「暴力と人間」要約

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がわきた @kitagayumu

ポール・トゥルニエ「暴力と人間」を読んで俺が印象に残った前半部分の要約をしていきます

2013-06-09 12:47:58
がわきた @kitagayumu

キリスト教の考えで「罪を認める」というものがある。罪とは原罪のことである。では原罪とは何か。

2013-06-09 12:48:44
がわきた @kitagayumu

精神医学の世界では人間は生きる本能と共に死や暴力の本能も生まれつき持っていると言われている。(もちろん他の説もあるだろうが)

2013-06-09 12:49:26
がわきた @kitagayumu

しかし僕は暴力を振るう可能性が全くない人間は存在しないと思う。ほとんどの人間がその規模は違えど暴力を振るった経験があるだろう。

2013-06-09 12:50:11
がわきた @kitagayumu

さっき言っていた「原罪」とは、その人間は必ず暴力を振るってしまう可能性がある、ということである。「罪を認める」とは自分が暴力を振るう人間であると認めることである。

2013-06-09 12:51:27
がわきた @kitagayumu

自分が暴力的でない人間だと思う人が振るう暴力はその人にとって「正義」である。「正義」だと思い続けて振るい続ける暴力は止まることがなくエスカレートし続けるだろう。

2013-06-09 12:53:04
がわきた @kitagayumu

しかし自分が暴力的な人間だと知っていると、人を殴った時それが暴力だと気づくことができる。もちろんそれで100%暴力のエスカレートが止まるわけではないが。

2013-06-09 12:54:02
がわきた @kitagayumu

そんで俺が暴力映画が好きなのは暴力を暴力として描いているからである。暴力を正義として描いている映画はある意味怖い。(ダイ・ハードとか好きだけどさあ)

2013-06-09 12:55:22