RPGにおける映像演出の変遷について(ゼノシリーズを中心に)
その後、高橋氏は更迭――全六部作だったゼノサーガは新たなスタッフの下三部作に改変を余儀なくされる ゼノサーガはFF13に七年も先んじて一本道のクソゲーという汚名を課せられてしまったのです
2013-06-22 22:12:45高橋氏の更迭に関しては憶測の域を出ないためここではフォローしませんが、個人的にEP2やEP3のスタッフさんキャストさんに非があるとは思っていません
2013-06-22 22:12:57ゼノサーガからゼノブレイドへ
月日は流れ――2007年4月27日 バンダイナムコゲームスは保有するモノリスソフトの株式1920株を任天堂に譲渡することを発表 モノリスは任天堂の子会社になります(バンナムが保有していた残りの株式400株も後に任天堂が保有し、現在は96.67%が任天堂の保有する株式になっている)
2013-06-22 22:13:24ここまで話して、ようやく「映像演出とRPGのような思考ゲームを両立させるのは難しい」という話の主旨を把握していただけたと思います ハイスペックマシンでの挫折がゼノブレイドに繋がっているのです
2013-06-22 22:14:04ゼノブレイドには幾つもの可能性があったと思います その中でも特筆すべきなのがカットシーンなのです ゼノサーガのカットシーンと比べてもらえば歴然と思いますが、キャラクターの芝居が圧倒的によくなっています
2013-06-22 22:15:20よくなっているのは芝居だけではありません カットシーン一つ一つの構成に無駄がない 演出がプレイの邪魔にならないよう、絶妙なバランスで成り立っています
2013-06-22 22:15:54映像演出に劣るとされていたWiiにおいてさえ、ここまで完成度の高い映像演出を実現したスキルはHD機においても必ず役に立ちます ゼノサーガやFF13の失敗を無駄にしないためにも、培った経験を活かしてさらなるブレイクスルーに挑んでもらいたい それが私の願いです
2013-06-22 22:17:22ごちゃごちゃツイートしてみたけど、結局は当事者である開発者の発言が一番説得力あると思う ネットには無料で閲覧できるインタビューも多々ありますから、興味を持った人は先ずは社長が訊く辺りから読んでみるといいよ
2013-06-22 22:23:29