花粉症に苦しむ人はなぜ減らないのか

Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINE

花粉を飛散させるスギは人為的に植えられてきた。スギ人工林の面積は450万ヘクタール。国土3780万ヘクタールのうち12％もの面積が、ヒトの手によって花粉生産工場に変えられてしまった。花粉症はいわば「人災」ともいえる。 http://t.co/IQWzUuIvJD

Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINE

スギ林の拡大に林野庁の果たした役割は大きい。終戦直後、戦時物資として伐採された跡地を元に戻すためスギを植林。1950年代後半からは復興資材として急速に高まる木材需要に応えるため、広葉樹より成長が4倍速い針葉樹に転換。 http://t.co/cziL1kwSt6

Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINE

木材価格の高騰に加え、57年には拡大造林への補助を再造林の2倍にしたため、山林所有者はこぞって広葉樹を伐採しスギに植え替えた。それまで年間5万ヘクタール前後だったスギの造林面積は、50年代後半から60年代後半にかけて一気に3倍に拡大。 http://t.co/gJU0B1bq56

Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINE

林野庁は「60年代にスギ花粉がアレルゲンとして認定されたが、拡大造林当時、大量のスギが花粉症を引き起こすという認識はなかった」とスギ花粉が花粉症の原因であることは認めつつも、自らの責任を否定する。 http://t.co/0KUe0zN7zc 花粉症に苦しむ人はなぜ減らないのか

Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINE

国は拡大造林を進めた一方で、1950年代後半から木材輸入の自由化に舵を切り、64年に完全自由化に踏み切った。国産材に比べ安価なうえ、安定して大量に供給される外材の需要が急拡大。その後、国産材価格は下落の一途をたどった。 http://t.co/S2MHq7mjtQ

Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINE

ここ2～3年の1立方メートル当たりの国産材価格は1万円近辺。採・搬出コストは同面積で約1万3000円。伐れば伐るほど赤字が膨らむことになる。ある森林組合は「伐期を迎えて伐りたくても伐れない」と漏らす。 http://t.co/r0jW4CQi7O 花粉症に苦しむ人はなぜ減らないか

NishikuraKiyoshi 西倉潔 @nishikura2010

“@WEDGE_Infinity: ここ2～3年の1立方メートル当たりの国産材価格は1万円近辺。採・搬出コストは同面積で約1万3000円。伐れば伐るほど赤字が膨らむことになる。 http://t.co/GM9irhYM53 ” 公共事業として儲けようと思わなければできる。

T.Hoshino（星野 隆） @hossy1987

花粉の出ない杉の研究よりも広葉樹林に戻して、山林に多様性を持たせることが必要だと思います。 花粉症に苦しむ人はなぜ減らないのか WEDGE5月号第二特集　WEDGE Infinity(ウェッジ) http://t.co/SlvJ28TdxV

雪降らないかな @nojo6

花粉症に苦しむ人はなぜ減らないのか WEDGE5月号第二特集　WEDGE Infinity(ウェッジ) http://t.co/atvDOgqnib　「伐れば伐るほど赤字が膨らむ」の一言に尽きる

宮下浩一 @hakurakuken

花粉症最大の原因であるスギは、戦後の国策である“拡大造林”がおおもとであるのは周知の事だが、売値１万／１㎥に対して伐採コストが1.3万じゃあ誰も手を出すわけがない。／花粉症に苦しむ人はなぜ減らないのか http://t.co/6AORh2sI9I

戯画兎 @giga_frog

禿山に植えただけでなく、広葉樹を伐採して杉に植え替えることを補助金で奨励したのか。何と愚かな。＞花粉症に苦しむ人はなぜ減らないのか http://t.co/eUgknwQK4h