まどかマギカの感想など
- kusaihetima
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まどかマギカって全然見たことないんだけど、とりあえず筋書きが気になっていたのでいろいろ検索して見てみた。我々大きなお友達が望むプリキュアの最極右はこれなんだろうな。
2013-06-10 16:26:53でも聖書に出てくる神も「子供殺せ」「は?」「子供殺せ、ワイはマジや」「なんと…仕方ない、堪忍やで息「ウソウソお前の信仰心を試してみたんじゃあーガッハッハー」「」みたいな人でなしエピソード満載なので人外魔境の住人との契約なんて悪魔も天使も変わらないのかもしれないな。
2013-06-10 22:44:11文学界での鬱展開といえば個人的には田山花袋のような私小説系の自然派が浮かぶ。基本的にオタク向けコンテンツはこういう自然派の影響を受けてるように思われるが考え過ぎか。でもやっぱり普通に読んで面白いのは起承転結があってカタルシスのある漱石みたいな高踏派であり、ハリウッド映画なんだよ。
2013-06-11 05:20:41自然派が文学界に残した「山なしオチなし意味なしの肯定」という姿勢は、コンテンツ産業にあまり良い影響を与えてないと思う。どうせ見るなら面白いものがいい。じゃあ面白いって何だ?起承転結、カタルシス、根底にテーマがあるかどうか、つまり「山ありオチあり意味あり」である。
2013-06-11 05:25:18ただ、戦後の特撮やアニメが抱える特有の闇は、そういう文学の系譜とは関係がない。ゴジラにしろ、宇宙戦艦ヤマトにしろ、全部戦争と敗戦のショックに対するリアクションである。ああいうものが作る側にとっても見る側にとっても、凄惨な体験を消化するために必要な時代だったんじゃないか。
2013-06-11 05:40:27その闇が希釈されて現代のオタク向けコンテンツの薄暗さにまで連なっているとはちょっと考えにくい。個人的には戦争の影響が見られるのは初代ガンダム、昭和のライダーとウルトラマンあたりまでと思っている。
2013-06-11 05:44:56Zガンダムは初代ガンダムのすぐ後の作品であるにも関わらず作画もノリも全く異なる。やっぱりあのあたりにラインがあるんだと思う。
2013-06-11 05:48:15数日後
まどマギの宇宙のルールの話、ニュートンとかで特集される「4つの力の話」を彷彿とさせる。 http://t.co/0slEYCx0LN このうちのどれか一つでも強過ぎたり弱過ぎたりすると、我々の宇宙そのものが成立しなくなる、という話。
2013-06-21 01:03:10引力が弱い世界ではチリが集まることが出来ず、岩石惑星を形作れないので、まず地球型惑星は誕生しない。ガス惑星でも密度が低くなるため十分なエネルギーが生まれず、ぼんやりと光るガスの集まりがあるだけという宇宙になる。
2013-06-21 01:06:02マドマギはその辺を引用してるんだろうけど、人類に依存しつつ一歩高い位置にいる生命の存在とか視点の切り口は寄生獣にも通じるものがある。最終的にいろんな要素のごった煮からこぼれ出た真っ黒な煮汁がマドマギになった、という感じか。
2013-06-21 01:11:14前にも書いたが、プリキュアが陽だとすると隠はマドマギであろう。我々大きなお友達が潜在的に望むプリキュアのもう一つの姿と言える。
2013-06-21 01:14:38宇宙論の引用やコラージュによる魔女の表現など、元ネタだけ見ると大人でなければわからない要素が満載である。普段女児向け礼賛をしつつも、やはり自分たちのために作ってあるものが見たい……という潜在的欲求が、マドマギをヒットさせた原動力と言っていいのではないか。
2013-06-21 01:19:19まどかマギカのキャラクターで一番造形がしっかりしてたのがさやかだった。強がってるが実際は脆く子供から脱しきれない女の子、こういう子いるいる。次いでほむら、まどか、といったところか。マミさんとか杏子とかはテンプレートキャラクターといった感じで設定にもセリフにも深みが感じられない。
2013-06-21 11:20:32さやか意外は露骨に「男が作ってるな」という感じがして、見ていてその辺は辛かった。特にまどか母、ありゃなんだ。バリキャリのワーキングウーマンを描きたかったのかもしれないが、実際の彼女たちをもっと観察して作って欲しかった。
2013-06-21 11:24:42本筋が面白いだけに、そういう細かいところで気を削がれてしまったのが残念といえば残念だった。ともあれアニメ史に残る作品であることは間違いないな。
2013-06-21 11:27:06