続・小説家になりたい人へ 『酔っ払いの戯言編』

担当に送った作品が却下され、発狂して憤怒し、ブログ小説や電子出版などを考察して見えてきたことを述べました。 ほんと、酔っ払いの言葉のようで「すみません。あの時は酔っていたんです///」と、ちと恥ずかしい。誤字脱字や「てにはを」の使い方が気になるな―(笑)
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🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ29 ちなみに、私の独断と偏見ですが「小説家になれない人」は、特定の作家や漫画ばかり読んでいる人だと思います。しかも「○○さんの作品が好きです!」と言っときながら、数冊程度しか読んだことがない人はアウトでしょう。で、好きな作家を出版社別に読み比べましょう

2013-05-24 23:14:31
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ30 そうすれば出版社のカラーが分かってきます。出版社のカラーとは、サッカーのチーム性でしょう。「Aのクラブは攻撃型」「Bのクラブは後半に強い」などなど。監督が変わればチームが変わる。編集長が変わると、新人賞の性格も変わります。

2013-05-24 23:17:43
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ30 う、うーん。連投する前に構想していたことが述べられなくなってきたので、そろそろ終わりにします。とにかく小説家になりたい人は賞を取りましょう。「へー。小説家なんだ。で、作品は?」「キンドルに置いてあります」は買ってくれると思いますか?

2013-05-24 23:19:38
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ31 と思ったら、繋がりました。これからの小説家象です。ミュージシャンはライブ活動をしてグッズを売るという原点回帰が起きています。小説のライブとは何でしょう。私は「作品の解説」が、需要があると思います。「己の作品を解説するのは恥」ですが、別視点で見ましょう

2013-05-24 23:22:53
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ32 私が師と仰ぐ井沢元彦氏は、歴史作品を発表しています。そして作品の舞台となった場所でよく講演しています。あの人は博覧強記なので会社のセミナーなどにも呼ばれます。あの人は作品を発表しながらライブをしています。では、凡人はどうすべきかです。

2013-05-24 23:25:26
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ32 コンスタントに作品を発表できればそれでいいのですが、今現在の出版社の審査は厳しいです。で、ライブの話ですね。答えが既に出ています。歴史作品を発表するかです。そうすれば「ライブ」ができます、地元の人が読んで(呼んで)くれます。

2013-05-24 23:29:06
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ33 私は中島飛行機を研究してハタと気付いたのですが、中島飛行機に関する講演を聞き付けて行くと、そこは満席なんです。そして「俺が出版したら、高確率で読んでもらえるじゃないか」と思いました。講演後に書籍の販売もありました。……インチキセミナーに近いですね

2013-05-24 23:31:38
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ33 多分、東京や学園を舞台にした作品で講演が行われることはないでしょう。そして新人賞の多くは、東京と学園が舞台が投稿されます。作品の流れが被ったら、下読みで落ちるでしょう。学園作品は需要がありますが、応募も多いんです。

2013-05-24 23:33:52
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ34 またしてもうまく着地できなかったので、奥義を言います。「東京以外を書け! 広島を舞台にした作品は広島の人が読んでくれる。福井を舞台にした作品は福井の人が読んでくれる」です。マンガはともかく、小説はそれが強いです。黒川博行氏はそれで成功しています

2013-05-24 23:36:22

「成功」という表現は失礼ですが、東京を舞台にした作品が多い中、関西を中心にした作品を出せば目立ちます。差が出ます。同じミステリーでも土地が変われば色が変わります。

そして黒川作品で私がもう一つ発見したことは「登場人物が多い時は、関西弁を入れよう!」でした。

『とAは言った。しかしBはこう言った。そしてCは言った』

という表記だらけでは、下読みにストレスを感じさせます。丁寧な口調や荒っぽい口調をうまく使い分け、作品をスムーズに展開させましょう。

ラノベの「お嬢様言葉」も、一つの技法です。

🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ35 私がビジョンしている小説家象は「こいつは群馬県を舞台にした作品を書く」です。図書館が買ってくれます。コンスタントに発表できれば強いです。吉本興業の「住みます芸人」です。市民講座に呼ばれるでしょう。そこで作品の宣伝ができます。

2013-05-24 23:39:38

ここで芸人さんが述べている戦略はかなり慧眼です。「東京を舞台にした作品」「学園物」は競争率が激しいのです。

ちなみに「角川ホラー小説大賞」で送られてくる作品の多くは「学園ホラーもの」です。私が述べたいことが分かりますね。

🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ36 東京や学園を舞台にした作品なんか、売れっ子にしかありません。後は「ケータイ小説」ぐらいでしょう。凡人作家は隙間を狙うことです。少年が社会性を身に付けるよくある作品は売れっ子がやればいいんです。もう、売れっ子と新人賞しか出版されないでしょう。

2013-05-24 23:42:18
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ36 私が述べたいことは「どうすれば小説を続けられるか」です。やみくもに書くのも悪くないですが、読者を意識してください。出版社を意識してください。作品論的な話は誰かに聞くのもいいですが、最後は自分が見つけるんです。もとい、完成させることです。

2013-05-24 23:46:23
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ37 う、うーん。連投する前に構想したことがまだ述べられず、右や左に行ったり来たりでうまくまとまりませんでしたが、「どうすれば読んでもらえるか、続けられるか」を意識しましょう。そうすれば自ずと見えてきます。

2013-05-24 23:48:27
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ38 連投してストレスが減ったので終わりにします。最後にお薦めの本を紹介します。ヒット作ですが「ヘタッピマンガ研究所R」です。 http://t.co/Vo0OckE4UM

2013-05-24 23:50:49
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🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ39 村田先生が最後に述べたように、いくら作品論を研究したって書かなければ意味がないんです編集者はあてになりません。暗闇の中をひたすら歩き、先人たちの足跡を発見してホッとする日々なんです。小説なんてそんなもんです。好きな人以外は続けられません。

2013-05-24 23:53:04
🎾の犬 長島芳明 @nagasimayosiaki

続・小説家になりたい人へ4 今一度、「どうして私は小説を書くのだ」を観察することをお勧めします。私は表面的な動機は変わりましたが、根源的な動機は変わりません。「想像と創造が好きなんです」です。正味、乾いたようなパッションです。勝手にストレスを感じる、どうしようもない人間です

2013-05-24 23:58:15

ここで気になったサイトを紹介します。何と、データーを送るだけで製本化してくれるサービスです。

しかし校閲や編集の説明が入っていないので慎重に。横書きや縦書きや書体の説明がないです。レイアウトの部分も気になります。牛河原さんのような話をされるかもしれません

何より書店に出回らず、アマゾンだけです。熟考をお勧めします。

十年後の書店ルートはどのように変わるか分かりませんが、出版社を通さずに電子出版デビューを考えている人はインディーズバンドのように己で広告や宣伝をしましょう。

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