- keroyoninja
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AMN
@keroyoninja
@IMG_F 返事はない。だが、目立った外傷もないようだ。「また頭を打って悪化してなきゃいいが……」安堵のため息をつく。そのとき、ふと、フロッグマンは何か尻の下に違和感を覚えた。手で探ると、何か生暖かいものに触れる。しかも、もぞもぞと動いている。26
2013-04-24 06:11:54
AMN
@keroyoninja
@IMG_F 「うわっ」捕まえたものを見て、フロッグマンは思わず叫んでいた。それは、ピンク色の小さい小動物だった。鼠のようだが、毛がなく、前歯が長く突き出している。「なんだこれ……」「それは、バイオハダカデバネズミ」追いかけてきたファーリーマンが言う。27
2013-04-24 06:14:23
AMN
@keroyoninja
@IMG_F どうやら、ディスカバリーが落ちたのは、バイオハダカデバネズミの巣だったようだ。「これ、もしかして食えるんじゃねえか……?」フロッグマンはバイオハダカデバネズミを掴んでまじまじと観察した。同様に顔を近づけていたファーリーマンが頷く。28
2013-04-24 06:17:51
AMN
@keroyoninja
@IMG_F 二人はとれるだけのバイオハダカデバネズミをとり、ハイドラの元に戻った。ディスカバリーは再び頭を打ったせいなのか、次に目覚めるとすっかり記憶は元に戻っていた。子供の心のままと思い込んだハイドラが隣で守るように眠っていたため、目覚めたときには面食らっていたようだが。29
2013-04-24 06:20:21
AMN
@keroyoninja
@IMG_F 「……なあ、フロッグマン=サン、相談があるんだが」「どうした、ディスカバリー=サン」「ハイドラ=サンが最近優しいんだが、なぜかわかるか? 一緒に寝ようとしたり、夜中トイレについてきたり、頭を撫でられたりするんだが……」「……」「なんだ、心当たりがあるのか?」31
2013-04-24 06:26:03