N氏による「同人誌と価格に応じた印刷費の回収具合」について

まとめました。 グラフと併せてどうぞ。 (20130510:まとめを更新しました)
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N @N_write

http://t.co/LDLjUwuzan - 今回はどうあがいても赤字ゾーンがありませんね。代わりに全部売っても赤字の線を用意しました。うん、おいおい理由はわかると思います。あのゾーンの境界線がこの真っ赤な線だと思ってください。

2013-05-09 23:45:33
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N @N_write

http://t.co/LDLjUwuzan - http://t.co/G5CYTLsCqM 本文墨の同じP数グラフと比べるとはっきりその異様さが言えます。フルカラーの場合20pの本では、100部刷っても1000円で元が取れないのです。本文墨だと400円でいいのに。

2013-05-09 23:48:31
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44ページB5フルカラー同人誌について

N @N_write

そしてこちらが44PのB5フルカラー同人誌をねこのしっぽで印刷した場合、各価格(300,500,700,1000円)で何部売れば印刷代を回収することができるかについてのグラフになります。 http://t.co/QAMCmUOaB1

2013-05-09 23:51:42
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N @N_write

http://t.co/QAMCmUOaB1 - はいもう言わなくても分かるかもしれませんが、44pのフルカラーは300円で売ると1000部印刷し完売しても印刷代を回収できるかどうかです。一方本文墨(http://t.co/PSlnDLmOU4)では450でOKでした

2013-05-09 23:53:53
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N @N_write

要するにフルカラーにした場合は、P数に関係なく、本文墨ずりの倍の値段で設定するか、倍の部数を売らないと印刷費回収はきついってことです。しかし実際は倍の値段で売れるかって言ったら大手以外は厳しいかと思います。1.4倍の値段で1.4倍の部数売るのが現実的な思考かも知れません。

2013-05-10 00:02:07

最後の慈悲(小説本について)

N @N_write

あとなんだ、小説本も見積もったグラフ作ったんですが、見るもおぞましいものになりましたんですが、簡単にまとめると、1000円以下で売ると修羅の道で、1000円に設定してもp数が100増えるごとに最低販売部数が+50されるという死ぬのか状態です。

2013-05-10 00:10:29

同人は赤字を覚悟してやらなければいけないのか?

N @N_write

「同人は赤字を覚悟してやれ」は真かも知れませんが、「同人は赤字でやらなければならない」は行き過ぎた清貧になります。もしみんな黒を出さないラインで値段設定するとどうなるか? 同じ体裁の本を大手が100円ピコ手が1000円で売ることになります。そんなイベントどうなるかお察しでしょう。

2013-05-10 00:16:39
N @N_write

赤字を続けるのははっきり言って作る人にも良くない、常に赤字になりながら創作を続けていくには創作方面とはまた別の才能が必要になります。身を切りながら創作するのは一見悲劇のヒロイン的ですが、悲劇のヒロインは志半ばで死にます。

2013-05-10 00:23:56
N @N_write

赤字で同人を続けている人はおそらく次の三種類「そもそも赤字でも気にしない豪快な人」「自己評価>客観評価がずっと受け止められない人」「単純に計算ができていない人」もしくはこの複合。この一番最後に陥らないことはちょっと考えればできるので、さっきのグラフを参考にして貰いたいなと思います

2013-05-10 00:26:16
N @N_write

「継続は力なり」なら継続を妨げる要因はできるだけ排除しなきゃいけないんだよね。

2013-05-10 00:31:09
N @N_write

とりあえず印刷する前に、印刷費と、予定販売部数と、予定販売価格を照らし合わせるのは有益だし、結構ゲームみたいで楽しいだからぜひやるべきだと思うですよ。

2013-05-10 00:34:27