江口允崇氏と伊津野英克氏のやりとり 2013年4月20日
- iwashiryo1
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ラインハート&ロゴフの件だけど、経済成長のためというより財政破綻させないために財政再建が必要というのが通常の考えだからギリシャやスペインの緊縮財政の流れは変わらなかったと思うし、成長率と政府債務の間に相関があっても逆の因果性が強そうだからそれだけで緊縮財政を主張できないとも思う。
2013-04-18 21:18:55@jazzmas62 間違いは間違いだし、恣意的なデータ加工は許されないと思うのでロゴフを擁護する気もないのですが、そもそもロゴフの本も論文も読んでおらず何がどう間違っているのか勘違いしてる人が多そうなのでつぶやいた次第です。
2013-04-19 04:13:26これを機会に「国家は破綻する」の内容がいちいち検証されるとかだと、それはとても良いことだと思う。個人的には、読んだ感想として「これじゃなんとも言えんなぁ」、的な感じだったし。
2013-04-20 10:26:27正直、データベースも疑うとなると個人ではお手上げに近く、そうすると今回の批判すら当てはまらなくなるなるという。 RT @hidekatsu_izuno これを機会に「国家は破綻する」の内容がいちいち検証されるとかだと、それはとても良いことだと思う。
2013-04-20 11:35:37@maseguchi いや別にデータベースを疑えということではなく解釈を、ということです。債務が多いと先進国の数十%が破綻している→日本にも危機が来る、と解釈できるか否かというのは大きな論点でしょうしね。
2013-04-20 11:45:37@hidekatsu_izuno うーん、債務比率と成長率の方は経済学者はクルーグマン同様誰しも逆の因果を疑うと思いますが、債務が多いと破綻しやすいというのは逆の因果はないんじゃないですかね。
2013-04-20 11:49:12@hidekatsu_izuno ただ、理論的には将来返済されることの信認が重要であって債務そのものの水準はあまり関係ないのではないかと思ってます。
2013-04-20 11:56:34@maseguchi 債務だけが必要条件ではないであったり、債務が破綻の条件であっても債務が増えた原因が重要で債務そのものは結果にすぎないとか、いろいろ考えられるように思いますよ。
2013-04-20 12:01:22@maseguchi 半分同意しますが、その将来というのがいつを意味するのかが重要かと。いつかは破綻するかも、なら3億年後にはきっと日本政府は滅亡してるだろうし、無利子永久国債であるところの紙幣がデフォルト起こさないのはなぜなのか、とか。
2013-04-20 12:06:26@hidekatsu_izuno そういうことを地道に詰めていくのがまさに経済学者の役割だと思います。なので、経験則で何となくそうなってるんだから理論なんて詰めなくても良いということにはならないことがお分かりになって頂けたでせうか。
2013-04-20 12:34:59@hidekatsu_izuno 政府債務の水準と成長率の関係も、インフレ率と失業率の関係も徹底的に疑いながら因果を考えるのが経済学者の立場かと。どういう風に使うかは個々人の判断ですが、結局どんな説も元を辿れば学者や学術研究に行き着くじゃねーかと思ってます。
2013-04-20 12:41:18@hidekatsu_izuno で、都合の良いことは経験則で良くて、都合の悪いことは細かく疑わなきゃいけないというのはバランスではなくて単なるダブルスタンダードじゃないかと思いますな。
2013-04-20 12:43:24@maseguchi 別に研究とはそういうものだ、というのは否定するつもりはないですよ。でも、政策提言というのは様々な可能性の中から「今」何をやるかという判断をすることであって、様々な可能性を提示することではない、と思いますよ。
2013-04-20 12:43:51私が言いたいのは「ハイパーインフレが起こる」とか「財政破綻が起こる」とか「急激な金利上昇が起こる」とか、本当に起こりそうと「思って」言ってるんですか、ということ。可能性の提示でなくてね。善管注意義務とかそういうこと。
2013-04-20 12:51:15