糖尿病の薬が神経難病の薬となるか?

糖尿病薬Exenatide(商品名:バイエッタ)を使ったパーキンソン病のヒト臨床研究(小規模)で症状の悪化を防止し若干の改善が見られたという論文が Journal of Clinical Investigation 誌に報告されました。 動物実験では以前から知られていた効果ですが、このように既に認可されている医薬品を他の難病の治療に使うという動物実験・臨床試験はいま盛んに行われています。 研究開発資源の有効活用という面もありますが、実際に患者さんに使用できるまでの期間が短いことが何よりの利点です。 後半に糖尿病治療薬としての位置づけについてのツイートがあります。
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s_matashiro @glasscatfish

GLP-1 agonist のペプチド製剤 Exenatide(商品名:バイエッタ) で人のパーキンソン症状改善の論文がJCIに http://t.co/7gxpfPKk5v でも、これは皮下注一日2回なのか https://t.co/z2vDy7GWTT

2013-06-13 11:55:44
宇津 貴史 /Utsu, Takashi @Office_j

【GLP-1受容体刺激薬エクセナチド——、パーキンソン病進展抑制の可能性。45例無作為化単盲検 1年間追跡】 JCI http://t.co/15OVpozx6R

2013-05-21 08:17:10
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish 週一回の徐放性剤もできているらしいけど、このパーキンソンの試験で使ったのは一日2回のこんなタイプ。 http://t.co/RNSkeVBuA4

2013-06-13 16:10:39
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish Exenatide は注射製剤だけど、1日2回の製剤(10ug)より、週一回の製剤(2mg)の方が効果があったという Lancet 論文http://t.co/NME4hfW4j0 へ~え!ま、そういう風に製剤を作ったんだろうな。

2013-06-15 17:19:48
hidesan @waverider_hide

インクレチン系の体重減少効果に期待ですね。 ビデュリオン:週1回投与のGLP-1受容体作動薬 http://t.co/YMbqt24E #NMonl

2012-05-05 23:22:47
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish GLP-1 が神経保護作用を持つという根拠となった動物実験の総説(無料文献) http://t.co/4fByphscR8

2013-06-13 16:12:28

GLP-1 は人が持つホルモンですが、よく似た構造で注射しても分解されにくい Excendin-4 が医薬品として使われています。

s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish Exenatide の元になったアメリカドクトカゲのペプチドExcendin-4とGLP-1の説明 http://t.co/RNQtVz2ab9 このトカゲは年に数回だけ食事。その時膵臓を復活させる作用? http://t.co/xmmqq4Lgcb

2013-06-13 19:19:27
リンク t.co 毒トカゲから糖尿病薬! 糖尿病は人生のトラブルです。正しい知識で問題解決(ソリューション)を。一つの病名のもとで、各自別々の問題を抱えているのです。
s_matashiro @glasscatfish

体の中ではすぐ分解されてしまうGLP-1がどうして糖尿病薬になったか?面白い発見物語 |だれが毒トカゲ(Gila monster)の口の中に手を突っ込んだか? 新糖尿病薬「バイエッタ」物語(Byetta, exenatide) http://t.co/b6fU9YruKs

2013-06-16 09:18:47
chvostek @chvo30

GLP-1アゴニスト:エキセナチドすごい。 アメリカドクトカゲの唾液から抽出した成分で、ヒトGLP-1と似た構造だが、DPP4が働く部分のAlaがGlyの為約4時間分解が遅れる。 因みに同アゴニストリラグルチドアルブミンと親和性がある事で分解遅らせてるそうな。

2013-05-28 00:29:54
リンク t.co だれが毒トカゲの口の中に手を突っ込んだか?新糖尿病薬「バイエッタ」物語 糖尿病は人生のトラブルです。正しい知識で問題解決(ソリューション)を。一つの病名のもとで、各自別々の問題を抱えているのです。
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish GLP-1 様のペプチド医薬品Liraglutide (ノボ・ノルディスク・ファーマ: ビクトーザ)がマウスアルツハイマー病モデルAPPswe/PS1ΔE9に効果あったという論文。この分野の一流紙。 http://t.co/7kVMGLl1Kp

2013-06-15 17:11:54
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish GLP-1 やアゴニストの Exendin-4 がラット梗塞モデルやマウスパーキンソン病モデルに効果があったというPNAS論文。 http://t.co/nLvaTIunfx

2013-06-15 17:16:56
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish DPPIV 阻害剤の神経保護作用を最初に報告したのはこの論文か? Guilford Pharmaceuticals ってネオコンの大物と関係が深かった気がするぞ http://t.co/O0FD1UoDAg #springerlink

2013-06-14 15:17:11

元国防長官のラムズフェルドが大株主だった時期がある、という程度の話です。そのため補助金申請が有利だったとか何とかいう報道を見た、という記憶(ちょっとあいまい)。

GLP-1 を体内で分解しているのは DPP-IV というプロテアーゼなので、この酵素を阻害する薬はGLP-1の濃度を高く維持する効果があります。この効果を利用して糖尿病の薬として使われています。

chvostek @chvo30

●インクレチン 血糖上昇時にインスリン分泌促進、グルカゴン分泌抑制させる。GLP-1、GIPが知られる。低血糖のリスクが少ないDPP4により直ちに不活化されちゃうのが悩みの種。 ○インクレチンを追加 ○インクレチン分解を阻害 の2通りの方法

2013-05-28 00:12:29
hidesan @waverider_hide

現在大人気のDPP-4阻害薬ですが、万能ではないんですね。GLP-1受容体作動薬の体重減少効果が興味ありますね。 「DPP-4阻害薬の血糖降下作用に優位性認められず」 http://t.co/MwPQS32D #NMonl

2012-04-04 09:29:16

待望の糖尿病新薬! 『ジャヌビア』登場
>2型糖尿病の高血糖をもたらす要因を復習しながら、これまでの薬と新薬『ジャヌビア』の役割について。
http://allabout.co.jp/gm/gc/302364/

s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish マイケル・J・フォックス財団が資金提供して、ファイザー等のDPP-4 阻害剤をパーキンソン病の前臨床試験を行う計画 2012年 https://t.co/DaKdgVoE63

2013-06-14 14:58:34
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish マイケル・J・フォックス財団はパーキンソン病の研究に積極的に資金提供を行なっている。  https://t.co/fydDbgbDnd http://t.co/sMTYnAnWDB

2013-06-15 17:50:04
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