日本教育から見たオンリーワンとナンバーワンと平凡の違い
BSNHKで、フランスの子育ての話してたけど、「オリジナリティ」と「自分の考えや気持ちを言葉にして伝える力」を徹底的に教えるそうです。いかに「出る杭」になるか・・・ということを教えるそうです。
2013-04-27 21:28:25何年か前に「世界でひとつだけの花」が流行りましたが、オンリーワンの子供を育てたいなら、フランス流子育てをすれば可能です。
2013-04-27 22:08:48おそらく・・・日本人は、ナンバーワンか、それになれないなら平凡か・・・という考え方だと思うのです。オンリーワンという考え方は日本人にとっては比較的新しい考え方なので、オンリーワンが良いよね、といいつつ、どういうことかわかっていないかも・・・しれません。
2013-04-27 22:33:30誰かが作ったものを真似て、自分なりの味付けを施す・・・これがオンリーワンの発想ではないかと思うのです。この自分なりの味付け・・・が日本人にはわかりにくいのではないかと思うのです。
2013-04-27 22:45:38自分なりの、オリジナルな味付け・・・ここが他との差異になります。だからオンリーワンになるのです。自分なりって?何?というのが日本人にはわかりにくい部分で、説明してもなかなか理解出来にくいと思われます。
2013-04-27 22:48:16他の人がしていないことをする・・・というのはナンバーワンの発想ではないかと思います。他の人がしていないことをするのと、自分なりの味付けを施すのは違います。
2013-04-27 22:49:54自分なりの味付けをする・・・ためには、想像力が必要です。「自分だったらこう思う。自分だったらこうする。」というのは、想像力です。自分なりのひねりです。
2013-04-27 22:53:01つまり、足し算的考え方・・・これがオンリーワン的発想ではないかと思うのです。オンリーワンではなくナンバーワンになるためには、人がしないことを見つけてする・・・想像力が必要です。つまり、足し算でも引き算でもない新しい何かを発見する力です。
2013-04-27 22:58:05平凡な考え方・・・というのは、誰かの真似をする、ということです。自分なりの味付けも新しい発見も必要ありません。逆にそれがあると邪魔になります。つまり、引き算的考え方です。
2013-04-27 23:01:27誰かの真似をするためには、自分を引かねばなりません。自分を引く・・・という発想は外国にはないかと思います。日本人の独特な考え方ではないかと思います。
2013-04-27 23:11:59オンリーワンになるには、足し算が必要です。どんどん足していくと自然と杭は出てきます。どんどん足していけば、それがオンリーワン、オリジナルになる・・・という発想です。
2013-04-27 23:15:20日本は、その逆です。どんどん自分を引いていく考え方です。どんどん引いていけば、杭は出ません。それが真似るということ、平凡に生きる・・・という発想です。
2013-04-27 23:17:48日本教育では、引き算的考え方を教える傾向にあるのでは・・・と思います。たとえば、「太陽は赤色である。それを真似よ。」と。太陽を黄色や白で塗ると「変」と思われがちです。ですので、実際、太陽の色は白だよね・・・と思っても、その考え方は邪魔になります。
2013-04-27 23:27:10太陽は赤色。といわれたら、自分の見解を無視しないと平凡にはなれません。白だけど、赤なんだ、と思い込まねばなりません。
2013-04-27 23:29:03いかに真似るか・・・ということを教えられます。ですので、そのためには、いかに自分の考え方を捨てるか・・・ということが必要になります。
2013-04-27 23:31:18自分の考え方を確立した後に、自分の考え方を吟味して、悪いものを捨てていく・・・というのは、般若心経の考え方です。でも、考え方の確立していない子供の時代から、自分の考え方を捨てさせる、捨てることを学ばされたら・・・自分を見失うと思います。
2013-04-27 23:38:58日本人は、「ここで待っていなさい」といわれたら、いつまでも待つと思います。理由は、そう言われたから・・・です。オンリーワンの発想だと、ただ待つだけではなく、待つことの意味や、あるいは待たないことの意味など考えて、待つか待たないかは自分で決める・・・と思います。
2013-04-27 23:44:03ナンバーワンの考え方だと、「待っていなさい」と言われたら「待つよりももっと良い方法がある」と言って、それを実行するでしょう。
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