2013年5月25日

「ウルトラの父」造型考察・デザイナー丸山浩氏 #Ultraman

円谷プロダクションに在籍された、デザイナー・丸山浩氏による造型考察(※大幅に補足してブログ掲載予定との事)。
8
リンク Wikipedia ウルトラの父 ウルトラの父(ウルトラのちち、英表記:Father of Ultra)は、円谷プロ制作の特撮テレビドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」の作品に登場する、架空のキャラクター。 1972年放映の『ウルトラマンA』第27話「奇跡! ウルトラの父」で初登場。 M78星雲光の国の宇宙警備隊の大隊長を務める。 ウルトラの母とは夫婦関係にあり、ウルトラマンタロウの実父である。さらに、ウルトラマンAの養父でもある。ウルトラセブンは義理の甥という設定も存在したが、現在は使用されていない。また、ゾフィーの父とは親友同士であった
ウルトラの父

身長/45m、体重/5万t、 最大飛行速度 /マッハ15。出身地 /M78星雲・光の国。 初登場年度/1972年、登場作品/ウルトラマンA。 設定/銀河の平和の守護者、『宇宙警備隊』の大隊長。『宇宙警備隊』発足のきっかけともなった全宇宙に伝わる伝説の『ウルトラ大戦争』を戦い抜いた歴戦の勇士で、誰からも尊敬されている。 必殺技:ファザーショット(腕をL字に組んで発射する強力な光線技)。 © TS..

丸山浩 @hiro_mrym

デザイナー・イラストレーター・特殊造形など。 ウルトラマンシリーズのデザインを多数担当し、近年は『バトルスピリッツ』 『仮面ライダーウィザード』『SSSS.GRIDMAN』『SSSS.DYNAZENON』『HE-LOW THE FINAL』などに参加。

リンク ameblo.jp 「錆し光の記憶」 丸山浩のブログ、「錆し光の記憶」です。デザイナー・丸山浩の雑記帳
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

ACTウルトラの父が到着!とりあえず、パッケージに"ウルトラマンケン"と表示されてなくて良かったw ひょっとして、無かったことになってる?? マントが付属してるから箱がでかい! http://t.co/dvFkHQlfPr

2013-05-24 10:45:55
拡大
リンク tamashii.jp ULTRA-ACT ウルトラの父 | 魂ウェブ 「ウルトラの父」降臨!
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察1:ACT「ウルトラ父」発売記念に造形についてちょこっと呟きます。20年以上前・・・円谷プロに入社した時には、すでに「ウルトラの父」オリジナルスーツは存在しなかったが社内の怪獣修理担当に父の造型に携わった方がいらしたので、興味深い話が聞くことができた。

2013-05-24 19:55:17
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

ウルトラの父」造型考察2:ウルトラの父のスーツは、第二期のゾフィーを改造してるのは割と有名なお話。ここからは、怪獣修理担当から聞いた話と推測が混じっています。あのボリュームたっぷりの胸は・・・最初から付いておらず、円谷プロの怪獣修理・造型班で造られている事実。

2013-05-24 19:56:54
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察3:スーツ納品後に、現場から「父の威厳さを出すために、分厚い胸板が欲しい!」などの要望があったのかも。。。もしくは、ウルトラホーン(角)とのバランス・・・胸のスターマーク(銀の突起物)を取った跡が目立っていたのかもしれない。

2013-05-24 20:00:43
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察4:その時期は、特撮番組乱造期で・・・開米プロも忙しさ故に、現場の要望に応える時間がなかったと想像できる。そこで、円谷プロの修理・造型班で胸の造型をすることになったのだろう。ほんとに突然だったらしい...(^_^;)

2013-05-24 20:01:51
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察5:造形工程として、胸に60ミリのウレタンをウエットスーツの上に直接貼り、ボリュームアップしながら成型、表面にサラシ(布地)を貼り、ラテックス・ゴムで塗り固めたようだ。胸の部分だけ質感が違うのは、そのせいだ。

2013-05-24 20:04:19
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察6:あと、もみあげ(耳とも言える)も怪しいwその場でウレタンを切って貼り付けたような印象なのだが・・・。 機会があったら、確認してみることにしよう。この続きは後日( ・∀・)ノシ

2013-05-24 20:06:40
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察7:父の造型でもっとも不可解なことは・・・ 2回目の登場時(第38話)にモミアゲ(ヒゲ?)が薄く綺麗なもの変えられ、右目だけが明らかに別のものになっていることだ。そう、なんと・・・初代マンの目になっているのだ。(初代マンと帰マン以降の目は全くの別物)

2013-05-24 23:11:48
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察8:お気づきの方も多いかもしれませんが、「ウルトラマンA超獣事典」と「ウルトラマンA 1972」で、南夕子とウルトラの父が並ぶメイキングスチールではっきりと確認することできる。(いづれも古い本なので入手は難しいかもしれません)

2013-05-24 23:16:25
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察9:さて、何故、片方の目が変えられたのか?たぶん、なんらかの理由で壊れて、修理交換されたのだろうが・・・問題はその初代マンの目をどこから持ってきたかだ。

2013-05-24 23:17:01
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察10:初代マンの目は、A/B/Cタイプはそれぞれ別ものに見えるかもしれないが 基本的に同じ型から成型された目が使用されており、角度や出っ張り具合で巧みに印象を変えている。当然ながら最終回に登場したゾフィーも同じ。(のぞき穴が無いが)

2013-05-24 23:17:34
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察11:色々と検証する前に、初代マンのA/B/Cタイプ、およびゾフィーのマスクの撮影後の行く末を語る必要があるのだが、 ここでは省略。詳細は放置しているブログにまとめるか・・・w

2013-05-25 00:01:56
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察12:ウルトラの父のマスクはスーツ同様にに第二期ゾフィーの改造、元をたどれば帰ってきたウルトラマンがベースになっている。帰マンのマスクは既存のもの(初代マンかゾフィー、または当時のアトラク)を型取りして原型にしていると思われる。

2013-05-25 00:12:09
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察13:造型作業の効率を考え、目のデザインも変更(左右同じ型)されているので、型取りの際にオリジナル目は外されているはずだ。結論として、その外された目だけが残っていて「ウルトラの父」の修理に使われたのではないだろうか。以上、推測ばかりで確証はありません。

2013-05-25 00:13:55
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察14:「ウルトラの父」の造型を考察すると、ウルトラホーン(角)や模様が左右非対称であるとか・・・いささか雑な造型に見えてしまうかもしれないが、当時は極限の状態で作業でしていたことを理解していただきたい。

2013-05-25 00:15:39
丸山浩 Hiroshi Maruyama @hiro_mrym

「ウルトラの父」造型考察15:シンメトリーで綺麗に整った造型だけが全てではないよ。大切なのは造型者の魂を感じとれるかだ! だから「ウルトラの父」はかっこいいのだ!----終了-----

2013-05-25 00:17:11

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?