなものだろうに、自分の街のリズムなんだなこれが。帰ってきたのか。物足りなさ。安堵感?また何処かへ。知らなくてもいいところへ。

2013-05-05 09:47:55
葉月野 @hadukino_tc

旅先。観光スポット入口の列。一番前の恋人つなぎで並ぶ二人。幼い子の手を両側から握る両親。人生でつながり合っている年配の夫婦。ほかにも子沢山の家族、余暇写真家仲間、人いきれに不機嫌な恋人。遠い国から来た旅人。もうすぐ目にする景色にみなどんな反応をするのだろうか。

2013-05-05 21:36:02
葉月野 @hadukino_tc

降り出してきた。雨脚は結構強い。雷はさっきからずっと鳴り響いている。雲は厚いが所々途切れ、太陽が顔を出している。落ち着かない気持ちにぴったりの天気だな。

2013-05-06 17:37:32
葉月野 @hadukino_tc

夕立あとで鮮やかな夕焼けが出るかもと思ったがぼんやりとくすんだ青と紅が溶け混ざったような色だった

2013-05-06 18:19:19
葉月野 @hadukino_tc

この夜のまだらな闇が明日の泥沼に続くと思えば眠りについてそのまま沈んで目覚めなければいいと思うのに眠れないからずっともがかなきゃいけない。

2013-05-06 21:58:17
葉月野 @hadukino_tc

今日も生き延びた。今日も無駄に生き延びた。

2013-05-07 18:52:27
葉月野 @hadukino_tc

冷たい夜風に癒されていたのにどこからか紛れて流れてくるタバコの匂いで今日一日を台無しにされる。

2013-05-07 19:47:33
葉月野 @hadukino_tc

涙が泣くなら水滴はいびつな形だね それでも透き通っているだけ 幾分見られたものかもね 私の泣き顔はきっと醜いよね ぐちゃぐちゃのべちょべちょで 目も当てられないだろうね 私の涙が詩になって、と歌う 切ない声を背に 美しい思い出を待ちわびる #twpoem

2013-05-07 21:01:15
葉月野 @hadukino_tc

目覚めてすぐは身支度までの未来を段取り、移動中に本日の予定を思い起こし、開始時間になれば終了まで現実から目を逸らしつつ現実を片付ける作業に没頭する。頭の片隅には早く終わらないかな、とばかり。生きがいはなに?一日の終わりで手に入れる余暇?家族?今日を終わらせるための始まりを睨む。

2013-05-09 06:58:24
葉月野 @hadukino_tc

朝、一日のはじまりの色。夕、一日のおわりの色。視界を包み込む暖かい色。似ている色。おわりははじまり。おわらない苦悩、おわらない幸福。おわることの無情、おわることの充足。はじまることの不安、はじまることの高揚。人の気持ちは様々な色をしている。

2013-05-09 07:21:54
葉月野 @hadukino_tc

語る、死す。残った言葉。誰かの心を震わせる。想いが昇華する。カタルシス。命の限り、語る。 #ボーダー・ポエッツ

2013-05-16 20:36:22
葉月野 @hadukino_tc

最後の一日分の活力が足りない。

2013-05-17 07:00:18