ブルームバーグの解雇裁判。
ブルームバーグのPIP事件の高裁判決も今日だっけ。達成不可能な課題を与えて出来なかったなら解雇するという事件。
2013-04-24 11:54:24【速報】米国の通信社ブルームバーグが日本人記者を解雇した事件で、東京高裁は解雇を無効とした東京地裁判決を維持し、会社側の訴えを退けました。ブルームバーグ社のリストラ手法は、やめさせたい記者に過大なノルマを課して、達成できないことを理由に「能力不足」のレッテルを貼るというもの。
2013-04-24 13:57:12ブルームバーグの高裁判決出たね。ブルームバーグで行われていたのはPIP(パフォーマンス・インプルーブメント・プラン:業績改善プラン)というものを導入して「能力不足による解雇は問題ない」としていったもの。地裁判決での報道などはこちら http://t.co/BYiIAC0Hzz
2013-04-24 14:00:54二審も記者の解雇無効=ブルームバーグが敗訴-東京高裁 - 時事通信 http://t.co/VoMPlmTMDm 米ブルームバーグ通信東京支局の男性記者(51)が、「能力不足」を理由に不当に解雇されたとして、地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決が24日、東京高裁であった。坂井…
2013-04-24 19:23:32米通信社ブルームバーグによる日本人記者の解雇を無効とした東京高裁判決。過剰ノルマで「能力不足」とレッテルを貼る会社手法に、原告男性は最初「パワハラだ」と思ったそうです。しかし、「パワハラという視点から解説策を探しても、逃げ道がないんです」と。この言葉が心に残りました。(続く
2013-04-24 20:48:03承前)パワハラという個人の受難、不運という視点では解決できなかった過剰ノルマによる退職強要→解雇に対し、解決へ道を開いたのは、労働組合でした。原告男性は、新聞労連の個人加盟組合・新聞通信合同ユニオンに加入しました。労働者は組合に入って、はじめて経営者との交渉力を得られます(続く
2013-04-24 20:48:35承前)どれだけの仕事量やレベルが標準的なのか、どれほどの要求は過剰かも、労働者が助け合う労働組合があってこそ明らかになり、経営者と交渉できます。人員削減や解雇がやむ得ないほどの状況なのかも、労働組合があれば経営者だけに一方的に判断させず、団体交渉でチェックできます。(続く
2013-04-24 20:48:55承前)裁判では、労働者個人の訴えという体裁をとりますが、赤旗では労働組合の役割は極めて重要であると考えています。労働者の受難を、その労働者個人だけの問題にせず、職場全体の問題として解決してく、組合本来の姿を示した新聞労連と新聞通信合同ユニオンに拍手を送りたい。(続く
2013-04-24 20:49:12承前)みなさんの職場や周りは、どうでしょうか。パワハラなどは個人の受難や個人間トラブルのように見えて、実は職場の構造的問題であることは少なくないように思います。解決策として、労働組合で職場や仕事の状況を話し合い、働きやすい労働環境を提案していくことを呼びかけます。(終わり
2013-04-24 20:50:41