6.26 [ゲンロンスクール]藤村龍至「建築2.0 建築からアーキテクチャへ」第2回 実況まとめ

6月26日(水)に行われた、 [ゲンロンスクール]藤村龍至「建築2.0 建築からアーキテクチャへ」第2回の実況ツイートをまとめました! 前半・後半に分かれた本講義、どちらも大変濃密な講義となっております!!
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siskw @siskw

家の家、特徴的な設備集約スペース。水回りや空調のダクト系を一箇所に集めて処理をする。次に平面。隣に連続して建てられているハウスメーカーの住宅と比較して少し小さめの正方形。そのことにより周りと形が揃わずに、少し囲まれた外部空間を作り出すことができる。 #genroncafe

2013-06-26 19:24:41
siskw @siskw

他にもいろいろ説明があったのですがまとめると、「周辺の住宅と同じような構造、素材を用いながらも、それらが前提としている制度を少しずつ解体した、少しだけ自由な建築」といえる(のだと思う)。 #genroncafe

2013-06-26 19:26:59
コミュニティカフェ からをと @karawoto

周辺の郊外住宅と同じ素材を使って、でもどこか違うように見える。 #genroncafe

2013-06-26 19:26:13
つきひざ🐐 @northmount836

これこそレジュメとかで可視化してほしい感じではある(権利関係かな) #genroncafe

2013-06-26 19:27:19
たけくら @tachesan

では、設計方法について。歴史的なおさらい。1960年代から設計方法論が議論されるようになった。設計方法論とは何か。職人がいて、指示通りに出来上がるという素朴な考え方から、複雑な人工物をどう設計するかと、分化された職能をまとめあげる方法論の研究が発生する。 #genroncafe

2013-06-26 19:26:35
たけくら @tachesan

J・C・ジョーンズのデザインの手法。詳細に体系化。対して、C・アレグザンダーのインパクトは大きい。ヤカンの要求など、階層化したダイアグラム。形とコンテクストの関係の3段階からデザイナーとは何かを定義。 #genroncafe

2013-06-26 19:28:11
yusuke ninox @y_ninox

60年代に設計プロセスの議論がさかんに行われるようになった。「デザインの手法」J・C・ジョーンズ、C・アレグサンダー。複雑な人工物をどのようにデザインするか。不透明なプロセスはコンテクストと形を一対一の対応で考えられている。 #genroncafe

2013-06-26 19:30:02
たけくら @tachesan

1、無自覚な状況(職人)。何かある「形」と「コンテクスト」を「現実の世界」で、1対1で対応させる。2,自覚的な状況では「心の中の像」へと抽象化。 3、記号化の状況では「心の中の象の形」へ。「形の合成に関するノート」。 #genroncafe

2013-06-26 19:30:37
siskw @siskw

デザインの手法の研究。ひとり目はジョン.C.ジョーンズ。分化した研究や手法の統合。 #genroncafe

2013-06-26 19:31:01
siskw @siskw

ふたり目はクリストファー・アレクサンダー。形とコンテクストの状況の3段階。職人:コンテクストと形の対応。近代的なデザイナー:コンテクストを機能などに一段階分解する、透明なデザインプロセス:記号の抽象化のレベルを経由する。(図を見て欲しい…) #genroncafe

2013-06-26 19:31:21
siskw @siskw

三人目は磯崎新。1.クローズド・プランニング。欠損を内包し、そこを埋める。2.オープン・プランニング。均質な空間に間仕切り壁などを用いて、状況に対応できるようにする。3.プロセス・プランニング。時間的な推移を内包する。終わりがないのが終わり。 #genroncafe

2013-06-26 19:33:58
たけくら @tachesan

アレグザンダーを日本に紹介した磯崎新。熊本図書館の図書館設計。当時30代の磯崎は「プロセスプランニング論」を提唱。1クローズド・プランニング。2 オープンプランニング。3 プロセス プランニング。予算等の状況が変化しつつ設計を行わねばならない状況から考案。 #genroncafe

2013-06-26 19:33:07
たけくら @tachesan

時系列を内包した考え方であったが、実際の設計行為としてプランニングを捉えていたかまではあまり言及していない。このとき実作としては、設定されたルールをどの断面で切断するかをデザイナーの役割とした。完結しない「かのような」メタファーで構造物を設計。 #genroncafe

2013-06-26 19:34:20
コミュニティカフェ からをと @karawoto

続いてデザインの設計手法の話について。つまり、超線形設計プロセスについて。その理論的背景の話。 #genroncafe

2013-06-26 19:33:56
yusuke ninox @y_ninox

パルルではそうめんを食べながら聴講してます。#genroncafe

2013-06-26 19:35:35
yusuke ninox @y_ninox

透明なデザインはコンテクストを抽象的に考え、コンテクストを一度機能や形に置き換える。磯崎新クローズド・プランニング/オープン・プランニング/プロセス・プランニング。 #genroncafe

2013-06-26 19:35:59
siskw @siskw

磯崎の大分県立図書館。梁が途中で切れているような表現。実際の建築でも断面を見せる。変化に対応する方法論。建築はプロセスの断面。 #genroncafe

2013-06-26 19:35:45
たけくら @tachesan

磯崎によれば、プロセスプランニング論とは変化に対応する方法論。建築とは「プロセスの断面」、実際の建築でも断面を見せるものだとした。建築家が方法論を語るのは30代という印象。アレグザンダーはその後、パタン・ランゲージを展開。慣習的な空間を言葉・パターンに。 #genroncafe

2013-06-26 19:36:16
たけくら @tachesan

「申し分の無い天井高の分布」。なんでか、と言うのには応えられないが確かにあるのではないか。段階的な領域。オフィス、住宅の親密度の変化。それらを次々に言語化。出来事と形のセットをパタンとして、慣習的な要素に言葉を与えた。 #genroncafe

2013-06-26 19:37:43
siskw @siskw

次は再びアレクサンダー。パタン・ランゲージの提唱。分析できないが慣習的に存在する建築の部分を言語化、図像化する。出来事と形のセットをパタンとして取り出したと言える。ここが西海岸のコンピュータサイエンスと繋がり、ITが盛り上がっていく流れもある。 #genroncafe

2013-06-26 19:38:27
siskw @siskw

ここから1995以降の話に接続していく。90年代中頃は今の建築分野を振り返る意味でも面白い時期。SANAAの結成、CADの普及、箱の家シリーズの開始など。磯崎新は構造の佐々木先生と組んで、構造計算の入力を繰り返しながら形を決めるアルゴリズムを利用する。 #genroncafe

2013-06-26 19:41:45
たけくら @tachesan

アレグザンダーは建築界ではある時期まで大きく影響を与えたが、その後行き詰まり。近代化手法、機能主義、方法論、都市計画などが行き詰まり。他の分野も同じか。 #genroncafe

2013-06-26 19:38:42
たけくら @tachesan

現代、1995以後へ。建築・デザインで何が起こったか。SANAA結成、CAD普及、難波さんの箱の家、など現代の建築界の流れを作ったのでは。磯崎新のコンピュターアルゴリズムを多用した設計。複数の形式をひとつの建築の中に複合化させる。入力のトライ&エラー。 #genroncafe

2013-06-26 19:40:41
たけくら @tachesan

磯崎新の特徴は構造的な条件による最適化。美しさに基づくのではなく、コンピュターアルゴリズムにより計算の結果として導いていく。 #genroncafe

2013-06-26 19:41:33
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