「子午線vol.1」感想まとめ

「子午線 原理・形態・批評」vol.1の感想をまとめました!!! 古賀忠昭遺稿拾遺への感想は別にしております。 http://togetter.com/li/519241 購入はこちらから!→http://shigosen2011.web.fc2.com/store.html 「子午線 原理・形態・批評」創刊号 インタビュー松本潤一郎 続きを読む
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山田亮太(TOLTA) @yamadaryouta

『子午線 原理・形態・批評』創刊号を紀伊国屋s新宿本店で購入。菊井崇史さんの長篇詩や古賀忠昭遺稿拾遺(解題:稲川方人)などが掲載されている。松本潤一郎氏へのインタビューのあとに栗山括弧の詩がくる並びが良い。

2013-05-28 15:16:22
ぼたもち @kbtyskvit

僕はひねくれ者なのでこのタイミングでツイートしますが『子午線』は長濱さんのブレヒトを主軸にした論文が個人的には面白かったです。むろん古賀さんの詩は素晴らしいと思いますが

2013-04-30 22:34:13
TakashiKojima @ttakashikojima

で、「子午線 原理・形態・批評」を購入。ツェランからタイトルを持ってきている時点でもう好き。巻頭の松本潤一郎氏インタビューしか読んでないけど黒田喜夫にも言及されたりかなりおもしろい。ゆっくり読みます。http://t.co/b3HIZM00sj

2013-04-29 21:44:38
爪切り @fjmt033

子午線来てた。見るからに気合入ってるな。

2013-04-05 22:29:15
hosh @hosh_

「子午線」創刊号、松本潤一郎インタビュー「ショートピース/ロングホープ」読了。ドゥルーズ/ガタリの解釈を巡る議論、稲川方人『彼方へのサボタージュ』『反感装置』を契機としての現代詩の読みへの言及、様々なテクストを巡っての書き手と状況論との関わり、など読み応えがあった。

2013-03-31 20:32:30
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

「遊歩する情動」が残念なのは、「アイヌ」についての考察を脇に起きながら、向井豊昭の「大逆事件」理解の浅薄さを指摘している点だろう。「怪道をゆく」で語られるクナシリ•メナシの戦いは、世界史的に見ても「大逆」の文脈で理解できるはず。三好文夫『人間同士に候えば』を読んでみてほしい。

2013-03-25 20:25:34
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

向井豊昭「あゝうつくしや」とゴダール(おそらく『新ドイツ零年』)を並べた分析については、どこかできちんと論じておく必要性を感じています。

2013-03-25 19:32:54
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

「遊歩する情動」は、深く思弁を働かせた痕跡がある。テクストの内在的論理へ書き手の五感をシンクロさせようとしている。詩人・向井夷希微その人が蘇る「あゝうつくしや」のラスト、何度読んでも言葉を失うが、この場面は五感を働かせ、ゴダールを観るように読む必要がある。それをわかっている。

2013-03-25 19:28:07
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

それゆえ「遊歩する情動」の姿勢、本質的にパフォーマティヴな批評でありながら、あたかも向井豊昭を論じることが、何も特殊な行為ではないと言うがごとき佇まいを崩さないのには意義がある。「子午線」には非常に鋭い橋下徹論も含まれているが、それと並べられた時にこの姿勢は威力を発揮する。

2013-03-25 19:09:55
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

もっとも、今なぜ向井豊昭かという「問い」の意義を共有する文脈が、現代には致命的なまでに欠けている。自分への反省も込めて言えば、向井豊昭の作品を特定の「クラスタ」へ向けて「ジャンル」のコードで面白いよと言うことには欺瞞がある。そうした枠組みへの批判意識を読み手に育てる作品だからだ。

2013-03-25 19:06:17
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

東浩紀等の「ゼロ年代批評」は、自分たちこそが「最新」だと喧伝するマッチポンプであったが、その実は趣味判断を世俗化し歴史性を捨象するというもの。その延長で憲法を扱おうとは片腹痛いと言うほかない。「遊歩する情動」はその部分を的確に突いているが、それゆえに批評の射程が短くもなっている。

2013-03-25 19:02:55
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

「遊歩する情動」は後期・向井作品を、批評的なモードに接続させる意欲作。「大逆事件」についての考察が深甚。一方で、若干の腰の弱さも感じた。「遊歩」の概念はベンヤミンに由来するが、向井のベンヤミン批判がふまえられていないので「ゼロ年代批評」の持つ短絡性への批判が図式的に見える。

2013-03-25 18:55:13
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

何度かレビューしている「子午線 原理・形態・批評」(http://t.co/uQQa5q1gDN)について。栗山括弧と日吉千咲の詩については、面白みを感じなかった。また、特筆すべきは綿野恵太「遊歩する情動 向井豊昭と短歌」。主に「早稲田文学」に発表された後期作を論じた意欲作。

2013-03-25 18:49:42
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

作業の傍ら、少しずつ読み進めている『子午線 原理・形態・批評』という雑誌、詩人・古賀忠昭の遺稿「金愛花日記」に絶句する。この詩と橋下徹論のためだけにでも、購入する価値があります。http://t.co/uQQa5q1gDN

2013-03-12 15:30:33
ぼたもち @kbtyskvit

子午線のマツジュンインタビューの他の批評家へのdis部分だけ引用したいくらい面白いです

2013-03-08 17:00:58
hosh @hosh_

『子午線』創刊号を読み始める。まず栗山括弧くんの4つの文章を読んだ。普段、現代詩手帖に載っている詩は、選者の選考を経た上での、完成度と軽やかな密度と速度感を備えたものだけれど、ここに載った「夜の街の処方箋」のような、力を抜いた散文が発表されたのは初めてではないかな・・

2013-03-04 01:47:29
佐々木敦 @sasakiatsushi

新雑誌「子午線」をご恵投戴いた。サブタイトルに「原理・形態・批評」とある。冒頭の松本潤一郎への長いインタビュー、巻末に置かれた稲川方人選解題による古賀忠昭の遺稿拾遺、そして同人諸氏他による詩と批評文、いずれも非常に力が篭っていて、ついつい読み耽ってしまった。ありがとうございます。

2013-03-03 14:54:46
岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

「子午線」は、レイアウトや装丁が大変美しいのですが、何よりも感じいったのは、硬質なコンセプトです。最悪の意味での「サブカルチャー評論」が「ゼロ年代」の批評を席巻したとの言説が流通していますが、そのような状況に与せず、批評の強度を恢復させる野心を感じます。この冒険に敬服いたします。

2013-03-02 23:48:01
ぼたもち @kbtyskvit

『子午線』の松本潤一郎インタビュー非常に面白いです。

2013-02-24 03:58:06