みんなーバイオにゃんとお勉強の時間だよー。フォロワーちゃんが言ってたこんな問題を拡散してみる。 生物学でも哲学でもよいので考察してみてよ。 “@put3110: 自然界に抗生物質が存在する理由を考察せよ、という課題は、哲学的問いかけでしょうか?”
2013-06-07 01:16:17抗生物質ってゆーのは、微生物が他の微生物を殺す(または弱める)ために作る物質のことだよ。
病院で薬としてもらう抗生剤は、微生物から見つかった抗生物質を、ヒトの薬用に改良したものってイメージ。
抗生物質が作られた理由なんて、 人間が人間のために効いちゃうらしいから、使っちゃえ!みたいな感じじゃないかな。 だけど、抗生物質があるお陰で私たちは生かされてる。 その事実をどのくらいの人間が理解しているんだろうか?
2013-06-07 01:27:35ほーう。確かに抗生物質といえば、みんなからしたら病気の時にもらう薬ってイメージが強いよね。 ともともこの物質を作り出した生き物からしたらどんな意味があったんだろ? “@rui2525___: @s12b051 @bio_tan @put3110 人間のために作られたもの、”
2013-06-07 01:41:19というか,抗生物質を持ってたからこそ生存競争を有利に進めることができたのではないか
2013-06-07 01:53:54突然変異でドーンと来て生存競争でガシャーンとやられて生き残った者が,現存する生物なんじゃないすかね
2013-06-07 01:56:36そだねー。有利に生きるため説。“@s12b051: @bio_tan @put3110 んーペニシリンなんかは青カビが他の細菌に打ち勝つために だし ニンニクやらっきょのアリチアミンなんかは土壌生物から守るためだろうしね。 自然界生き残るための道具じゃないのかなー。”
2013-06-07 01:39:08ぼくは身を守るとゆーよりは、より積極的に環境を支配する能力だと思ってるよ。栄養を独り占めするとゆーか。 “@rui2525___: @bio_tan @s12b051 @put3110 私が思うに、外敵から身を守るため?かな。”
2013-06-07 02:07:08抗生物質の効果は、限られた栄養を自分と子孫で独占できる、とゆーので間違いなさそう。耐性を持たない他の菌を妨害しといて、その隙に自分がどんどん増殖しちゃおうって戦略ね。 では、その抗生物質自体はどこから生まれたのか?とゆー問題。偶然そんな物資を作る遺伝子ができたのかな?
2013-06-07 02:01:48ちらほらと問題の本質に気がつきはじめた人たち。
@bio_tan ねーねー そういう抗生物質をたまたま遺伝子の変異で持つような 個体がいて それが居残って増えたって感じなのかな。それだけじゃなくて大腸菌のように 遺伝子を一部取り込んでみーんな耐性を持つようになったってこともあるよねぇ
2013-06-07 01:51:45@bio_tan どこからつくったの?って言われるとむずかしー たぶん意図的?に作ろうとしないと耐性菌とかも理屈にあわないだろうし。 たまたまそういう菌がいたっていうのはあくまで可能性のひとつだよねー。
2013-06-07 02:28:49@s12b051 たまたまもってた個体が生き残るってのはまぁあるかもしれない。耐性の話とはまた別だよねぇ。 自分でも混乱してきたぞー笑
2013-06-07 02:25:46菌の世代時間って人間に比べてメチャクチャ短いから,遺伝子の変異やら欠落やらも起こりやすくなるわね.
2013-06-07 02:38:35@sobatya_2i2i そうそう。もともとあった遺伝子の不活化みたいな変異ならそれで説明がつく。でも耐性菌てなんなのさ。 知らない毒食らってんのに、いつの間にか解毒する遺伝子とかつくれるて不思議じゃない?数塩基の変異でたまたま獲得できるもんなのかと。
2013-06-07 02:58:23ペニシリンのようなβ-ラクタム抗生物質は細胞壁を持つ菌の細胞壁合成を邪魔することで増殖を阻害するらしいよ.これらは,奴らを根絶やしにするのではなくあくまで増殖を抑制するだけだから,抗生物質を分解できる個体がいたらそのうち普通に増え始めるらしい.
2013-06-07 02:14:57