【エアミス研名物】春の愛川晶マラソン3【お玉さんの読書マラソン】

愛川晶作品を取り上げた、お玉さんの読書マラソン第3部完結編です。リレー小説に合作もの、ノンシリーズに落語シリーズから最新作まで、加えてベスト5も紹介してらっしゃいます。
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お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

三巻目以降で、馬春師匠の神秘性なイメージが薄れていったのが……ザンネンだったかなぁ。 まぁ、各巻各巻、しちめんどくさい構成で話が作られてこと。そして落語に対しての作者の愛が高いテンションのままで、手なりとなることなく作中に織り込まれていったこと。その二つは素直に感心しますね。

2013-05-15 23:18:49
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

続いて、愛川晶マラソンのついにラスト『ヘルたん』をば。 たぶん新シリーズなのでしょうねぇ……。ラストの思わせぶりが半端ないんだぜ( ´ ▽ ` )ノ 老人問題と老人介護を題材にしたミステリ……って誰得なのかしら? いや、明日は我が身だぁ〜

2013-05-15 23:22:46
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ヘルたん』 『道具屋殺人事件』の後書きにあった父親の介護が、この小説の素地になっているんだろうなぁ〜。ヒロインいっぱいで華やかな雰囲気を出そうと頑張っていますが、やはり暗い。ドス暗い。ヘルパーさんのお仕事ってすごいなぁ……

2013-05-15 23:25:20
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ヘルたん』 記憶が不鮮明なおじいちゃん探偵とサッパリした美少年ワトソンという人物設定は、グットだよねぇ〜。 まぁ今作はその組み合わせに至るまでのお話っぽいので、あんまり機能がしてないのが、……暗い雰囲気に拍車をかけているね。あとツンデレ先輩はあまりツンデレではないし、……重い

2013-05-15 23:26:57
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ヘルたん』 老人の扱いに関しては相当アグレッシブなのに、ミステリ部分はちょっとオーソドックス。どこかで見たようなお話、既視感のあるミステリなのよねー\(´Д` ) 攻めているのか、守っているのかよくわからないミステリだ。 あっ、けどラストの猫のくだりは良かったなぁ〜

2013-05-15 23:28:14
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ヘルたん』 この作品の一番の萌えキャラは、ツンデレ先輩の葉月さんやお嬢さんの未来ちゃんではなく、おタケさんだよね( ´ ▽ ` )ノもう可愛すぎるわぁ〜。 というか、この人と少年の会話でお話を締めているのですが、それまでの重い雰囲気がこれで和らぐのよねぇ。

2013-05-15 23:29:44
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『ヘルたん』は、ホップステップジャンプのホップとしてはとてもいい感じでした。素早く次の巻を書いてほしいものですね〜( ´ ▽ ` )ノ 未来ちゃんが気になるよー ……宙ぶらりんになる可能性も無きにしも非ずですが…… どうして、一冊完結モノにしなかったのかな?

2013-05-15 23:30:45
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

ちゅうわけで、春の愛川晶マラソン終了です( ´ ▽ ` )ノ 『カレーライスは知っていた』のイメージがあまりにも強かったのですが、底抜けに明るく楽しいのってコレだけだったのねぇ。 どのお話も暗くて、重かったわ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

2013-05-15 23:32:21
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

というわけで、主観たっぷりの愛川晶ベスト5でも作って締めとしますよ〜。 さてさて、どれにしようかなぁ〜?

2013-05-15 23:33:45
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

愛川晶ベスト5できたわ。真面目に考えたから、結構時間がかかったわ〜( ´ ▽ ` )ノ

2013-05-16 00:43:04
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

☆愛川晶ベスト第五位 『六月六日生まれの天使』 カレーライスと悩みましたが、より愛川晶らしさをとってコチラですね。 読み終えた後でいろいろ考えるのが楽しいですね。ミニマムな作品世界の作り方が成功してますし、愛川晶の読ませる力、その力量がよくわかる一作ですね。

2013-05-16 00:43:57
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

☆愛川晶ベスト第四位 『霊名イザヤ』 全作品の中でも一番ビックリするラスト。サイコホラーと本格ミステリの融合具合が楽しすぎますね〜( ´ ▽ ` )ノ 鬱々とする展開ですけど、物語を突き進めていく力が尋常じゃないのですよ〜♫ すごい迫力だわ

2013-05-16 00:44:21
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

☆愛川晶ベスト第三位 『巫女の館の密室』 名探偵に対しての名ワトソンって何だろう? そんな命題に対するベストな解答を示しているミステリだと思います。 カレーライスの根津愛の凄味より、今作のキリンさんの凄味のワトソンとしての凄味のほうがグッときます。 あとステキなバカトリック♫

2013-05-16 00:44:51
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

☆愛川晶ベスト第二位 『芝浜謎噺』 主観ではなく客観視で判断したら、コレが一番でしょうね( ´ ▽ ` )ノ 絶対他の作家に書くことのできない内容を、最大公約数的な男泣きエンタメミステリの文脈で構築した小説なのですよ。もう奇跡的な完成度にビックリですよ。ニヤニヤ〜

2013-05-16 00:45:34
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『芝浜謎噺』を楽しむためだけに、寄席の空気を体感して、名人と呼ばれる噺家のネタをVTRで勉強するのも、……アリだよね( ´ ▽ ` )ノ

2013-05-16 00:45:45
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さぁて、一位は何かなぁ〜( ´ ▽ ` )ノ あえて『芝浜謎噺』と『巫女の館の密室』を外しての一位ですよ。

2013-05-16 00:46:41
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

☆愛川晶ベスト第一位 『光る地獄蝶』 オレ、やっぱりコレが好きなのよねぇ。バランス悪いんだけど、その歪つさがそのまま魅力に反転してるのですよ。徹底した力業の本作ですが、同時進行する別要素のお話と上手く絡み合って、とてもいい感じです。 傷が傷のままで残っているところが良いですね

2013-05-16 00:47:29
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

あと愛川晶ヒロインの中で一番可愛いのは、この『光る地獄蝶』の栗村夏樹さんです(断言!)

2013-05-16 00:47:37
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

というわけで、愛川晶マラソンはこれでおしまいです。 『六月六日生まれの天使』の親本を手に入れたので、著者インタビューに触れたいのですが……、ネタバレの宝庫だもんなぁ〜( ´ ▽ ` )ノ

2013-05-16 00:49:15
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