#往来新人 「短歌往来」今月の新人欄を読む・第一回
- hikaritoshigo
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3.北辰の赤星いだき螺旋時計巻き続けゐし時計屋ありき 「巻き続けていた時計屋があった」って現代語でもやや不自然だけど、そこに目をつむれば、初句がいいなと思って。時計屋の看板が星の家紋になっているとも読めるし、実際に星空の下でネジを巻いているとも読める辺りが好き。#往来新人 .
2013-06-18 16:24:40僕は三首目は良くないと思う。「北辰の赤星」「螺旋時計」の道具立てが効きすぎていて他の歌の中で浮いている気がして。少なくともあんまりリアリティは感じない。 #往来新人 .
2013-06-18 16:21:50もちろん前者の読みがメイン。後者はかすかにイメージとして浮かぶというレベル。実際には見えないが屋根の上にあるであろう星を意識しつつ、という意味で「いだき」を読んだ。 #往来新人
2013-06-18 16:34:28「螺旋」は実際、僕も読みに一瞬迷ったけど、「ねじ」でしょう。「らせん」では字数もおかしいし。「螺旋」「螺子」「捩子」「捻子」、全部ネジだよね。 #往来新人
2013-06-18 16:42:19四首目は三句目以降のリズムの良さ、特に四句目の助詞抜きが効いていますね。実際十条にある神社らしいんだけど、連作の中では唐突に見える。 #往来新人
2013-06-18 16:48:08五首目は千種さんの言うとおり語感の面白さですね。で、さっきも言ったけど四首目の神社と五首目の読経が目立って、五首全体のバランスが悪くなっているように見える。歌そのものは良くも悪くもないと思うのだけれど。 #往来新人 .
2013-06-18 16:51:03連作のバランスが悪いのは認めざるを得ない。お富士さんってそういう女性かと思ってた。お菊さんとかお藤さんとかの類の。それにしても、この調子で50首やられたら大変だろうな… そろそろまとめますか。#往来新人 .
2013-06-18 16:57:08十条にある富士神社の、正確には縁日のことを言うのかな?僕も行ったことは無いですが。 http://t.co/09jFymAZi8 #往来新人
2013-06-18 17:03:02やっぱり名詞から歌が立ちあがっていると思うんだけど、結果的に一番よく読めるのが、作者自身の名前だったということでしょうか。 #往来新人
2013-06-18 17:12:18確かにいろいろ言ってきたけど、そもそも連作意識がないのかも。一方で、Google先生がいなかったらこの連作、ほぼ読めなくなる気がする… 東京に住んでないと「十条」わからないし、仏教徒でも5首目音読はほぼ不可能でしょう。みなとみらいがぎりぎりかな。#往来新人
2013-06-18 17:09:05ただ、軽めの青春詠を出す人が多いこの欄にあって服部さんの硬質な感じは、注目する価値があると思いました。ではこのあたりで締めますか。#往来新人 .
2013-06-18 17:11:27※※※※
ザクッ!ザクッ!ザクッ! 死の渇望をみなぎらせて、蛮刀(マチエテ)を人間の肉体へ斬りこむ音がきこえ、それからホセの異様な声がきこえた。 「ゆるしてくれ!―ゆるしてくれ!」 倒れながら叫んで、ホセは殺されていた。 (D・H・ロレンス『羽毛ある蛇』) #蛇つ鳥
2013-06-18 17:32:17#往来新人 http://t.co/CG412yogUP @hasnan_mhd ケツァコトルのことに思い及んでなのならば、南国への飛躍もそれほど遠いものではない、ように思う。
2013-06-18 17:45:41服部サイドから言わせていただければ、「hattori」を「jattori」と打ち間違えたことはないっすね……何せ自分の名前ですからね お疲れなんでしょうかね
2013-06-18 15:42:57