だからこそ、幕末に来日した外国人ツュンベリーの次の鋭い言葉(他の外国人も似たことを述べている)を思うと、ホームルーム担任的なメンタリティは程遠いように感じるのだが。 ①<自由は日本人の生命である。それは我儘や放縦へと流れることなく、法律に準拠した自由である。>
2013-04-22 09:39:01②「誰であろうと他人にやすやすと屈服するようなことはない」「彼らが文句なしに認める唯一のもの、大君から大名、乞食から日雇いに至るまで共通なその唯一のもの、それは法である。」
2013-04-22 09:39:14③「身分の高低を問わず、法律によって自由と権利は守られており、しかもその法律の異常なまでの厳しさとその正しい履行は、各人を自分にふさわしい領域に留めている。」
2013-04-22 09:39:27④「国民は大変に寛容でしかも善良である。やさしさや親切をもってすれば、国民を指導し動かすことができるが、脅迫や頑固さをもって彼らを動かすことはまったくできない」
2013-04-22 09:39:56⑤「ここでは金銭をもって償う罰金は、正義にも道理にも反するものと見なされる。罰金を支払うことで、金持ちがすべての罰から解放されるのは、あまりにも不合理だと考えているのである」
2013-04-22 09:40:48⑥「正直と忠実は、国中に見られる。そしてこの国ほど盗みの少ない国はほとんどないであろう。強奪はまったくない。窃盗はごく稀に耳にするだけである。
2013-04-22 09:41:10⑦「正義は広く国中で遵守されている。」「裁判所ではいつも正義が守られ、訴えは迅速にかつ策略なしに裁決される。有罪については、どこにも釈明の余地はないし、人物によって左右されることもない。また慈悲を願い出る者はいない」
2013-04-22 09:41:32⑧「またこんなにも人口の多い国でありながら、どこにも生活困窮者や乞食はほとんどいない。一般大衆は富に対して貪欲でも強欲でもなく、また常に大食いや大酒飲みに対して嫌悪を抱く」
2013-04-22 09:41:47「法の下の平等、法治国家」は、むしろ江戸時代にこそ徹底されていたように思います。QT @applesprit72: @Tanasho1122 @biwaud @1440mimutes @ishikawakz 法の下の平等、法治国家は素晴らしいことですが、
2013-05-07 09:12:08参考
「ツュンベリーの記録―江戸参府随行記(オロモルフ)」 日本人の長所を述べている部分。 http://bit.ly/kapTkV (via オロモルフの論考)
2011-05-09 09:21:11日欧の文化水準を比較する「江戸:もう一つの文明社会」~同時代の日本と西洋~:PDF
渡辺善次郎(都市農村関係史研究所主宰)
FOOD CULTURE No.62003.07.25