わいたんべ(y_tambe)さんは「ワクチンは本当に難しい」と5回言った
子宮頸癌は癌の中でも稀な、ワクチンで予防できる癌なのは確かで、また発症年齢も低いから、もちろん減らせるなら減らすに越したことはないのだけど、費用対効果は考えないとなあ。
2013-06-15 03:08:11@ALC_V @nennpa 基本HPVワクチンは多価ワクチンなので、複数の型を対象に「混ぜて」作ってる。海外のは、海外の流行状況に合わせて混ぜてるもの。それぞれの型と別の型との交差免疫は、最初からあまり「期待」しない作り(続
2013-06-15 03:13:37@ALC_V @nennpa 承前)日本には日本で複数の流行型があって、海外と共通する型が含まれてるけど、その割合が違う。なので、海外と同等までの予防効果は得られないんじゃないかという予測もある。けどまぁ、その割合の違いの調査も、結局は疫学での抜き取りだから…的なところもあり(続
2013-06-15 03:15:58@ALC_V @nennpa 承前)ひょっとしたら、その低い見積もりよりは多めの効果になるんじゃないかとか、とにかく予測が難しい。あとまぁこの手の流行型は年が経つと変わっていく可能性もあって、ひょっとしたら日本でも欧米と同じような流行パターンに変わりそうなったら独自開発は無駄に。
2013-06-15 03:19:05少なくとも、既存の子宮頸癌ワクチンの実績から、おそらく流行型を分析してそれにフィットするワクチンを投入できれば、かなりの予防効果が期待できる。特に、女児への接種の効果は確実で、おそらく将来的に考えれば、副反応のリスクを大きく上回る。現行のでも、女児接種なら釣り合うだろう。
2013-06-15 03:26:12CDCはHPVワクチンの男児接種を推奨してるけど、現行ワクチンがアメリカの流行型に合ってるから、という部分は無視できんよね。ワクチンに関しては何でもCDC基準でいい、ってわけにはいかん。結核の多い日本ではBCG止めるわけにゃいかんわけで。
2013-06-15 03:39:35正直、マスコミや政治家、市民活動家とかがぐだぐだ横槍入れずに、感染研に十分な予算回して一任した方がよっぽどうまくいくんじゃ?とは思わなくもない。でもまぁ、それもやってみにゃわからんという。
2013-06-15 03:42:38穿った見方というか陰謀論。HPVワクチンの男児接種がWHOにエビデンス不足と言われてるのは衆知の通り。ではエビデンスを増やすため、企業ならどうしたいか? いくつかの国での大規模調査結果が欲しいはず。…ただその企業の思惑を利用して、安価提供を見返りの交渉ができれば国益には沿うかも
2013-06-15 06:25:48