- amubaruwaria
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@kodemari315 わたしも遊んでみます。 「紫陽花はくずれる硝子、くびをふさぎくるくる朽ちるうすらいの姉(ねえ)や」(浮島) こう、なんていうかピリルピリルと電気信号をかえすような歌の応答がけっこうたのしいですね。宮沢賢治の仮定された有機交流電燈みたいなかんじで
2013-05-09 22:52:55@amubaruwaria 音遊びですね!くずれる硝子、花弁が落ちるイメージがとてもうつくしいです。あとどことなく相聞的な匂いがありますね、「くびをふさぎ」からかなあ。私も句読点好きで、使いたいのですが、なかなか難しい。。結局効果的には見えなくて、いつも取ってしまいます。
2013-05-10 12:39:10@amubaruwaria 余談ですが、童謡の「赤とんぼ」は私にとって号泣ソングなのですが、「十五でねえやは嫁にゆきお里のたよりも絶えはてた」の姉やは、最近まで血縁の姉だと思っていました。姉やというと、一般的に女中さんのことなんですよね...
2013-05-10 12:44:47@kodemari315 なるほどー。たしかに句読点は難しいし、今回の歌でも使用するかどうかすごく悩みました。結局「いいや、やりたいからカギカッコも句読点もいれちゃう!」と開き直った感じです。句読点の効果に関しては、短歌の評価に「視覚効果」を加えるかどうかという問題がありますかね
2013-05-10 14:56:07@kodemari315 啄木みたく3行にわけるのも、さらにカブいて絵画的に短歌を扱うやり方もあると思います。いろいろと考えちゃいますね。
2013-05-10 14:59:07@kodemari315 わたしは視覚的なものも、音楽でいうところの楽譜みたいな感覚で必要な情報だと思うのですが「音のみでよい。口上文化だから」という方のスタンスも理解できちゃう。どう思います?
2013-05-10 14:57:11@amubaruwaria 楽譜かあ、なるほど。私の場合は、句読点を使うときのセオリーが自分の中でまだ見つけられていないから使えないといった感じです、中途半端な感じが伝わるだろうなあと思うとなかなかこわいですね。
2013-05-11 21:46:16@kodemari315 変身にはかならずサナギがなければいけない、というような感覚を味わいました。筆の細さのくすぐったさと、化粧がかえって引きこもる要因になっちまうくすぐったさ。こういうのって見るなのタブーですよね。私が女のジェンダーであったなら、きっと筆を盗むな。
2013-05-10 15:03:15@kodemari315 赤とんぼは名曲。ねえやが女中というのは、恥ずかしながら私も知りませんでした……。うーん、そうか。なんとなく夕焼けが痛い痛い感じで、ねえやとの関係がちぎられるような歌だよなーと思うんですよね。いたい。
2013-05-10 15:00:49@kodemari315 うーん……とりあえず実験的な感じで 午前2時のもものカンヅメきみはまだ剥かれるような口づけをしらない(浮島)
2013-05-10 15:18:28@amubaruwaria 桃の缶詰ってそれだけで恋愛を呼び起こす不思議な道具ですよね。なんというか、甘さと痛みが同居している様子が伝わります。また脱線しますが、川上弘美に「横倒し厳禁」という小説があって、終わったあとにいつも桃の缶詰を食べさせてくれる男性の話を思い出しました。
2013-05-11 21:53:20@kodemari315 ああー! 洗濯機との別れって本当に突然! うまい結び付け方だなぁ。そのやうにして、という直喩をストレートに表現するやりかたも端的で好ましいですね。新品の家電製品のようなお付き合いもあるのかもしれませんね。最新のは省エネで高性能みたいですし。
2013-05-11 23:57:44@kodemari315 うーん…… そろそろ体力的にゲームセットかなぁ? 「わたしは世界にサヨナラをつげよう塩の樹海へかえっていこう」(浮島) ある程度区切りのいいところで一度ホイッスルをならして、感想戦へうつりますか。
2013-05-12 00:18:50@kodemari315 もう忘らるる集落 というのは象徴的ですね。そういえば漫画で水の底に沈んだ村を題材にしたものを読んだことがあります。ダム底ですね。雨はいつだって懐しいものだと思います。そういえば雨を歌ったものは2首目ですね。前回のものとは違ってやわらかく沁みこむ雨ですね。
2013-05-12 20:13:55@kodemari315 句読点で区切るのは私は肯定的にとります。強烈な休符ですからね。視覚的にも雨の強調がなされますし。大胆ですねぇ。アクロバティックな曲芸よりも、こでまりさんの大胆な直球の歌がわたしとしては好印象です。
2013-05-12 20:17:05@kodemari315 おそらく曲芸もやろうと思えばできるのでしょうけれど、直截さ・端的さ・大胆さはある意味武器です。かと思えば手堅い、おっかなびっくりな部分もあったりしてそこら辺は「どこまでいくべきか」という葛藤があるのでしょうか。気になりますね。
2013-05-12 20:18:41@kodemari315 まずわたしから1首め。 紅をひく筆の細さよ姉さんが此の頃部屋より出て来ぬ事情(こでまり) をとりたいと思います。姉というイメージが受けやすかったのか、のびやかな歌に感じます。口紅の筆はたしかに細い。
2013-05-13 12:31:16@kodemari315 またそれを見ている「わたし」というのが非常にあどけなさを感じる。こでまりさんの今回の歌は意識を遡行させるものがいくつかあって、たとえばすあまの歌もそう。子供時代に忘れてきたなにかを掘り起こそうとするのを感じます。引き出しのいつとう奥、というのもね。
2013-05-13 12:32:51@kodemari315 紅を引くねえさんはミステリアスですが、それは部屋から出てこない。さなぎの変態みたいなもので、秘匿された成長なのかと思います。これは僕にとっては非常にツボですね。化粧なのに引きこもるっていう理屈はすごく素敵。
2013-05-13 12:34:55@kodemari315 2首目はこちら。 洗濯機いつそ壊れてしまへと云えばそのやうにしてさやうならは来る(こでまり) 桃の缶詰から洗濯機にいってしまった、いってみると前後のつながりがぶっ飛んでて不思議です。ただ色恋沙汰の話を受けた感じはあって、洗濯機は隠喩にも感じます。
2013-05-13 12:36:37