佐藤竜雄監督の「機動戦艦ナデシコ」回想
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T_Katuragi
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seitenhyohyoを漢字五文字で表すと…【 死 亡 説 流 布 】 http://shindanmaker.com/50073 ナデシコの頃から言われてるなー。干されて死んだとか業界抹殺されたとか(笑)
2010-09-20 00:45:46
TVのナデシコの頃は「続編見たい」という人は皆無で、むしろ「こんなアニメは許されない!」「佐藤は魂を売った!」という声の方が多かったですよ。エヴァの後だしね。エヴァで乗り越えたモノをナデシコは台無しにした、という事を言われたものさ。
2010-09-20 00:56:13
当時だとガイナのような仕切りじゃないとメディアミックスのゴリ押しの作品は「メーカー主導」「現場はやらされているだけ」というイメージが強くてナデシコはTV当初は現場のウケも悪かったですよ。スケジュール悪い上に今までと違うシロモノだし。
2010-09-20 01:01:11
よくナデシコをエヴァの延長で作られたモノという人がいるけど、実際はエヴァで増えて切り捨てられたライトなアニメファン達の受け皿として企画されたもの。「庵野はああ言うけど可哀想じゃねえか、折角アニメが好きになったのに」大月さんのバランス感覚はタヌキで絶妙で優しかった。悪党だけど(笑)
2010-09-20 01:07:32
TV当時は女性スタッフや関係者から「女性を蔑ろにしている」と、ヒロインを初めとした女性キャラに対しての不満が多かった。確かにね、ああいうホンの内容で型どおりのキャラ造形をしたらいけなかったんだ。でも、当時はキャラ描写はどうしても紋切り型に成らざるを得なかった。
2010-09-20 01:15:13
大月さんが悪党というのは、庵野さんに対して「その気持ちをアニメファンにぶつけろ、それがアンタの誠実だ」と言っている一方でオレにナデシコの企画を振るという、矛盾していながらも全体としては、バランスが取れている采配ぶり。金儲けを度外視したトコロに最終的な利益を求める人だった。
2010-09-20 01:24:13
ちなみに大月さんは完成したナデシコ1話の白箱をわざわざ庵野さんのところに持って行って見せたという。「あいつ、すごい嫌な顔してたよ。それぐらいイイ出来だということだよ」涼しく笑う大月さんだったがオレは蒼ざめた(笑)
2010-09-20 01:29:35
そういうことは、よくする((笑)RT @seitenhyohyo ちなみに大月さんは完成したナデシコ1話の白箱をわざわざ庵野さんのところに持って行って見せたという。「あいつ、すごい嫌な顔してたよ。それぐらいイイ出来だということだよ」涼しく笑う大月さんだったがオレは蒼ざめた(笑)
2010-09-20 01:38:27
そうそう、女性キャラの紋切り型について。ユリカは今ならばもう少し奥行きのあるキャラとして描けたかもしれない。当時は演出側がホンの偽悪的な挑発に気づかず、「ただのバカ」としてしか理解していなかった。そんな人も結構いたしそういう人を導けなかったオレの力不足が歯がゆかった。
2010-09-20 01:37:18
放送当時はナデシコを評して「女を知らない連中が作ったアニメ」と面と向かって女性から言われたけれど、今はむしろ、女性から「ユリカ可愛い」と言われたりする。世の流れは不思議なもの。
2010-09-20 01:44:00
今、ナデシコに関していい事も悪い事も含めアレコレ述べている人は劇場版以前の、TV放映時のあの、微妙な空気を全く知らない。TVを見ていた人も劇場版を経て、そうした時期はある意味忘れている。それを思うと劇場版を作った意義というものをあらためて実感する。
2010-09-20 01:50:33
TVのユリカが可愛いと思えるのは後藤圭二さんのデザインもさる事ながら、桑島法子さんの芝居のおかげだった。ある意味、悪意に満ちたユリカ像を彼女が浄化してくれたというか。ただのバカじゃない、天真爛漫な無邪気さを持った女性としてくわしまwさんは演じてくれた。
2010-09-20 01:58:36
@seitenhyohyo ナデシコがなかったら今の自分はなかったと思うので作ってくださって本当にありがとうございました。あの作品に『ハマった』という感覚からたくさんの事を学びました。
2010-09-20 01:48:13
TV版ではアキトはゴタゴタにまみれたゲキ・ガンガーをいったんは否定したけれど、自分の感じた思いを信じて「受け入れた」。そういうフトコロの深い作品を作りたいですね、これからも。
2010-09-20 10:07:41