ゲンロンスクール第2期  石川初「地図と地上へのまなざし」第一回

ゲンロンスクール第2期  石川初「地図と地上へのまなざし」第一回
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siskw @siskw

最初の路線図はロンドンの地下鉄の路線図。最初は街の地図に実際の路線を重ねていたが、1933年にハリーベック氏が路線だけの地図(チューブマップ)を考案した。ただし抽象化が進んでもテムズ川が残っていることは興味深い。 #genroncafe

2013-05-18 19:18:09
倉津拓也@2/13自由を教えるということ @columbus20

放棄された情報と強調された情報。テムズ川が現実と地図を媒介する。 #genroncafe

2013-05-18 19:18:17
ぷっぷ1ごう@万年繁忙期 @sputnik811

あーなるほど。「そこで何が優先されるか」っていう行為の優先度なんだ。実際の地理、位置関係を把握するよりも、乗り換えとかどの駅があるかが優先されるから抽象化されるのかな。 #genroncafe

2013-05-18 19:18:20
たけくら @tachesan

最新のロンドンTUBE MAPでは現実の地理との位置づけとしてのテムズ川。東京の場合は皇居。たとえば東京メトロ、都営の路線図には必ず皇居が描かれている。楕円にデフォルメ化された皇居。 #genroncafe

2013-05-18 19:19:12
たけくら @tachesan

路線図が役立つのはなぜか。われわれが電車に乗っている限り、路線図の持つ文脈から外れることがない。ピントがあっている。だからこそ単純化されたダイアグラムが役に立つ。では詳細な地図は文脈を規定していないのだろうか…?#genroncafe

2013-05-18 19:20:21
デコ広重 @jiiiiiiin

ロンドンの地下鉄路線図はテムズ川が描かれていて、補助線のような役割を果たしている。東京メトロや都営地下鉄の路線図は皇居が位置の把握に役立っている。 #genroncafe

2013-05-18 19:20:23
siskw @siskw

日本の場合は、都営もメトロも皇居が真ん中にある。路線図がなぜそのような形でも充分なのか。それは自分たちがその「電車で移動する」という文脈の中にいるから。では、普通の地図ではどうだろう。何が描かれていて、何が描かれていないか。 #genroncafe

2013-05-18 19:21:06
ぷっぷ1ごう@万年繁忙期 @sputnik811

「地図には現実にあるものはほとんど描かれてない」 #genroncafe

2013-05-18 19:21:30
tokada @tokada

石川:そのような駅の地理的な位置を捨象した路線図で充分に役立ってしまうのは、路線図が示すリニアに文脈に閉じ込められているから。これは地図ではそうではないかというと、「地図には何が描かれているか」「地図には何が描かれていないか」 を考えてみるとよい。#genroncafe

2013-05-18 19:21:42
たけくら @tachesan

では、地図には何が描かれていて、何が描かれていないか? 地図だけにあるものは…等高線、敷地境界線、水色の川、緑の道路、番地。。現実空間にあるものはほとんど描かれていない。建物も輪郭だけ。実は何も描かれていないのではないか? #genroncafe

2013-05-18 19:21:44
唐澤頼充@地域編集者/半農半筆 @y_karasawa07

地図に何が描かれているか? 地図に何が描かれていないか? 地図にはほとんど現実が描かれえいない。 #genroncafe

2013-05-18 19:21:51
倉津拓也@2/13自由を教えるということ @columbus20

地図には何が描かれているか。地図には何が描かれていないか。等高線とか敷地境界線とか。地図には現実に実在するものはほとんど書かれていない。建物も輪郭線だけ。輪郭線だけのものは実在しない。 #genroncafe

2013-05-18 19:21:55
デコ広重 @jiiiiiiin

地図に描かれているものと描かれていないもの。地図に描かれている情報のほとんどは実空間には存在しない。一方、行き交う人々や車、木々、地面のテクスチャーは描かれていない。 #genroncafe

2013-05-18 19:22:40
たけくら @tachesan

人々、空、地面のテクスチャ…など、実際の風景を構成するものは描かれていない。描かれているのは色分け。制度のグラフィック。土地利用の区別に注目したもの。#genroncafe

2013-05-18 19:22:48
Yoshihiro Tanigawa :||🦊 @mircea_morning

抽象化されて、位置関係を優先して示しているのに(エンジニアが回路図を模して作った)、路線図にはテムズ川が載っている。イギリスで位置関係の把握に役立てていることが伺える。東京では結構、皇居が載っている。 #genroncafe

2013-05-18 19:22:53
倉津拓也@2/13自由を教えるということ @columbus20

地図が役に立つのは我々が社会のルールで動いているから。 #genroncafe

2013-05-18 19:23:40
siskw @siskw

例えば、地図には多くの色が使われているが、街にはその色が使われていない。逆に街に広がる風景の多くは地図には表れない。それは、地図は社会制度のグラフィックであるから。地図が役にたつのは、私たちが社会制度の中で生きている。 #genroncafe

2013-05-18 19:23:42
たけくら @tachesan

地図が街のなかで役立つのは、われわれが社会のルールに従っているから。例えば歩道。地図は土地利用区分の明示に最適化されている。広域に見ると都市化するとは土地をそれぞれの意味に割り当てていくこと。#genroncafe

2013-05-18 19:24:02
tokada @tokada

石川:地図には何が描かれているかを考えると、地図には地名や番地、あるいは等高線などが描かれているが、そのようなものは現実空間には存在しない。地図は社会制度のグラフィック。私たちは歩道だから歩くといった、土地利用区分のルールによって動いている。 #genroncafe

2013-05-18 19:24:24
たけくら @tachesan

地図が読めるとは空間把握能力ではなく、文脈を理解しルールが理解できること。#genroncafe

2013-05-18 19:24:28
倉津拓也@2/13自由を教えるということ @columbus20

地図が読める、とは空間把握能力があるとかではない。地図が規定する社会的文脈を理解できる、ということ。 #genroncafe

2013-05-18 19:24:30
ぷっぷ1ごう@万年繁忙期 @sputnik811

「地図が読める」=地図が示している体系、制度を現実空間に当てはめることができる。 ほぅ!! #genroncafe

2013-05-18 19:24:33
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